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『人を殺す、という仕事』 大石圭 光文社文庫
僕のもとにある日届き始めた一通の手紙。そこに書かれた指示に従うことで、僕の人生は驚くほど順調だった。手紙のお陰で、今後も幸福な人生が続くと信じていた。それが「殺人」を命じるまでは。従わなかった結果───母が死んだ。次は妻や娘たちの番だというのだ。あどけない少女、臨月の妊婦……僕は次次と手を血に染めていく。邪悪で美しい、傑作「暗黒小説」!
先日読了した角川ホラー文庫の『呪怨 パンデミック』があくまでも個人的な感想としてものすごくつまらなかったため、そろそろ読むのをやめようかと思い始めていた大石圭氏。
悩んでいた矢先に新刊が発売され、せめてあと一冊はと購入したのがこの『人を殺す、という仕事』。
大石氏が光文社文庫からこれまでに出されている2作品は、『死人を恋う』も『水底から君を呼ぶ』も私にとってはどうにもピンと来ないお話(『水底から〜』は読んだんですが感想文、書いてません…)で、光文社から出されるものは合わないのかもな…なんてことを何となく思いながら読み始めたのですが。
これは面白かった。何だか久々に大石圭氏の小説を読んだって気分です、曖昧な印象なのですが。
全体的に雰囲気が『邪な囁き』(これも感想文、書いてません)っぽいのですが、こちらの方が好きですね。
こちらにはこどもが出て来るからでしょうか?
まあおかげで後半に鬱な展開がきてしまって、そこのところだけはかなり読むのが嫌だったんですが…。
それにしてもこれは、すさまじいまでのハッピーエンド、なのか?
ちゃんと30人超えてるし。
終わらせ方が、上手い。
次の作品も読んでみたいなと思いました。
ということで、期待して待ちたいと思います。
20070909
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