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『蠱猫 人工憑霊蠱猫01』 化野燐 講談社ノベルス

 妖怪を具現化する力を持つ妖怪図譜『本草霊恠図譜(ほんぞうれいかいずふ)』。この禁断の書を学園内の土蔵で発見した美袋(みなぎ)学園司書・小夜子に「有鬼派」と呼ばれる者達が次々と襲いかかる。本の力を使い、今在る世界を根底から覆そうとする「有鬼派」、凶悪な計画の全貌を知り、本を死守する小夜子。巨大学園都市を舞台に壮大な戦いが始まる!

 タイトルと表紙に惹かれてずっと前から気になっていた一冊。
 今回ようやく読む機会を得ましたが…率直な意見を述べるならば期待外れ…。

 小夜子さん視点で始まった物語が途中から白石くん視点に切り替わっちゃうのは、まあ良し、としても。
 あまりにも「この本には続きがありますよ、これ一冊ではこのお話は全然終わりませんよ、従って続きも読まなきゃわかりませんよ、だからこの巻にはいろんなことは詳しく書かずにおきますね!」的な書き方ではありませんか…? うん、つまり要するに、この本一冊で楽しませる気はなかったのかな、作者さんは…?
 それを裏づけるかのように、ようやく面白くなりかけたところで第一巻終了…なんだかなぁ…。

 妖怪を使役してバトルとかいう設定が個人的に好みなので続刊も読んでみたいとは思いますが、これもしかして完結してない? 刊行、止まってる…?

20080110

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