180


【夏休み特別企画】
上り続ける旅 (2005/08/17改訂)

 前回の調査で、東京から下り続けて最も多くの駅を通過する方法を探し出した。それでは、実際にこの旅を実行したらどうなるかを、机上旅してみよう。

 下り続けるというのも縁起が悪いので、逆に末端から上り続けてみたいと思う。

 まずは鹿児島に向かわなければならない。行きは時間を稼ぐためにも飛行機を使おう。飛行機と言えば「全日空」(特に意味は無いです)
 本日のフライトを見ると06:55羽田発で、到着が08:35が最も早い。
 念の為、6時までに到着するように考えると、朝05:09に最寄駅を出ると、羽田空港駅に5:50に到着できるようだ。これならば余裕で間に合う。
 鹿児島空港に到着すると、連絡バスが鹿児島中央駅まで出ている。08:50のバスに間に合うならば、09:45頃に到着し、鹿児島本線09:59に乗り、10:03に鹿児島駅に到着である。
 
項番
時 刻
手 段
移 動
1
05:25〜05:38 徒歩 自宅〜最寄駅(JR南武線武蔵中原)
2
05:40〜05:54 JR南武線 武蔵中原〜JR川崎
3
06:08〜06:22 京急本線特急 京急川崎〜羽田空港
4
06:55〜08:35 全日空619便鹿児島行き 東京国際空港〜鹿児島空港
5
08:50〜09:45 鹿児島空港連絡バス 鹿児島空港〜鹿児島中央
6
09:59〜10:03 JR鹿児島本線 鹿児島中央〜鹿児島
 
 さて、ようやく鹿児島駅に到着した。ここから長い旅が始まる。果たして何日で最後の上りに乗ることができるだろうか。

 一応ルールとして、駅を順番に上って進むわけだから、全部の駅を体感するためにも、特急などの優等列車は用いない。その区間が特急しか走っていない場合は仕方が無い。また、どうしても都合が悪い場合は、その都度考えることにしよう。特急でも、その区間の目的とする駅に全部停車する場合は、当然のことながら利用するのは構わないとする。その日の終電が無くなったところで宿泊し、翌日の朝から開始する。また、非常識な設定は行わない。(例えば、連日、終電まで乗って翌日朝一番列車に乗り、毎日睡眠時間が2、3時間しか無いような)

 それでは、さっそく日豊本線に乗り込むとしよう。今乗って来た列車が、そのまま日豊本線に乗り入れているのだが、せっかくだから鹿児島駅で下車しよう。記念写真も撮りたい。ここは落ち着いて次の列車を待つことにする。
 比較的すぐに列車はやってくる。10:35発の都城行きである。しかし、ちょっと待った。
 この列車は、各駅停車の癖に、次の竜ヶ水駅を通過してしまう。危ない、乗るところであった。落ち着いて、次の列車を待つ。次は特急なので無視して、ようやく11:05発の国分行きがやってきた。1時間のロスだが大したことはなかろう。おかげで駅前をぶらつくこともできた。と言っても何も無いのだが。
 7駅上って隼人駅に到着する。11:38着。肥薩線ホームに移り列車を待つ。ちょうど11:42発の列車があった。この列車は、ちょうど目的の吉松まで行く。9駅上ると吉松駅12:45。吉都線ホームに移り列車を待つ。この駅では一日に11本しか列車が走っていないが、幸なことに13時台には列車があった。10時、11時には一本も走っていないのだから、これでもラッキーな方だ。
 13:53発の都城行きを待つ間に昼食でも食べようか。駅前には無さそうなので、鹿児島駅で買っておいた駅弁を駅のホームで食べる。そうこうしているうちに列車が到着し、16駅上って都城駅15:19着。ずいぶん陽も傾いて来た。次に来た列車は特急きりしま16号なので見送って、次の列車を待つ。かなり待たされたが16:06発の高鍋行きが来た。16駅上って高鍋駅17:39着。さて、ここは何処だろう。もう少し進むか。寝台を含む3台の特急列車を見送って、ようやく18:31発の各駅停車がやってきた。どうせこの列車まで待つのであれば、先程の列車を宮崎で途中下車して、これに乗った方がよいかもしれない。高鍋駅で1時間近く待たされても、何もすることがない。
 とりあえず、延岡行きに乗りこむと、懐かしの美々津、日向などという地名を横目に12駅上って、延岡到着19:36。この後は特急しか来ないので終了としよう。ちょうど比較的大きな街である。駅前には数軒のホテルもある。
 しかし、まだまだ宮崎県、いわゆる南九州である。本州はまだ遠い。

■第1日目の行動
項番
時 刻
手 段
移 動
区間 累計
1
11:05〜11:38 日豊本線 9950M 鹿児島〜隼人
7
7
2
11:42〜12:45 肥薩線 4228D 隼人〜吉松
9
16
3
13:53〜15:19 吉都線 2928D 吉松〜都城
16
32
4
16:05〜17:39 日豊本線 748M 都城〜高鍋
16
48
5
18:31〜19:36 日豊本線 752M 高鍋〜延岡
12
60
 



 二日目の朝である。
 時刻表を見て愕然とする。何とこの先の区間、普通列車が一日5本しか走っていないのだ。特急列車は、14本と、毎時走っていると言うのに。
 これはマズイと、あわてて支度をして、朝一番の列車に飛び乗る。06:01の大分行きである。

 これを逃しても、すぐに(と言っても約2時間後)の07:59がある、と思って安心してはいけない。この07:59発は、市棚行きであり、わずか4駅しか進めない。しかもその市棚駅では、1日2本しか停車しないのだ。すなわち、さっきの一本と夜に一本だけ。つまり、市棚駅で、17:12まで半日以上待たないと先に進めないのである。これは是が非でも06:01に乗らなければ。
 駅マニアの間で有名な、重岡宗太郎※1などを経て、27駅を一気に進んで大分08:36着。
 大分から豊肥本線に乗り換えであるが、ここまで来ると、やっと一時間2〜3本の本数になりほっと一安心である。
 朝早かったせいで、大分到着がまだ8時台である。すぐに豊肥本線が出るのだが、これは中判田までわずか4駅しか進まない物である。どうせ次に乗り換えるのであれば、朝飯でも食べながら、次の09:10まで待とう。どうやら、途中に大分大学があるため、その辺りまでの本数が多いだけのようである。中判田を過ぎると一時間1本になる。
 豊後竹田10:24着、12駅上る。
 豊後竹田では、先に進むには6本/日 しか無くてあせるが、ちょうど11:00に出る便がある。しかし、熊本までの直通は朝晩の2本しかない。とりあえず宮地まで5駅進んで11:52着。
 細かい乗り換えが続くが先へ進めるだけマシである。宮地で12:14発肥後大津行きに乗り、阿蘇山を横目に進むと13:05着。ここから熊本へは本数も格段に多くなり安心して進む。3分待つと、13:08発の熊本行きがやってくる。10駅上って熊本13:42着。
 
 熊本から鹿児島本線に乗り換える。時刻表に文字が並び嬉しいが、半分以上は特急という、九州ならではの風景。それでも一時間に2本の普通があるのは大したもの。鳥栖あたりまで一気に行けるかと思うと、日中は何故かすべて銀水まで。あきらめて、すぐにやってきた13:58発に乗り込む。ようやく長い距離の移動になるので、弁当でも食べながら14駅上って銀水15:00着。
 15:25発の鳥栖行きが来るので乗り換えて、11駅上って鳥栖16:20着。

 鳥栖では、時刻表の雰囲気が一変する。ここは交通の要所で、九州各地からの交通を捌いている。鉄道もそのとおりで、長崎からの分が追加されるため、10本/時間 程度まで膨れ上がる。しかし、そのほとんどは特急列車のため、ここでは関係ない。邪魔なだけだ。16:21という1分乗り換えができなければ、快速・特急を4本見送って42分まで待たなければならない。何とか16:21に乗ったとしよう。(まあ、乗れなくても問題は無い)
 鳥栖16:21発で、15駅上って博多17:12着。

 今朝は早かったことだし、ここで終了しておこう。天神に繰り出しながらも明日に備えて早めに就寝。

※1 日豊本線に、重岡駅と宗太郎駅が並んでいる。続けて読むと人の名前みたいである。そんなことから「重岡宗太郎」というサイトがあり、隣接駅名で遊んでいる。他に有名なのは、人の名前ではないが「大口菊名」など音が文章になっているものなどがある。
 
■第2日目の行動
項番
時 刻
手 段
移 動
区間 累計
6
06:01〜08:36 日豊本線 2720M 延岡〜大分
27
87
7
09:10〜10:24 豊肥本線 4428D 大分〜豊後竹田
12
99
8
11:00〜11:52 豊肥本線 2422D 豊後竹田〜宮地
5
104
9
12:14〜13:05 豊肥本線 434D 宮地〜肥後大津
8
112
10
13:08〜13:42 豊肥本線 1454M 肥後大津〜熊本
10
122
11
13:58〜15:00 鹿児島本線 5340M 熊本〜銀水
14
136
12
15:25〜16:20 鹿児島本線 2360M 銀水〜鳥栖
11
147
13
16:21〜17:12 鹿児島本線 176M 鳥栖〜博多
15
162
 



 三日目である。ここまで来れば安心と思ったものの、本日の行程も実は不安いっぱいの場所である。福岡県内とは言え、旧鉱山地帯の鉄道網であり、あまり本数が充実している路線では無い。そんなことから、できるだけ早く旅立ちたいが、前提の条件から、あまり無茶な設定はしないことにする。始発の04:53という列車もあるのだが、ここは常識的に4本過ごして06:00の列車に乗るとしよう。博多06:00発で、1駅だけ上り吉塚06:03着。
 吉塚で篠栗線に乗り換えである。ホームを移動してみると、ちょうど良い時間に列車が来る。何と、この線の始発は06:15であった。それならば、これ以上早く博多を出ても無駄なだけである。(その後、時刻表を調べ直すと、この列車は博多発であった。だから、博多駅を06:10に出れば自然に篠栗線に乗り入れていたのだった)
 10駅上って06:51桂川着。久しぶりに途中下車なので注意が必要。ここまでしばらく、終点まで乗り続けていた。途中下車したのは、最初の日豊本線だけだったので2回目である。桂川駅に到着するのを待っていると、実はこの列車は、これから進もうとする筑豊本線に乗り入れることを知る。何のことはない。桂川駅に5分停車の後、筑豊本線、直方行きになった。8駅上って直方07:25着。比較的すぐに列車はやってきて、折尾に向かう。7駅上って08:01折尾着。
 ここから再び鹿児島本線に戻る。列車を待っていると、08:07発の小倉行きが来た。しかし、この列車良く見ると、直方発であった。残念! 直方駅で、もう一本待っていれば、この直通列車が来たのである。まあ良かろう。結果、同じ列車に乗ったわけだし、折尾乗り換えも体験した。 9駅上って小倉駅08:40着。ようやく九州脱出が見えてきた。意外に筑豊地区はスムーズに通過した。しかも、乗り換え回数が少なくて済んだ。
 さて、本州に向かおう。小倉駅で08:44の門司港行きに乗り、一駅進んで門司駅で下車する。
 ここで再び呆然とさせられる。山陽本線が12:10まで来ない。そんな馬鹿な、と再び時刻表に目をやると、鹿児島本線として、下関に渡る方法がある。門司駅08:59発、下関09:06着である。これで何とか九州脱出ができた。一駅毎の乗り換えで疲れるが、最も早い手段である。

 ようやく本州に到達すると、またしても一駅移動である。山陽本線に乗り、1つ進んで幡生で下車、山陰本線に乗り換える。09:47発の860Dを待つが、これも良く見ると、門司発の列車なので、門司でこの列車まで待てば、乗りかえ無しで山陰本線に入ることもできた。まあ良かろう。
 久しぶりに長く乗るが、それでもわずか9駅で終点、小串10:22着。11:09まで待たされる。30分以上も余裕があるが、まだ昼飯には早いか。12駅上って長門市駅12:19着。
 次の乗り換えは、12:41発の益田行き。徐々に列車本数が減るので、逃すわけにはいかない。しかもラッキーなことに益田までの直通。これを逃すと、2時間待っても次は奈古までしか行かないし、奈古で再び1時間半待ってようやく益田行きが来る。駅弁でも買って、12:41発の益田行きを素直に待つ。萩などの観光地を横目に弁当を食べながら進むと、16駅上って益田14:27着。

 さてと、久しぶりに改札を出てのんびりしようか。と言うのも、ここから山口線への乗り換えであるが、16:03まで列車は来ない。一時間半程、駅前探索であるが、な、何もない。どうしようか…
 次の目的地は「新山口」 ここは、つい最近まで「小郡」という名称だった駅である。市町村合併により山口市になり、駅名も新幹線駅を含めて「新山口」に替わった。そんなわけで、新幹線駅でもあるので駅前にホテルもあるだろう。暇な時間にホテルの予約でもして待つことにする。それにしても、わざわざ山口県を越えて島根県益田市まで行ったというのに、再び山口県の県庁所在地に戻るとは。
 ようやく16:03発、新山口行きが来た。津和野などを通り抜け、県境を越えて27駅上り、新山口18:29着。本日の行程終了。

■第3日目の行動
項番
時 刻
手 段
移 動
区間 累計
14
06:00〜06:03 鹿児島本線 128M 博多〜吉塚
1
163
15
06:15〜06:51 篠栗線 2620H 吉塚〜桂川
10
173
16
06:56〜07:25 筑豊本線 2620H 桂川〜直方
8
181
17
07:31〜08:01 筑豊本線 6524D 直方〜折尾
7
188
18
08:07〜08:40 鹿児島本線 624H 折尾〜小倉
9
197
19
08:44〜08:50 鹿児島本線 138M 小倉〜門司
1
198
20
08:59〜09:06 鹿児島本線 5526M 門司〜下関
1
199
21
09:33〜09:38 山陽本線 4550D 下関〜幡生
1
200
22
09:47〜10:22 山陰本線 860D 幡生〜小串
8
208
23
11:09〜12:19 山陰本線 964D 小串〜長門市
12
220
24
12:41〜14:27 山陰本線 1570D 長門市〜益田
16
236
25
16:03〜18:29 山口線 2550D 益田〜新山口
27
263
 



 四日目である。
 三日間列車に乗り続けて、まだ、九州を出たばかりの所である。まあ昨日は島根まで行って来たのであるが。しかも島根に昼過ぎに居たのだから、無駄に戻っているだけのことである。
 さて、さっそく本日の行動に移ろう。
 今日も朝一番の行動は6時台からにしておこう。駅に向かい06:02発の白市行きに乗る。櫛ヶ浜からは岩徳線でも山陽本線でも同じだったので、本数の多い山陽本線に乗り続けることにしよう。06:02発の列車は、36駅進んで広島08:55着。一気に進んだ。
 乗り換えの芸備線は08:56発。ちょっと時間的に余裕が無いのと、この列車は途中までしか行かないので、あえて急ぐ必要もなく09:15まで待とう。20駅進んで三次11:11着。
 三江線に乗り換えて江津を目指すのだが、時刻表を見て再度愕然とする。1日5本・・・次の列車は14:18発。仕方あるまい。昼でも食べながら、のんびり待つとしよう。三次と言えば交通の要所、何か時間を潰せるところもあるだろう。
 そんなこんなでのんびりと時刻表を見ていると、終点口羽まで行っても、その先が無いことに気付いた。15:08に口羽に到着しても、その先は18:06まで来ない。口羽駅では、一日4本しか列車が来ないのだ。しかも、朝7時、9時と、夕方6時、7時。18:06の列車を調べてみると、これが三次駅17:00発の物。ということは、最初からこれに乗った方が良さそうである。口羽で3時間待つよりは、三次で6時間待つ方が良いかもしれない。

 実は、三次発の列車が5本しか無いと読んでいたのだが、よくよく見ると、朝の2本は、途中長谷駅を通過する設定になっており、ルールに従うなら、夕方の3本しか無い。3本目は途中までで乗り継ぎは4本目の列車しかないし、終電は20:32で途中浜原で終了となってしまい次へ進めない。つまり、三次から江津まで行く手段は、実質1本しか無いのである。従って、17:00に乗って江津へ向かい、江津泊となる。江津の駅前にはホテルらしいホテルが見当たらないのだが、6軒ほど旅館が発見できた。何とかなるだろう。
 それにしても無駄な一日であった。わずか54駅しか通過できず。

■第4日目の行動
項番
時 刻
手 段
移 動
区間 累計
26
06:02〜08:55 山陽本線 1532M 新山口〜広島
36
299
27
09:15〜11:11 芸備線 1854D 広島〜三次
20
319
28
17:00〜20:34 三江線 460D 三次〜江津
34
353
 



 五日目である。
 
 三日目朝にも九州を脱出したというのに、未だ、山口・広島・島根を行ったり来たりしている。急いで行動開始したいが、こういう時に限って、山陰本線って言うヤツは…
 06:17まで待たないと始発が来ないのであった。18駅上って出雲市駅07:51到着。さらに12駅上って米子09:14着。ようやく鳥取県に入った。米子で次の山陰本線を待つ。さほど待たずに09:36発の倉吉行きが来る。もう、20分なんて待つうちに入らない。
 せっかく乗った列車だが、2駅進んですぐ伯耆大山で降りる。伯備線への乗り換えである。残念ながら11:30発まで待たなければならない。しかも、その列車は米子11:19発の列車で、山陰本線から伯備線へ乗り入れている。だったら、米子で2時間待つ方が時間が潰せた。まあ、来てしまったものは仕方がない。お茶でもして待つか。やっと来た列車に乗って27駅上って倉敷14:34着。山陽本線に乗り換えて岡山15:06着。津山線を待ち、津山行き15:43に乗る。16駅上って津山17:10着。
 津山から因美線に乗って鳥取を目指す。18:13まで待つと、姫新線を経由して智頭まで進む、願い通りの列車に乗れる。そろそろ良い時間になってきたが、智頭で降りても仕方が無い。ここは無理して鳥取を目指すことにしよう。20:50まで待つと、鳥取行き。9駅進んで、何とか21:32着。
 
まずい!

 明らかにミスを犯していた。伯備線で新見から総社を経由して倉敷、山陽本線で岡山へ、と乗車していたが、実は、総社で下車し、吉備線に乗り換えて岡山へ行くコースが正しかった。ここで5(ek)の誤差が生じていたのだった。

5日目の11:30からやり直そう。
 伯備線 824Mは、総社に14:23着。吉備線に乗り換えて 14:32発756Dに乗り込むと、岡山着が15:13。津山線に乗り換え津山に向かう。津山到着が17:10。ずいぶん遅くなってしまったが、とりあえず先に進もう。待たされて18:13にようやく因美線がやってくる。やはり智頭で連絡して鳥取に向かうことになり、到着は21:32となる。
 頑張って鳥取まで来てみた。こうすると、明日の朝からの行動は同じとなる。

 岡山辺りは非常に複雑なので、上記の行動を概略図で示す。

 最初、緑線の方法で考えていたのだが、間違いであることに気付き、慌てて修正したため、総社を突き抜けて倉敷まで青線で進んでしまっていた。実際には赤線が正しい。
 しかし、この方向が全て「上り」というのだから、複雑である。

 まだまだ山陰。
 

■第5日目の行動(修正版)
項番
時 刻
手 段
移 動
区間 累計
29
06:17〜07:51 山陰本線 320D 江津〜出雲市
18
371
30
08:02〜09:14 山陰本線 126D 出雲市〜米子
12
383
31
09:36〜09:43 山陰本線 236D 米子〜伯耆大山
2
385
32
11:30〜14:23 伯備線 824M 伯耆大山〜総社
25
410
33
14:32〜15:13 吉備線 756D 総社〜岡山
9
419
34
15:43〜17:10 津山線 954D 岡山〜津山
16
435
35
18:13〜19:18 因美線 688D 津山〜智頭
10
445
36
20:50〜21:32 因美線 662D 智頭〜鳥取
9
454
 
第5日目の行動
項番
時 刻
手 段
移 動
区間上り 累計
29
06:17〜07:51 山陰本線 320D 江津〜出雲市
18
371
30
08:02〜09:14 山陰本線 126D 出雲市〜米子
12
383
31
09:36〜09:43 山陰本線 236D 米子〜伯耆大山
3
385
32
11:30〜14:34 伯備線 824M 伯耆大山〜倉敷
27
412
33
14:49〜15:06 山陽本線 860D 倉敷〜岡山
3
415
34
15:43〜17:10 姫新線〜津山線 954D 岡山〜津山
16
431
35
18:13〜19:18 因美線 1684D 津山〜智頭
10
441
36
20:50〜21:32 因美線 662D 智頭〜鳥取
9
450
 



 六日目である。
 月曜日からスタートしている(つもりである)ので、今日から週末ダイヤになる。

 よかった、山陰本線には平日も休日も無いらしい。いつものように始発を避けて06:01に乗る。ここ鳥取から出ている普通列車は、すべて浜坂止まりである。なぜか7駅しか進めない。浜坂で30分ほど待ち、07:21の豊岡行きに乗る。途中「きりはまビーチ駅」は通過するようだが、停車する列車が無いのだから仕方あるまい。列車は浜坂を出ると2つ目の駅が餘部であった。あの餘部※2である。豊岡でようやく福知山行きに乗れる。ずいぶん細かく分断されているものだ。08:36発に乗ると09:42に福知山着。福知山とは、あの福知山※3である。
 乗り換える路線は、あの福知山線。ところがである。予想に反して、列車が無い。どおりで「福知山線」という呼び方をJR西日本が嫌っているわけだ。尼崎周辺の通勤路線のイメージとは程遠く、各駅停車が一日に12本しか無い。とりあえず、一時間に1本程度は確保されており、10:22に乗ることができる。谷川まで6駅上って11:03着。
 加古川線に乗り換える。これが意外なほど本数が少ない。一日9本である。もう驚かないが。12:17まで待って西脇市行きに乗る。次の15:17が加古川直行便であるが、さらに3時間は待てない。8駅進んで12進んで西脇市駅12:44着。ここまでくると多少本数が増えており、5分待ちで加古川行き。12駅進んで加古川13:34着。
 これでようやく都会に出てきた気がする。もう大丈夫だ。
 と、時刻表を見ると、快速だらけで各駅停車が無い。どういうことだ。しかし、これはいわゆる区間快速で、明石までの間は全て各駅停車で、その先が快速運転となる。明石では、普通列車が倍増するので、問題無い。
 さて、どれでも良いので乗れるのに乗ろう。13:44発あたりなら余裕か。6駅進み明石14:06着で各駅停車に乗り換える。すぐ来た各駅停車が都合の良い物であった。山陽本線から東海道本線に乗り入れその後、尼崎から東西線で京橋方面、さらに片町線へ向かう、まさにうってつけの列車であった。とりあえず終点まで乗ろう。44駅上って16:10松井山手着。
 ずいぶん進んだ。一気に44駅は初めてだ。
 次の列車を待つと、快速しか来ないが、ここから先は快速も全て各駅に停車する。安心して快速に乗り込む。16:18発、8駅進んで木津16:43到着。
 奈良線に移り、17:03の列車を待つ。18駅進んで京都18:00到着。
 本日はに130駅も進んで、時間も手頃、場所も京都と申し分無いが、昨日、一昨日と少なかったのを取り戻すためにも、もう少し頑張ってみよう。
 しばらく京都駅で待っていると18:12発の普通列車が来る。これが希望通りに草津線に乗り入れる列車なのだが、終点が柘植19:27着。柘植に放置されても途方にくれるだろう、と思うと、接続良く関西本線がやって来る。これに乗り換えると亀山19:53着。まあ、それほど無茶ではないか。
 京都から17駅進んで柘植駅、3駅進んで亀山駅。本日の宿泊は、例のところか。

※2 鉄橋で有名な餘部。しかし、もう鉄橋も作り直すそうで、あの有名な景色も無くなってしまうとか。

※3 鉄道事故で記憶に新しい福知山線。但し、実際に事故が発生した区間は「宝塚線」という愛称で呼ばれ、完全な通勤路線になっているが、こちらの福知山線は、本来の福知山線の区間。とてもじゃないが同じ路線とは思えない閑散区間である。
 
■第6日目の行動
項番
時 刻
手 段
移 動
区間 累計
37
06:01〜06:56 山陰本線 522D 鳥取〜浜坂
7
461
38
07:21〜08:30 山陰本線 162D 浜坂〜豊岡
10
471
39
08:36〜09:42 山陰本線 428M 豊岡〜福知山
10
481
40
10:22〜11:06 福知山線 2528M 福知山〜谷川
6
487
41
12:17〜12:44 加古川線 2326S 谷川〜西脇市
8
495
42
12:49〜13:34 加古川線 1338S 西脇市〜加古川
12
507
43
13:44〜14:06 山陽本線 782T 加古川〜明石
6
513
44
14:12〜16:10 山陽本線〜東西線〜片町線 4542C 明石〜松井山手
44
557
45
16:18〜16:43 片町線 5468M 松井山手〜木津
8
565
46
17:03〜18:00 奈良線 656M 木津〜京都
18
583
47
18:12〜19:27 東海道本線〜草津線 5374M 京都〜柘植
17
600
48
19:30〜19:53 関西本線 254D 柘植〜亀山
3
603
 



 七日目。もう旅を始めて一週間にもなる。
 そろそろいい加減帰らないと、それほど長い休暇は取れない。
 前日の疲れもあるので、朝06:12発に乗る。17駅上って名古屋07:20着。沼津までは東海道本線を上るだけだ。07:22の東海道本線は乗り換えが厳しいので、次の07:39にしよう。こちらの方が、豊橋まで行く。23駅上って08:43豊橋着。09:35豊橋発、8駅進んで浜松10:09着。すると、10:23発の御殿場行きに乗れる。沼津から御殿場線に乗り入れている。38駅上って13:15御殿場着。ずいぶん近付いた。よ〜し頑張るぞ〜。
 30分ほど待つと、13:44発の国府津行き。10駅上って国府津14:32着。国府津から東海道本線に戻る。14:39発に乗ると、7駅進んで大船15:13着。

 いよいよ旅も大詰め。

 最後の列車に乗る。ここからは根岸線、東海道本線なのだが、横浜以東の東海道本線は、全部に駅があるのは京浜東北線(愛称)だけである。しかも、それはこの根岸線から乗り入れている。つまり大船発の列車にのると、残り24駅を使って東京まで行けるのである。16:29東京着。

 最後の2日間の追い上げがすごい。さすが鉄道網の発達した地域だ。山陰地区をうろうろしていた当時はどうなることかと思ったが、何とか一週間の休みを使って再現可能であることが判った。

■第7日目の行動
項番
時 刻
手 段
移 動
区間 累計
49
06:12〜07:20 関西本線 4306G 亀山〜名古屋
17
620
50
07:39〜09:01 東海道本線 3114F 名古屋〜豊橋
23
643
51
09:35〜10:09 東海道本線 3118F 豊橋〜浜松
8
651
52
10:23〜13:15 東海道本線〜御殿場線 748M 浜松〜御殿場
37
688
53
13:44〜14:32 御殿場線 2558M 御殿場〜国府津
10
698
54
14:39〜15:13 東海道本線 860M 国府津〜大船
7
705
55
15:20〜16:29 根岸線〜東海道本線 1516C 大船〜東京
24
729
 
※合計の上り数が729に一致しました。



2005.08.16(第一版)
2005.08.17(第二版)

いかにも旅してきたような書き方をしていますが、決して実行したわけでありません。また、この通りに旅ができなかったからといって責任は取りません。実行される方は、あくまで自己責任でお願いします。



【おまけ】

 間違ったものを公開したお詫びに、別バージョンを示す。

 忙しい方へのプレゼント。優等列車を使っても良いバージョン。

■第1日目の行動
項番
時 刻
手 段
移 動
1
11:05〜11:38 日豊本線 9950M 鹿児島〜隼人
2
11:42〜12:45 肥薩線 4228D 隼人〜吉松
3
13:53〜15:19 吉都線 2928D 吉松〜都城
4
15:29〜16:15 日豊本線 L特急 きりしま16号 都城〜宮崎
5
16:31〜19:38 日豊本線 L特急 にちりん22号 宮崎〜大分

 最初の日豊本線は、直後に特急が発車するが、隼人には普通列車の方が先に到着する。肥薩線、吉都線ともに普通しか無いから仕方がないとして、都城からは特急を使って加速する。初日に大分まで到達できた。
 
■第2日目の行動
項番
時 刻
手 段
移 動
6
06:46〜07:58 豊肥本線 4420D 大分〜豊後竹田
7
09:26〜11:19 豊肥本線 特急 九州横断特急1号 豊後竹田〜熊本
8
11:30〜12:52 鹿児島本線 L特急 リレーつばめ42号 熊本〜博多
9
13:01〜13:58 篠栗線快速 4636H 博多〜直方
10
13:59〜14:19 筑豊本線 648H 直方〜折尾
11
14:25〜15:10 鹿児島本線 156M 折尾〜門司
12
15:20〜15:26 鹿児島本線 5560M 門司〜下関
13
15:32〜15:37 山陽本線 3544M 下関〜幡生
14
15:37〜16:18 山陰本線 876D 幡生〜小串
15
16:24〜17:33 山陰本線 972D 小串〜長門市
16
18:55〜20:39 山陰本線 1578D 長門市〜益田
 
 豊後竹田で普通を待っていると3時間も来ない。結局、朝、延岡から来る場合と同じ列車になってしまうので、特急を使ってしまえ。08:13まで大分で待つという手もある。あっという間に熊本だ。リレーつばめに乗り換えると、博多着が昼過ぎ。
 篠栗線、筑豊本線あたりは、快速が使えるので効率よく回り、門司、下関付近だけ、相変わらず苦労して進むと、陽も明るいうちに九州脱出、すでに山陰に乗ることになる。
 長門市だけが乗り継ぎが悪いが、夕食時間と思えば苦にならないか。やがて、益田に到着する。

■第3日目の行動
項番
時 刻
手 段
移 動
17
06:28〜08:17 山口線 2536D 益田〜山口
18
08:28〜08:49 山口線 650D 山口〜新山口
19
09:11〜11:08 山陽本線 1532M 新山口〜岩国
20
11:13〜11:59 山陽本線 3936M 岩国〜広島
21
12:21〜13:40 芸備線 急行 みよし4号 広島〜三次
22
17:00〜20:34 三江線 460D 三次〜江津
 
 山口線には特急も走っているのだが、朝一番の普通の方が先に山口に到着する。新山口から広島は、新幹線を使っても移動できるが、さすがにそれは止めておくか。芸備線は急行を用いなくても、どっちみち三江線がネックになり、17:00まで待たされることになる。三日目がこれで終了だが、まる一日早まったことになる。

■第4日目の行動
項番
時 刻
手 段
移 動
23
06:41〜08:20 山陰本線 特急 スーパーまつかぜ4号 江津〜米子
24
08:37〜08:41 山陰本線 快速 とっとりライナー 米子〜伯耆大山
25
10:03〜11:02 伯備線 特急 スーパーやくも10号 伯耆大山〜新見
26
11:37〜12:54 伯備線 852M 新見〜総社
27
13:36〜14:14 吉備線 754D 総社〜岡山
28
14:22〜15:45 津山線 952D 岡山〜津山
29
16:23〜17:48 因美線 686D 津山〜智頭
30
18:02〜18:44 因美線 640D 智頭〜鳥取
 
 4日目は、寝坊して一本遅らせて特急に乗る。これが伯耆大山に停車しないので、手前の米子で降りて快速を待つ。「スーパーやくも」に乗り換えるとわずか1駅で新見に到着。総社に停車しないので仕方がない。
 いろいろ努力の甲斐もなく、結果、鳥取到着は同じ列車。ということは前半の特急は無駄か。

■第5日目の行動
項番
時 刻
手 段
移 動
31
06:13〜08:04 山陰本線 特急 はまかぜ2号 鳥取〜和田山
32
08:11〜08:37 山陰本線 特急 きのさき2号 和田山〜福知山
33
08:41〜09:10 福知山線 特急 タンゴエクスプローラー2号 福知山〜谷川
34
12:17〜12:44 加古川線 2326S 谷川〜西脇市
35
12:49〜13:34 加古川線 1338S  西脇市〜加古川
36
13:42〜14:24 山陽本線 新快速3472M 加古川〜尼崎
37
14:33〜15:43 東西線〜片町線 快速 5460M 尼崎〜木津
38
15:45〜16:23 奈良線 快速 みやこ路快速 木津〜京都
39
16:28〜16:46 東海道本線 新快速3484M 京都〜草津
40
16:47〜17:29 草津線 5364M 草津〜柘植
41
17:59〜18:22 関西本線 250D 柘植〜亀山
42
18:33〜19:26 関西本線 急行 かすが 亀山〜名古屋
 
 始発の一本をやり過ごし、特急はまかぜ2号 に乗る。ところがこの列車、和田山から播但線に入ってしまうので、ここで下車。わずか1区間なのでもったいないが、特急きのさき2号 に乗り換える。福知山下車。ケチらずに特急を使うことによって、次の特急「タンゴエクスプローラー」というとんでもない名前の列車に間に合う。
 と、ところが・・・残念! 加古川線が無い。結局、12:17まで待たねばならず、各駅停車で来るのと何ら変らない。1本前に乗るには谷川に09:00までに到着しなければならないのだが、その手段が無い。鳥取で宿泊をあきらめ、夜間移動をするしか手が無い。
 都市部は、快速を使うことでかなり早くなった気がしたが、結局は快速が無い区間に入った途端に遅くなり、亀山ではさほど早くなっていない。それでも急行名古屋行きに間に合うので19:26には名古屋到着。
 結局、あと一日かかるわけね。

 ということで、特急・急行・快速を使いまくっても、たった1日しか短縮できなかった。



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