
「レインボー・フォール」 午前中しか虹がかかりません |
14時半にようやくヒロ市内組のメンバーが揃ったという連絡が入り、いよいよ出発です。マウナ・ケア山頂への道路の分岐までヒロ市内からは約28MLしかなく、コナサイドからアクセスする半分以下の距離なので、時間には余裕があります。
1900年に日系人によって造られたヒロ市内の日本庭園「リリウオカラニ庭園」や1998年に完成した第3のカメハメハ大王像を案内してもらいますが、ガイドのナイスガイ君によるジョーク混じりの巧みなトークに皆あっという間に引き込まれます。でも、O型いぬはB型ねこへの通訳で必死(悲) ナイスガイ君、天文学の学位取得後、チリの天文台に勤務したという経歴の持ち主だそうで、道理で博識なわけだ。
車はレインボー滝に向かいます。午前10時頃虹が見られる確率が高く、その時間帯はツアー・バスで混雑しているそうですが、午後のこの時間帯はのんびりと見物できます。
次に向かったのは、「セブンイレブン」(笑) アーノッツのツアーは、コナサイドからの相場$150と比較して、宿泊客$60、ビジター$90という破格値なので(04年10月現在)お弁当は自腹で調達です。豆タンク夫妻がスナックも大量に買い込んでいたのが何だか笑えました。
食料調達が終わったら、いよいよレンタカー保険適用外の通称サドル・ロードと呼ばれる200号線を登って行きます。ここで、知る人ぞ知るヒロサイドのラバ・チューブ「カウマナ・ケーブ (Kaumana Cave)」に立ち寄ります。日本で販売しているガイドブックには載っておらず、道路脇に小さい看板があるだけでパーキングもないので、知らなければ絶対見落とすポイントです。ボルケーノ国立公園のラバ・チューブのように整備されていないので、強力なライトがないと中に進入することができず、手付かずの名所的な雰囲気があります。
サドル・ロードを登り始めると、雲の中に入り雨が・・・ 星空観測も考えて月出時刻まで調べてこの日を選んだだけに少し心配である・・・。
ナイスガイ君は、サドル・ロードは1942年に米陸軍が輸送路として切り開いた軍用道路だとか、ハワイ島の陸軍部隊は最近の米軍再編計画によって世界中どこでも24時間以内に飛んでいける「ストライカー旅団」に変わったとか、他にも色々「チミは軍事オタクかね?」と言いたくなる位、詳しい解説を道中してくれました。
また、最初にハワイ大学が山頂に天文台を建設するため、ハワイ州から土地を借り上げる際には、州当局と神聖な地を荒らされたくないハワイアンとの間で相当ねばり強い交渉があり、現在に至るまでの経緯も聞くことができました。その意味でも、我々観光客がマウナ・ケアにツアーではなく、勝手にレンタカーでわんさか押し寄せる状況になるのはあまり良くないことなのだろうと思いました。
サドル・ロードからマウナ・ケア山に至る道路の分岐手前で急に雲を抜け、視界が広がったと思ったら、ドイツ人夫妻が後方に虹を発見。しばらく車を停めて写真撮影した後、標高2800mの「オニズカ・ビジター・センター」を目指します。 |