素人控え「操り浄瑠璃史」


第6部 平成文楽のいま


目 次 と 概 要




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*第1章 文楽が「世界遺産」に

 平成期に入ると、文楽の公演は安定。海外の評価も高まり、伝統芸能では2番目の「世界無形遺産」に指定される。国立文楽劇場は開場20周年を迎え、大々的な通し公演。人間国宝も新たに2人が仲間入りして6人衆になり、充実した舞台を展開する。

*第2章 追悼・芸に挑んだ人達

 柔らかく繊細な音色で魅了した三味線の5代鶴澤燕三、昭和の華として「泣ける浄瑠璃」を語った4代竹本越路大夫、絶妙な人形遣いで観客をうならせた吉田玉男。この人間国宝3人をはじめ数々の人が鬼籍に入った。芸に挑んだ主な人たちを取り上げ、追悼する。

*第3章 技芸員・大夫の部

 文楽を演じる浄瑠璃語りの大夫、三味線弾き・人形遣いの3業は、すべて「文楽技芸員」と呼ぶ。なかでも、大夫は浄瑠璃語りという重要な部分を担い、舞台の喜怒哀楽を観客に伝える誘導役。その大夫の主な顔ぶれを紹介する。

*第4章 三味線・人形遣いの部

 三味線弾きは、いつも語りの大夫と真剣勝負する気構えで、時には激しく、時には優しく撥を打ち、音楽世界を構築する。また人形遣いは、いかに人形に心と情を伝え、感動を与えるかに腐心する。ともに修業の末に会得した芸。主な三味線弾きと人形遣いの顔ぶれを見る。