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ミステリ・フロンティア  東京創元社
ミステリの未来を築き上げる「明日のトップランナー」が結集!
来年、創立五十周年を迎える東京創元社が贈る、新鋭による最前線のミステリ叢書
《ミステリ・フロンティア》が2003年11月スタートしました。
今後どのような作家になるか、どのような活躍をするか予測不能、まさに未知数の
可能性を秘めた、正真正銘の新星たちが集まるレーベルです。

東京創元社のページは→コチラから



第一回配本(11月刊)
『アヒルと鴨のコインロッカー』
伊坂幸太郎
本体価格1500円

■あらすじ■
 引っ越してきたアパートで、最初に出会ったのは黒猫、次が悪魔めいた長身の美青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ち掛けてきた。彼の標的は――たった一冊の広辞苑。僕は訪問販売の口車に乗せられ、危うく数十万円の教材を買いそうになった実績を持っているが、書店強盗は訪問販売とは訳が違う。しかし決行の夜、あろうことか僕はモデルガンを持って、書店の裏口に立ってしまったのだ!四散した断片が描き出す物語の全体像は? 注目の気鋭による清冽なミステリ。

第二回配本(12月刊)
『ヘビイチゴ・サナトリウム』
ほしおさなえ
本体価格1700円
■あらすじ■
中高一貫教育の女子校の屋上から、事故で眼を悪くしていた高3の生徒が墜死した。彼女の幽霊が出るという噂と、男性国語教師と彼女の交際の噂が飛び交うなか、件の教師も同じ屋上から墜死した。二人の死の真相は……? 小説家志望の彼は女生徒と協力しあって書き上げた自作の新人賞受賞を死の直前に辞退していた。ある雑誌で自作中の文章と同じ文章を発見したからだ。なぜ、そんなことになったのか? その文章の真の作者は誰なのか? 死んだ女生徒の登場する原稿、しない原稿……錯綜するテキストとP・オースターの小説『鍵のかかった部屋』。教師の死んだ妻が残した「ヘビイチゴ・サナトリウム」というネット・サイトに隠された秘密は……? そして浮かび上がる密室殺人。詩人の独特な言語感覚に彩られた、見事なミステリ・デビュー作!

第三回配本(2004年2月刊)
『さよなら妖精』
米澤穂信
本体価格1500円

■あらすじ■
1991年4月。雨宿りをするひとりの少女との偶然の出会いが、謎に満ちた日々への扉を開けた。遠い国からはるばるおれたちの街にやって来た少女、マーヤ。彼女と過ごす、謎に満ちた日常。そして彼女が帰国した後、おれたちの最大の謎解きが始まる。覗き込んでくる目、カールがかった黒髪、白い首筋、『哲学的意味がありますか?』、そして紫陽花。謎を解く鍵は記憶のなかに――。忘れ難い余韻をもたらす、出会いと祈りの物語。気鋭の新人が贈る清新な力作。

第四回配本(2004年4月刊)
『百万の手』
畠中恵
本体価格1785円
■あらすじ■
中学生、音村夏貴は3年前に父親が交通事故で死んでから、彼を溺愛する母と二人暮らしだ。時々過呼吸の発作に見舞われる彼の心の支えは、親友、正哉の存在だった。 その正哉が焼死した。両親を助けようと火のなかに飛び込んでいったのだ。不審火だった。 自分の目の前で、燃えさかる火に呑まれる親友を助けられなかったことを嘆き悔やむ夏貴だったが、彼の手のなかの携帯から、死んだ親友の声が……。そして画面には、死んだはずの彼の顔が浮かび上がった。正哉が残していった携帯だ。親友は、不審火の真相を調べてほしいと語りかける。家のなかに火の気はなかった。しかも、消火活動も終盤に近づいて、なお激しく燃え上がった不可解な火事。放火なのか? なぜ正哉はそして彼の両親は死ななければならなかったのか? 携帯から語りかける友人との二人三脚で、夏貴が探り出した驚愕の真相とは……? 
第五回(2004/05) 『誰もわたしを倒せない』
伯方雪日
定価1470円
■あらすじ■
後楽園のゴミ捨て場に刃物で胸を一突きされて捨てられていた死体は、襟足から後頭部にかけての髪が、乱雑に、地肌が見えるほど切られていた。事件を担当するのは富坂署の三瓶と城島のコンビ。格闘技ファンの城島の指摘で、被害者がカタナというマスクマンではないか、という可能性が浮かび上がる。プロレスも格闘技も両方こなすという新しいスターだった。そして、さらに殺人が……。格闘技を真っ向から取り上げた初の本格ミステリ。

第6回配本(2004年5月刊)
『シェルター 終末の殺人』
三津田信三
定価1785円
■あらすじ■
東京創元社から依頼された長編のため、三津田信三は核シェルターの取材に赴く。奇矯な富豪が自邸の庭に造り上げた生垣迷路、その下にシェルターの入り口は用意されていた。迷路を抜け、他のシェルター見学者たちと入り口の前に立った途端、空に巨大な閃光が。慌てて中に逃げ込んだ見学者たち。外の様子はまったく分からない。果たしてあの巨大な光は核爆発だったのか。滅亡の予感に怯える彼らを更に連続密室殺人が襲う。何の動機も発生するはずのない初対面の人間同士のなかで、いったいなぜ殺人は続くのか――。極限状況下での圧倒的な恐怖と謎解きを描いた、鬼才による終末のミステリ。

第7回配本(2004年6月刊)
『消えた山高帽子』
翔田 寛
定価1575円
■あらすじ■
西洋幽霊と日本の幽霊が連続して目撃された怪異。白装束を纏って剣を腹に突き立てていた吝嗇な英国人。歌舞伎役者を巻き込んだ山高帽子盗難の謎。教会堂内で起きた密室状況下の怪死事件。――明治六年、横浜居留地に英国人名探偵、颯爽と登場。愛すべき医師ウィリスをワトスン役に、西洋と日本の文化が交錯する不可思議な事件の数々を鮮やかに解決へと導く新聞記者ワーグマンの活躍を描いた、小説推理新人賞受賞作家初の連作ミステリ。
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第8回配本(2004年10月刊)
『太陽と戦慄』
鳥飼否宇
定価1680円
■あらすじ■
導師と名乗る男に拾われたストリート・キッズたちはロックバンド〈ディシーヴァーズ〉を結成する。導師の危険思想に多大な影響を受けつつバンドの練習に精を出す彼らが初のライヴを敢行したとき、楽屋で惨劇が勃発する。――そして十年後。列車脱線事故、百貨店炎上、ホテル爆破などの大規模な惨事の現場に残される、かつてのメンバーの死体と動物の玩具。玩具には何の意味が込められているのか? そして犯人は誰なのか? 横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞した鬼才による、アナーキーな本格ミステリ誕生!
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第9回配本(2004年10月刊)
『アルファベット・パズラーズ』
大山誠一郎
定価1575円
■あらすじ■
息子を誘拐し爆殺した憎むべき犯人は誰か? 多重どんでん返しのあとに明らかになる驚愕の真相を描いた力作中編「Yの誘拐」。ほかに「Pの告発」「Fの妄想」の短編2編を収めた、謎解きの魅力を遺憾なく示すパズラーの精華。
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第10回配本(2004年11月刊)
『BG,あるいは死せるカイニス』
石持浅海
定価1680円
■あらすじ■
天文部の合宿の夜、学校で殺害されたわたしの姉。男性化候補の筆頭だった優等生の姉が、どうして? 全人類生まれた時はすべて女性、のちに経産婦(そして優秀種)が男性に転化する世界のなかで起きる連続殺人。
れんげ野原のまんなかで
第11回配本(2005年02月刊)
『れんげ野原のまんなかで 』
森谷明子
定価1575円
■あらすじ■
秋庭市のはずれもはずれ、ススキばかりがおいしげる斜面のど真ん中に立つ秋庭市立秋葉図書館、そこが文子の仕事場だ。無類の本好きである先輩司書の能瀬や日野らと、日がな一日あくびをしながらお客さんの少ない図書館で働いている。ところがある日を境に、職員の目を盗んで閉館後の図書館に居残ろうとする少年たちが次々現われた。いったい何を狙っているのか?(第一話 霜降――花薄、光る。)
インディゴの夜
第12回配本(2005年02月刊)
『インディゴの夜』
加藤実秋
定価1575円
■あらすじ■
女性ライター・高原晶が、編集者の塩谷に漏らした一言から、すべてが始まった。二人は謎めいた美形の敏腕マネージャー・憂夜の助力を得て、一風変わったホストクラブ〈club indigo〉を渋谷の片隅に開いたが、順調な経営とはうらはらに、思わぬトラブルに巻き込まれる……。個性豊かなホストの面々をはじめ、〈indigo〉に集う人々の活躍! 
ギブソン
第13回配本(2005年04月刊)
『ギブソン』
藤岡真
定価1,785円
■あらすじ■
果たして彼が向かったのは右の道か、左の道か、それとも正面の道か? ??8月2日午前6時、待ち合わせの場所に高城秀政は現れず、そのまま失踪してしまった。敬愛する上司の行方を追う日下部の前に次々現れる、奇矯な人びとと不可思議な事実。町内に出没する謎の消防車、血痕を残して消えた老人、生き別れの娘、正体不明の脅迫者。それぞれがパズルのピースのように結びつき始めても、杳として知れない高城の行方。大量のレッド・へリングに翻弄されながら、ついに日下部が直面した驚愕の真実とは?
砂楼に登りし者たち
第14回配本(2005年04月刊)
『砂楼に登りし者たち』
獅子宮敏彦
定価1,575円
■あらすじ■
どことなく貧相に見える牛に乗り、弟子の若者を連れて諸国を旅する小柄な老人。頭にすっぽりと頭巾を被った、達磨の座像を思わせるこの老人こそ、天下一の名医の呼び声も高い残夢である。しかしこの残夢、行く先々で怪事件にばかり巡り合う。合戦の最中に密室から消失した姫君、不可能状況下の刺殺事件、忍者軍団の死闘の裏に潜むからくり……。権謀術数渦巻く室町幕府崩壊前夜、諸国を放浪する伝説の医師の名推理。
HEARTBEAT
第15回配本(2005年04月刊)
『HEARTBEAT』
小路幸也
定価1,575円
■あらすじ■
優等生の委員長と不良少女の淡い恋。できすぎたシチュエーションかもしれないけれど、すべてはそこから始まった。彼女が自力で自分の人生を立て直すことができたなら、10年後、あるものを渡そう??そして10年が過ぎ、約束の日がやってきた。しかし彼女は姿を見せず、代わりに彼女の夫と名乗る人物が現われる。彼女は3年前から行方がわからなくなっていた。居場所を捜し出そうと考えたとき、協力者として僕の脳裏にひとりの同級生が思い浮かぶ。かつて僕に、ブックマッチの格好良い火の点け方を教えてくれた男が??。約束を果たすため、ニューヨークの〈暗闇〉から帰ってきた青年が巡り合う少年少女たち、そして最高の「相棒」。期待の俊英が放つ、約束と再会の物語。
館島

第16回配本(2005年05月刊)
『館島』
東川篤哉
定価1,785円
■あらすじ■
巨大な螺旋階段の下に倒れていた当主の死因は、転落死ではなく墜落死だった!? 天才建築家・十文字和臣の突然の死から半年が過ぎ、未亡人の意向により死の舞台となった異形の別荘にふたたび事件関係者が集められたとき、新たに連続殺人が勃発する。嵐が警察の到着を阻むなか、館に滞在していた女探偵と若手刑事は敢然と謎に立ち向かう! 
天の前庭

第17回配本(2005年7月刊)

『天の前庭(ぜんてい)』
ほしおさなえ
定価1,785円
■あらすじ■
高校生柚乃は、交通事故に遭い、意識不明のまま9年間眠り続ける。9年後、奇跡的に目覚めた彼女は、すべての記憶を失っていた。PC上に残された日記には、ドッペルゲンガーを見た直後に失踪した母のこと、自分そっくりの少女との邂逅など不思議な記述が。謎の女性ツグミさんとは?  ドッペルゲンガー、タイムスリップ、謎の白骨死体……。柚乃に何があったのか? 
犬はどこだ

第18回配本(2005年7月刊)

『犬はどこだ』
米澤穂信
定価1,680円
■あらすじ■
何か自営業を始めようと決めたとき、最初に思い浮かべたのはお好み焼き屋だった。しかしお好み焼き屋は支障があって叶わなかった。そこで調査事務所を開いた。この事務所〈紺屋S&R〉が想定している業務内容は、ただ一種類。犬だ。犬捜しをするのだ。――それなのに開業した途端舞い込んだ依頼は、失踪人捜しと古文書の解読。しかも調査の過程で、このふたつはなぜか微妙にクロスして――いったいこの事件の全体像は? 犬捜し専門(希望)、25歳の私立探偵・紺屋長一郎、最初の事件。『さよなら妖精』で喝采を浴びた著者が新境地に挑んだ青春私立探偵小説!
少女には向かない職業

第19回配本(2005年9月刊)

『少女には向かない職業』
桜庭一樹
定価1,470円
■あらすじ■
島の夏を、美しい、とふいにあたしは思う。強くなりたいな。強くて優しい大人になりたい。力がほしい。でも、どうしたらいいのかな。これは、ふたりの少女の凄絶な《闘い》の記録。『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』の気鋭が贈る慟哭の傑作。
一週間のしごと

第20回配本(2005年11月刊)

『一週間のしごと』
永嶋恵美
定価1,890円
■あらすじ■
幼馴染の菜加には拾い癖があった。犬や猫、果てはアルマジロなど、処理に困るものばかり拾ってくるのだ。いつも後始末は恭平の役目。恭平はいつも「猪突猛進」という言葉を体現したかのような菜加の言動に振り回されてばかりいる。 そんな菜加がまたしても拾ってきたのは――人間の子供。渋谷の雑踏で置き去りにされたのを見て連れてきたのだと言うが、この行為が後に恭平の友人・忍や菜加の弟・克己を巻き込んだ末にあんな結末を迎えるなどとは、このときの恭平には予想すら出来なかった!
インディゴの夜 チョコレートビースト
インディゴの夜 チョコレートビースト


第21回配本(2006年4月刊)

『インディゴの夜 チョコレートビースト』
加藤実秋
定価1,575円
■あらすじ■
深く蒼い夜の似合う街・渋谷。近頃女の子たちの話題を集めているのは、一風変わったホストクラブ〈club indigo〉。スタイリッシュで魅力的なホストが揃うこの店には、今日も厄 介な事件が持ち込まれる――。  連続ホスト襲撃事件、失踪した編集者、飲食店強盗、ホストコンテストを巡る陰謀……、ストリートで起こるさまざまな事件に、indigoのホスト探偵団が挑む!  『インディゴの夜』でおなじみの個性豊かなホストたちが、夜の街を軽やかに駆けめぐる新世代探偵小説。
出口のない部屋
出口のない部屋


第22回配本(2006年4月刊)

『出口のない部屋』
岸田るり子
定価1,575円
■あらすじ■
私に差し出されたのは「出口のない部屋」という題名の原稿。 「読ませていただいてよろしいですか?」  彼女はロボットのように無表情のままに頷いた。  それは、一つの部屋に閉じ込められた二人の女と一人の男の物語だった。なぜ、見ず知らずの三人は、この部屋に一緒に閉じ込められたのか? 免疫学専門の大学講師、開業医の妻、そして売れっ子作家。いったいこの三人の接点はなんなのか? 三人とも気がつくと赤い扉の前にいて、その扉に誘われるようにしてこの部屋に入ったのだった。そして閉じ込められた。 『密室の鎮魂歌(レクイエム)』で第14回鮎川哲也賞受賞の岸田るり子が鮮やかな手法で贈る、受賞第一作。
配達あかずきん
配達あかずきん


第23回配本(2006年5月刊)

『配達あかずきん』
大崎梢
定価1,575円
■あらすじ■
「いいよんさんわん」――近所に住む老人に頼まれたという謎の探求書リスト。コミック『あさきゆめみし』を購入後、失踪した母の行方を探しに来た女性。配達したばかりの雑誌に挟まれていた盗撮写真……。駅ビル内の書店・成風堂書店を舞台に、しっかり者の書店員・杏子と、勘の良いアルバイト店員・多絵のコンビが、さまざまな謎に取り組んでいく。初の本格書店ミステリ、第1弾!
八月の熱い雨 <便利屋<ダブルフォロー>奮闘記>
八月の熱い雨 <便利屋<ダブルフォロー>奮闘記>


第24回配本(2006年8月刊)

『八月の熱い雨 便利屋〈ダブルフォロー〉奮闘記』
山之内正文
定価1,785円
■あらすじ■
母のスミエに紹介されて、向かった先は風格のある寄せ棟造りの立派なお屋敷。そこで泉水を待っていたのは、一人暮らしの優雅な老婦人と、気のよさそうな通いの家政婦だった。亡き夫が残した本を朗読してほしいという老婦人の依頼に悪戦苦闘する泉水は、この屋敷に頻繁に無言電話がかかってきていることを知る。裏には怪しい少年たちの存在が? (第三話 八月の熱い雨) ひとりで便利屋〈ダブルフォロー〉を営む青年・皆瀬泉水が出会う奇妙な謎と、依頼人たちの悲喜交々の物語。小説推理新人賞受賞作家が放つ、ハートウォーミングな連作集。
樹霊
樹霊


第25回配本(2006年8月刊)

『樹霊』
鳥飼否宇
定価1,575円
■あらすじ■
植物写真家の猫田夏海は北海道の撮影旅行の最中、「神の森で、激しい土砂崩れにより巨木が数十メートル移動した」という話を聞き、日高地方最奥部の古冠村へ向かう。役場の青年の案内で夏海が目にしたのは、テーマパークのために乱開発された森だった。その建設に反対していたアイヌ代表の道議会議員が失踪する。折しも村では、街路樹のナナカマドが謎の移動をするという怪事が複数起きていた。三十メートルもの高さの巨樹までもが移動し、ついには墜落死体が発見されたとき、夏海は旧知の〈観察者〉に助けを求めた! 〈観察者〉探偵・鳶山が鮮やかな推理を開陳する、謎とトリック満載の本格ミステリ!
晩夏に捧ぐ<成風堂書店事件メモ・出張編>
晩夏に捧ぐ<成風堂書店事件メモ・出張編>


第26回配本(2006年9月刊)

『晩夏に捧ぐ 成風堂書店事件メモ(出張編)』
大崎梢
定価1,575円
■あらすじ■
以前成風堂にいて、今は故郷に帰り、地元の老舗書店に勤める元同僚の美保から、杏子のもとに一通の手紙が届いた。勤務先の宇都木書店、通称「まるう堂」に幽霊が出るようになり、店が存亡の危機に立たされている、ついては名探偵のアルバイト店員を連れて助けに来い、というのだ。杏子は気が進まぬながら、多絵を伴って信州の高原へと赴く。そこで待ちかまえていたのは、四半世紀ほど前に弟子の手で殺されたという老大作家の死に纏わる謎であった……! 「本の雑誌」二〇〇六年上半期ベストテンの堂々第二位に輝いた『配達あかずきん』で今もっとも注目を集める著者、初の長編推理小説!
シャドウ
シャドウ


第27回配本(2006年9月刊)

『シャドウ』
道尾秀介
定価1,575円
■あらすじ■
人間は、死んだらどうなるの?――いなくなるのよ――いなくなって、どうなるの?――いなくなって、それだけなの――。その会話から三年後、凰介の母はこの世を去った。父の洋一郎と二人だけの暮らしが始まって数日後、幼馴染みの亜紀の母親が自殺を遂げる。夫の職場である医科大学の研究棟の屋上から飛び降りたのだ。そして亜紀が交通事故に遭い、洋一郎までもが……。父とのささやかな幸せを願う小学五年生の少年が、苦悩の果てに辿り着いた驚愕の真相とは? 話題作『向日葵の咲かない夏』の俊英が新たに放つ巧緻な傑作!
(以下続刊)

蒼井上鷹  『ハンプティ・ダンプティは塀の中』 
石崎幸二  『首鳴き鬼の島』 
北國浩二  『夏の魔法』◇次回配本 
北山猛邦  『少年検閲官』 
翔田寛   『競馬狂ハリスの最後の不運』 



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