< FIRE '99 >

-第19回高校生クイズ選手権REPORT-
8月8日。天気・快晴。
 今日は、年に一度の決戦の日。

俺のチームは俺・NOZ(3年生)と、Kei(2年生)、そしてEri(2年生)。
俺が・Keiが黄色・Eriがのバンダナをつけて行った。
ちなみに当日の俺の服装は黒のノースリーブシャツに革パン。

…暑い…。

阪急茨木市駅とモノレールの駅は既に同志の高校生でいっぱい。
家族連れに「何かあるんですか?」と聞かれ、
「高校生クイズです」と答えた。
そりゃびっくりするわな、あんなにいっぱい高校生がいたら。

 緑の芝生に立てられた6色ののぼり。各府県名が記されている。
 その前方には、既に戦士達が集まり始めていた。

しばらく3人で喋っていると、
…どーも見覚えのあるタイガースのハッピ
…ん?メダルしてるぞ、あの3人っ!!それにライオンのぬいぐるみ〜!?
そう。昨年の兵庫県代表校、伊丹高校の3人が今年も来ていたのだ!!
昨年の放送を見ていててっきり3年生だと思ってたのでびっくり。
もちろん、昨年の代表校の登場とあって、周りの視線は彼らへ一直線。
握手を求めるヤツまで出てきて(笑)すっかり有名人よのぉ。
はてさて、今年はどうなるのか…?

YTVの三浦アナと中本アナが出てきて、前説開始。
ボルテージを上げるため、何度かみんなで雄叫びを上げることに。
三浦アナがこっちの方を見て
「元気なお姉ちゃんがいますねー」と言ってたのだが
…俺?まさかねぇ…。

興奮の瞬間。
 決戦の水先案内人が姿をあらわす。

『ナニワ万博クイズ博、1年ぶりのI need you!』
我らが福沢朗登場!
まさか“I need you(I need 10)” で出てくるとは思わなかったが(笑)
やはり彼が出てくるだけで会場のテンションがぐんと上がる!
もちろん俺らも大喜び!さっそく拳を突き上げる!!

今回の一番乗りチームが発表される。
その後、二番乗りチームが発表になった。
なんと、長岡京市から自転車でやってきて、一番乗りしたのだが
自転車を止めている間に追い抜かれてしまったとのこと(笑)。
みんな気合い入ってんなぁ。

今年はYES‐NOの形式が少し変わる。
全チームに無条件でYES‐NOを7問出し、
各府県正解数の多いチームから勝ち抜けという方法。
間違えても即退場にならないのは、こっちとしては楽しくて良し!
おーし、がんばるぞー!

 興奮した波が一瞬にして静まる。
 決戦の幕が切って落とされるのだ。

福沢氏の「第一問!」の声と共に会場が静まり返る。
が、その後に彼は「じゃじゃん♪」と小ネタをかましてくれた(笑)。
気が抜ける抜ける(笑)。
どうやらどこの会場でも1回はやったらしい(笑)。
福沢氏曰く「2回はやらないからね(笑)」
気を取りなおして…。

第1問。「日本の世界遺産の半分が近畿ブロックにありますが、
世界で最も世界遺産の多い国は、お隣中国である」

はっきり言って、これはNOだと確信を持った。
確かに中国と言えば歴史的な建造物などは多いだろうが、
もっと多い国もあるだろうし、これがYESなら問題として面白くない。
『なーんだ、そっか』で終わってしまうからだ。
YESのエリアにいた俺達は、人の波に乗りながらNOを目指す。

…が、NOのエリアにたどり着いたと思った時、
急に重心がぐらついた。周りの人の波が揺れる。
なんとか持ちこたえようとは思ったが…無理だった。
波が大きく揺れ、ついに全体が崩れる。
つないでいたはずの手が離れ、俺は大きく倒れこんで地面へ。
芝生の上に倒れた。…という事は、一番下!?
などと考える暇もなく、足を激痛が襲う。
「うわぁぁぁぁっっっ!!!」
声をあげるつもりなどなかったが、出てしまうものは仕方がない。
痛くて声をあげるなんて初めての経験…でもないか。でも本気で痛い。
周りの人が何人か「大丈夫ですか?」とか
声をかけてくれたのが嬉しかった。ありがとう!少し救われた気がした。
結局、しばらくは動けずにいた。
少しずつ上に乗っていた人が立ちあがり、
俺もKeiとEriに手を貸してもらって立ちあがる事ができた。
右の太腿がものすごく痛かった。左足も少し痺れたような感じだ。
「折れてるわけじゃないとは思うねんけど」
とは言うものの、やはり痛い。まともに立っていられなかった。
福沢氏が「気をつけてねー。でないと
番組なくなっちゃうから(笑)」

と笑わせてくれる。
この場のこの発言は巻きこまれた人間への救いと、周りの人間への警告だろう。

3:7ぐらいでNOの方が多いとのこと。だから将棋倒しが起こるのかぁ…。

 緊張の瞬間。YES・NOコールが飛び交う中
 出された答えは…
NO

やっぱりNOじゃねえかよぉ!
勝利の水しぶきを浴びる(でも俺らの方にはあんましかからなかったけど)。
ちなみに一番多い国はイタリアだそうな。
おし。まず1問。

第2問。「ウフ、エヘ、オホ。卵をフランス語で言うと『ウフ』である」

これもNOだと思った。
"フ"で終わるような発音はフランス語にないと思ったからだ。
正解は…YES
う〜ん。去年フランス語とってたのになぁ。先生、ごめん!
後日、放送を見て市立伊丹の立てた論に納得。
曰く「調べたらすぐわかるような問題はYESや」
…なるほど。冷静に考えりゃ良かった…。

第3問。「Kinki Kidsの『フラワー』と天童よしみの『珍島物語』。
カラオケで同じ人が同じ条件で歌った場合、消費カロリーは『珍島物語』の方が高い」

これもNO。演歌はJ-POPよりも曲が短いのだ。
特に最近のJ‐POPは長い曲が増えているから、間違いない。
…しっかし、面白い問題考えるなぁ。思わず笑ってしまう。
やはり答えは…NO
ちなみにDAMで消費カロリーを算出できるそうだ。
じゃあ、Iceman「Wish Matrix」歌っても
消費カロリーが出るって事だよなぁ…行こうかな。

第4問。「ミロのビーナスはお臍も出している」

どーも布か何かで隠してあったよーな…?
それに「ダリのミロのビーナス」で臍に引き出しがついていた覚えがない。
NOに居残る。
ちなみにこの時俺達の前にカメラクルーが…。
でも見事にカットされてましたぁね(笑)。
福沢氏の煽りは
YES→「やっぱり臍出しだぞ!!」
NO→「臍出しなんて恥ずかしいぞ!!」
…ちなみにその時俺の臍は
ノースリーブシャツの陰で見え隠れしていた(笑)。
そして正解は…YES
EriはYESだって言ってたのになぁ。ごめん!!
あとから考えるとTMR「ヴィーナス」
「臍淑女」…この通りにしときゃ良かったと後悔…。

第5問。「『豹変する』と言う言葉通り、豹の体の模様も時にその形を変化させる」

これは確実にNOだと思った。
結局答えはNO。…割と簡単な問題も出るのね…。

第6問。「相撲の技。『張り手』も決まり手の一つである」

これもNOだと思った。
きっと『送り出し』とかいう決まり手になるはずだ、と意見が一致。
正解を出す前に、福沢氏が
「ここまで全部NOのチーム、いる?」と言うのですかさず手を挙げる。
結構いる。それを見て福沢氏
「あー、じゃあ人を疑って生きてるんだねぇ(笑)」
…放っといてんかー!(笑)
そして答えはNO。疑って良い時もあるのさ。(笑)

第7問。「今年初めて甲子園の優勝旗が沖縄に渡りましたが、第1回大会の優勝は、共に近畿勢である」

確信が全然持てない。いや、正確に言うと春の優勝校の覚えが全然なかった。
夏は京都二中。それしか覚えてない。わからないままにYESに行った。

正解発表の前に、
福沢氏「ここまで頑張った自分自身に拍手!」
…そうだ。この1問で、このお祭騒ぎも終わるかもしれない。

正解は…NO
春は高知商業が優勝した、との事。

4問正解。
 俺の夏は…終わった。

終わった瞬間力が抜けた。
ギリギリまで通過校が決まるのを見ていたけれど、
伊丹高校の姿が見えなかったのが残念だった。
でもまあ、きっと充実した夏を過ごして帰ったよね。そう思いたい。

抽選にもことごとく外れた俺達は、
帰りにガレージセールに寄って(笑)帰路についた。

KeiやEriと話している間は何てことなかったけど、
家に帰って自分の部屋にたどり着いた時、
「ああ…俺の高校の夏も終わってしもたんやなぁ…」
そんな淋しさがこみ上げてきた。
お祭りが終わったあとの虚無観。放心。

最後に、今回本当にお世話になったかわいい妹達へ。
二人のおかげで、高校最後の夏をすごく楽しく過ごす事が出来ました。
本当にありがとう。お姉ちゃんは幸せ者です。

Thanks a lot! I love you so much…

1999.Summer NOZ