徳島ごみフォーラムに八〇人
中身の濃い熱心な報告と討論

一回徳島ごみフォーラム (実行委員会主催) が徳島市中央公民館で開かれ、八〇人が参
加しました。

実行委員長の米田精一さんの開会のあいさつのあと、新婦人の祖父江桂子さんの司会で四人
のパネラーが各二〇分あまり報告しました。

湊徳島市生活環境課長は、徳島市のゴミ処理の状況とリサイクルの推進、ゴミ減量化のとり
くみについて報告。「ゴミ減量策のしくみづくりと啓発活動を強めたい」 と述べました。

県民ネットの吉田県議は、県のゴミ行政と廃棄物問題ネットワークの活動について報告。
「ネットワークをひろげたい」 と語りました。

広島市の 「安佐地区・食の安全とゴミの減量を考える実行委員会」 の名越事務局長は、
ゴミ減量を求める運動に勉強しながらとりくんできた経緯を報告。「運動をすすめればゴミを
減らし焼却場計画の縮小は可能」 と述べました。

岩佐前参議院議員は、国のゴミ行政の問題点について報告。「ゴミ問題は行政と市民が
協力することが大切」「施設整備中心のゴミ政策が自治体財源を圧迫し、焼却施設があ
まっていると指摘。「ゴミの的確な分析にもとづいたゴミ減量へのとりくみ
が大切」 と述
べました。

その後、四人が、「リデュース、リユース、リサイクルとは」「溶融炉の安全性は。安全な
炉はないのか」 「徳島市の一般廃棄物にしめる事業系ゴミの量はどうなのか」「最終処
分場をどうするのか」 などの質問に答えました。

最後に、まと
めの発言を四人がおこないました。湊さんは、「市町村は流れの一番下流
でゴミの処理をすればいいというふうにいわれがち」 「行政としてもできるかぎり上への
働きかけをおこなうことが大切」と述べました。

吉田県議は、「日本の法律は、排出者や製造業者の責任を軽減し、処理費用を消費者
に転化している。製造者の責任ということを常に意識して運動していくことが大切」と述べ
ました。

名越さんは、「運動にたずさわつて二年。男の私は全く関心がなかつた問題だったが、
今はおもしろくなつている。ゴミ問題は男性にも参加してもらうことが大切」と話しました。

岩佐さんは、「ゴミ量を23%減らした名古屋市では、リサイクル量が増えている。総量を
減らさないと解決はない」、自民党の政治家と財界の醜い関係を語りながら「拡大生産者責任
を明確にすることが大切」 と述べました。そして、「藤前干潟をまもる運動がゴミ減量の大き
な力になった」名古屋市にふれ「徳島市でも全国に先駆けた運動を」 と呼びかけました。

最後に実行委員会の桑原さんが閉会のあいさつを述べました。桑原さんは「パネラーの方の多
様な報告と、多くの参加者が熱心に討論に参加して頂きフォーラム開催の意義があった。これを
第一回にこれからもフォーラムを開催して行きたいのでご協力頂きたい」とのべました。
(上村秀明