
〜What's AFRESCO?〜
●フレスコの技法の説明●
フレスコにはいくつかの種類があります。そのうちの3つをご紹介します。 |
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絵描きが一日に描き上げられる分だけの壁面を作り、その石灰が生乾きのうちに絵をかきあげ、毎日壁を塗りついで絵を描いていく方法です。 |
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壁画ラボの作品『祥雲図』の制作にそって説明します。 |
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手順1:描画準備 ●支持体の選択 |
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手順2:壁作り ●砂洗い |
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手順3:地塗り(アリッチョ/arriccio) 下地には必ず水を与えてマルタがつきやすいようにします |
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手順5:●上塗り(イントナコ/intonaco) そしてその日に描く絵の範囲(ジョルナータ)の分だけ、再びマルタを塗りつけます。 |
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手順6:下絵を写す けがき(インチジオーネ/incisione) マルタを塗ってしばらくしたら、再び壁の上にカルトーネ(下図)を乗せ、カルトーネ(下図)の紙の上から先の尖ったものでひっかいて下絵を壁に写します。これを「けがき」と言います。 |
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手順7:描画 本塗りの壁が締まってきたら顔料を水だけで溶いて、着色を始めます。 完成作品例 → 【祥雲図】 |
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イタリア語の引っかくという言葉からつけられた名前です。日本語で言うと「掻き落し」にあたります。2層以上の層のマルタを重ねて塗り、上の層を引っかき落として、絵をかいていく方法です。 外壁にも使われる方法で、風雨に対する耐久性が良いことにに特徴があります。 |
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壁画ラボの作品『葛』『栃』の制作模様に沿って説明します。 |
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手順1:支持体 『葛』『栃』を描くことになった会館の従来の壁にはタイルが貼ってあり、フレスコ制作部分をどう作るかを検討しました。その結果壁画の大きさを決定した後タイルをはつって剥がし、その部分に製作用の地塗りを施すことにしました。 |
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手順2:下図(カルトーネ/cartone)制作 フレスコは壁面への描画作業に入ってしまうと構図の変更などができないため、下絵の段階で完全に構想を練り上げる必要があります。 |
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手順3:地塗り(アリッチョ/arriccio) 下地には必ず水を与えてマルタがつきやすいようにします |
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手順4:色決定 グラフィートのための中塗りと上塗りのために2色の色を決定します。顔料は土系のものを使用します。 |
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手順5〜6:中塗り〜上塗り 着色したマルタを下塗りの上に塗りつけます。地塗りを水で湿らせてから中塗りをします。 |
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手順7:下絵の転写 粉打ち(スポルヴェロ/spolvero) ジョルナータ分のマルタを塗ってしばらくして程よく乾いたところで、壁の上に主な線に穴をあけた実寸大のカルトーネ(下図)をあてます。そしてその上から土系の顔料(色の粉)の入ったタンポンで叩くと、開いた穴を通って顔料が画面の上に落とされます。この点を頼りに下絵を壁に写していきます。 |
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手順8:掻き落し 壁が締まりだしてからまず輪郭を先のとがった金属で、けがいて削り取ります。そのあと壁の締まり具合を見ながらデザイン内部(色マルタを出す部分)を削り出していきます。 |
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セッコとはイタリア語の「乾いた」という意味の言葉です。乾いた壁面(画面)の上に顔料に定着剤を混ぜて絵を描きます。ブォン・フレスコの場合、石灰の固まる力が、顔料の定着にも作用しますが、セッコの場合には石灰はすでに乾いていますので、その働きはしません。ですから顔料に定着剤を混ぜるのです。これはテンペラの技法や、油絵と同じやり方です。 |
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