管理組合理事会への説明
共用部の工事をするには管理組合の了解を得なければなりませんが、それには総会を招集する必要があります。総会召集のためにはそのための理事会を開かなければなりません。これが集合住宅の面倒なところで金銭負担のほかに、デベロッパーが共用部(外壁なども含む)の修補をやりたがらない理由の一つです。被害が自分に及ばない場合、修補の必要を認めない住民だっています。
総会召集のための理事会が開かれ、副理事の私も出席し、その席で、コーディネート会社のコーディネータ関O氏が前言を翻して、やると言った自転車置き場の改修はやらない、と言い出しました。最初から当社の回答はゼロ回答である、ト。じゃあ、あの取締役との話し合いはなんだったのしょうか?すべての改修工事はコーディネートおよび設計の契約業務外であり、責任は一切ない、ト。現実的に効果が得られるのはメイルボックスの改修だけだからという説明でした。測定結果は測定結果であって、改修しなければいけないという認識はない。じゃあなんで測定したのでしょうか?
また、別のプロジェクトでは全額コーディネート会社負担で大規模な改修を行ったのに、私のところはやらないのは、「会社は今後修補は一切やらないという方針にした」からだそう。財政事業が苦しいのか? それとも以前の修補例の騒音源となった人は自社に有利なPRをしてくれるフリーのライターだから? コーディネータ、法務担当者が3級という酷い音がしている自転車置き場の改修を約束したのに一方的に止めるといいだしたのです。
メイルボックスの改修
とにもかくにも、一番の騒音源メイルボックスの改修をしないことには眠れないので、測定のX氏の立会いの下、メイルボックスの取り外しが行われました。普通は騒音源を絶縁すれば音が軽減されるはずだそうですが、メイルボックスをコンクリートから絶遠しても、音はまったく軽減されませんでした。これでは界壁にグラスウールを充填しても、全く効果がなかったでしょう。そこで、X氏が再度ゼネコンと打ち合わせ後、日を改めて埋め戻し作業をすることになりました。埋め戻し作業の結果、メイルボックスに関する限り音は少しは軽減されました。
しかし、自動ドア、足音系、自転車置き場の音、エレベータ衝撃音など、まだまだ未解決です。コーディネート会社は理事会や管理組合の総会で、測定に多額の費用がかかったこと、メイルボックスの改修にも相当の費用がかかることを他の住民や理事の前で何度も強調しました。費用がかかったのは事実です。しかし、最初からちゃんとした建物を作れば必要のなかった出費じゃありませんか。
売却という選択
大きな損失を覚悟すれば、売り逃げというテもあります。しかし、修補をせずに売り逃げすれば、今は騒音の被害者の私が加害者になるのです。また、その欠陥を買主に告げてそれ相応の値引きをしなければなりません。黙って売った場合は民法570条の瑕疵担保責任(売買ノ目的物ニ隠レタル瑕疵アリタルトキハ第五百六十六条ノ規定ヲ準用ス但強制競売ノ場合ハ此限ニ在ラス)を負います。その意図がはっきりした場合は民法709条の不法行為責任(故意又ハ過失ニ因リテ他人ノ権利ヲ侵害シタル者ハ之ニ因リテ生シタル損害ヲ賠償スル責ニ任)を問われます。住むに住めない、売るに売れない、こんなコーポラティブハウスを作っても反省するところか、私が悪者に仕立てられるのですから、ひどいもんです。実際には残念ながら、売り逃げが多いのが現実です。だから、中古マンション・住宅の購入の際にはくれぐれもご注意を!
施工図
ある一級建築士に建物と竣工図を見てもらったところ、施工図(かなばかり図) を見なければわからない、といわれました。実際に建物を建てるための施工図が あるはずだ、といわれ、コーディネート会社に私のところの分だけでいいから、 見せてほしいとお願いしたら、関O氏から次のような回答が来ました。「必要と思われる箇所及び使用使途をお聞かせいただければ図面の有無含め、 確認致しますので、改めてご指示下さい」自分が買って、自分が住んでいるところの施工図、どうして見ることが出来ないのでしょうか? なにか不都合なことがあるのでしょうか?