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慢性膵炎関連書籍

慢性膵炎について調べるために私自身が購入した書籍を紹介しています。
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書名・著者等 コメント・感想 イメージ
『膵臓の病気』
小泉 勝
保健同人社
2002
情報の量や詳しさ、内容のバランス等個人的には非常に信頼している本です。専門用語も多いのですが、あくまでも一般向けにしようと考えておられるようです(このシリーズ全体が一般人向けですが)。膵炎や膵癌について詳しく知りたいという方には最高の充実度だと思います。
膵臓の病気 (専門のお医者さんが語るQ&A)
suizo-no-byoki
『生活習慣とすい臓病』
伊藤鉄英 他
海鳥社
2007
元々書名と同じタイトルの市民講座であったものを本にまとめたもので、一般人の目線で書かれているために大変わかりやすい内容になっています。膵炎発生のメカニズムについて、膵管内の圧力の上昇によって本来活性化しないはずの膵液が活性化すること第一の原因、という説明は類書にはあまり見られないような気がします。その他「社会心理的ストレスとすい炎の関係」、「血清アミラーゼの謎」といった着眼点もユニークで「なるほど」と思えることが多いと感じます。この本のコンセプトは『すい臓に愛情を』ということですが、患者への気配りを感じさせてくれます。
生活習慣とすい臓病―生命(いのち)を守る予防と治療
aijyou
『名医のわかりやすい膵臓の病気 第二版』
内藤聖二 他
同文書院
1998
説明が詳しく、図も豊富(少し小さいのが老眼の私には難点ですが)で、とても勉強になる本です。新鮮な情報としては、たとえばガスがたまりやすい(私の悩みです)のは膵臓の消化酵素が小腸まで達せずに小腸内で食物が消化不良になるためであるとか、他のほとんどの臓器には動脈が1本入って静脈が1本出ているが、膵臓には動脈が数本入っており、大量の血液が酸素や栄養分を運んでいるということなどです。
名医のわかりやすい膵臓の病気 第二版 同文名医シリーズ
meii
『まるごと一冊膵臓の本』(第二版)
真辺忠夫
日本プランニングセンター
2004
タイトルが気に入って買いました(笑)。専門用語が少なく、かなり平易に膵臓の病気について解説されている本です。特に慢性膵炎の診断基準など、公式なものはとてもわかりにくいのですが、そこを素人向けに説明されています。また、嚢胞についての記述も詳しいものがあります。2004年に第二版として出されて、比較的新しい本です。イラストが、なんと言いましょうか現代のデジタル時代風ではなくやや昭和風なところがいいような悪いような。個人的には少し気になります。
まるごと一冊 膵臓の本 (まるごと一冊シリーズ)
marugoto
『すい膵臓の原因と予防』
平畑徹幸
素朴社
1997
膵臓の本として私はこの本を初めて買いました。俳優の杉村春子さんが膵臓がんでなくなったというエピソードから始まっているこの本は「膵炎」という言葉を初めて聞いたというような方々に向いているかなと思います。私もとても勉強になりました。この著者の病院では慢性膵炎の診断に自信を持たれているようで(この病院では慢性膵炎と診断される方が他よりも多いようです)、慢性膵炎についての記述が多いことや、また触診に対する自信を表明されている点も類書に比べてユニークな点です。本そのものが病院のアピールかな、と感じさせるところもあります。一般論として本と病院とは切り離して考えられる方がよいと思います。
すい臓病の原因と予防―お腹・背中・腰がモヤモヤしたら…
gei-in
『低脂肪でもおいしいねっ』
杉村ともこ
文化出版局
2004
自分の症状が最悪の時に買って家内にこれを元に料理を作ってもらいました。当時はとにかく痛みが持続している状態で、脂質のものはほとんど受けつけない時期でした。今は調子も良くあまり制限がありませんが、当時は苦しかったですね。自分で直接調理をしていないので詳しいことはわかりませんが、鳥のササミとか、豆腐とか、低脂質な食材や料理法のヒントになったのではないでしょうか。写真が美しく読みやすい本です。著者ご本人が膵炎の診断を受けられて食事制限が必要だったそうです。膵マー仲間による本ですね。
低脂肪でもおいしいねっ
teisibou
『膵の線維化はなぜおこるか』
松野正紀監修
医学図書出版(株)
1997
専門書なのですがタイトルに惹かれてつい買ってしまいました。買ってみるとやはり医学論文を10本程掲載しているオムニバス形式の本で、難しくて歯が立ちませんでした。それでも無理に読んでみて感じたことは、
@ネズミの慢性膵炎ではなく人間の慢性膵炎をもっと調べてよぉ、ということと、
A細胞の拡大写真も白黒だと心理テストにしか見えないよぉ、
ということくらいでしょうか。
真面目な話、色々な方が基礎研究を積み重ねておられるのだなぁ、という印象は受けました。『線維化』についてですが、膵臓の「線維化マーカーの開発」という発想があるということは心強く感じました。(肝臓の繊維化マーカーは有効なものがあるそうです。)線維化というのは、炎症の果てに細胞が傷跡のようになり機能を停止する状態のようで、避けたい現象ですが、万一始まってしまったとしたら、その進行具合が血液検査などでわかるようになるのは多少有り難いですね。
膵の線維化はなぜおこるか―病態解明と治療への展望
『膵の繊維化はなぜおこるか』