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慢性膵炎の症状

慢性膵炎の一般的な症状については難病情報センター等のサイトに詳しく記載されています。ここでは私自身やブログに寄せられる方々が体験された症状をまとめてみました。また、最後に私の以前のブログの記事を載せています。

<上腹部痛>

最も一般的な症状です。上腹部とは「鳩尾(みぞおち)のあたり」ということのようです。膵臓は胃の裏にありますので、上腹部は大体膵臓の位置と一致します。一口に上腹部といっても実際の痛みの範囲や程度は実に様々です。「張った」ような感じ(膨満感)の時もあれば、我慢できないほどの痛みもあります(そういう場合は前かがみになってエビのような体勢になると和らぐと言われています。)。私は普段は鳩尾のやや左側の奥がぼーっと痛いという場合が多いです。しかし増悪期はここと言わずあそこと言わず、とにかくいろいろな場所が痛みます。そして一日のうちでも痛みの場所が刻々と変わっていきます。また時々、上腹部よりもさらに高くなりますが、喉の奥から始まってちょうど食道を下がっていくように痛みが走る場合があります。これはまるで痛みのカタマリが口から入って食道を通過するような感じでやや不気味です。今まで数回だけですが、すぐにおさまりました。
*「鳩尾」を含むブログ過去記事
・05-10-22 ミッチーさんから痛みにどう対処するかと・・・
・06-01-24 一番太っている時が10年くらい前で・・・

<背部痛>

背部痛は膵炎の痛みの大きな特徴です。膵臓はお腹よりも背中までの距離の方が近いからかもしれませんが、痛みが背中に「抜ける」とか「放散」するという言い方がされます。私は初めて医者に慢性膵炎の診断を受けた時に「背中が痛くありませんか」と聞かれました。実はそれまで背中の痛みは意識したことがなかったのですが、暗示に弱いというか、その翌日から背中が本当に痛くなりました。(それは今でも不思議ですが。)背中の痛みの位置ですが、比較的調子がいいときは、上腹部の真裏あたりが中心ですが、増悪期には背中の左の下の方、ちょうど脇腹の反対のあたりが痛みます。ひどい時はその部分に矢でも刺さっているのではないか、と思える程、四六時中痛くなり、仕事にも集中できまんせんでした。また、もっとひどい増悪期には、膵臓の真裏が、まるで誰かが背中から手をいれて膵臓をわしづかみにしているのではないか、という程の痛みになることがありました。それが過去最悪の状態で、その頃は食事もあまり摂れなくて短期間(2、3ヶ月ぐらいでしょうか)7キロほど痩せました。


<吐き気>

人によっては常に吐き気を感じるという患者の方もおられます。日常生活を送る上ではかなりの障害になるような気がします。吐き気止めの薬(「ナウゼリン」など)で抑えるようです。


<下 痢>

膵炎が進行して膵臓の組織が機能しなくなると、膵臓から出る消化酵素がなくなってしまうので消化にも問題が起きて下痢という症状につながったりするようです。特に脂肪を消化する酵素の不足が下痢につながるようで、慢性膵炎の進行した場合の症状の典型として、脂肪が消化されないまま便となって出てくる脂肪便が挙げられています。脂肪便はまた、臭いがとても強いそうです。


<うつ症状>

慢性膵炎が不治の病であるという絶望感からか、膵臓の痛みが気分を滅入らせるのか、慢性膵炎の患者には「うつ」症状を訴える方が多いのは事実です。そのため、うつ症状のある患者には「抗不安薬」や「抗鬱薬」が処方されるケースもあるようです。
私も膵臓の痛みがいつまでも消えないために、常にそのことが頭から離れず、何だか逃れられない悪魔が取り憑いたかのような気分になったことをよく覚えています。初めて増悪期を経験した頃のある日、強烈な痛みをおして仕事に通っていましたが、車で仕事から帰っていると、対向車線を走っている大型トラックに突っ込んだら楽になるかもなぁ、という考えを抱いたことさえありました。


<げっぷとおなら>

あまり膵臓関連の書籍には書かれていませんが、(私も含めて)多くの患者さんが、膵炎から来る「げっぷ」や「おなら」の頻発に困っている印象を持っています。私の場合、高脂質の食品などあまり膵臓に良くないものを食べた時は、まず膵臓にダメージが来ますが、うまく「げっぷ」が出ると症状が和らぎます。また「おなら」も同様で、おならをすることで膵臓への負担が減っていると感じる時がよくあります。
また、おならに関連するかも知れませんが、私の場合、便の回数もかなり多くなっています。特に下痢だったり脂肪便だということではないのですが、仕事中何度もトイレに行かなければならない、という状態の日が多くなっています。


<口 臭>

これもあまり膵臓関連の本に載っていませんし、大きなことではないのかも知れません。また膵炎だけが口臭の原因ではないとは思いますが、膵炎患者の中には口臭に悩んでいる方も多いと思います。内臓の機能が普通ではなく、消化がうまくいっていないためでしょうか。


<私の症状>

以下は2005年〜2006年にかけての私の症状についてのブログ記事です。


ブログ 概 要
私の病歴 050514 プロフィールの「慢性膵炎歴」にも載せていますが、ブログ版にはいろいろな方々からコメントをいただいております。
痛みが消えません050824 2005年8月。お盆の爆食がきっかけでしょうか。
微痛 050904 2005年9月上旬。微痛が続きます。
吐き気050906 2005年9月上旬。ある日、吐き気と便意で目が覚めました。
ぎっくり腰 050919 2005年9月。膵炎とは無関係ですが、よくギックリ腰になります。
体調 051004 2005年10月上旬。痛みの状況報告です。
家族がストレス?051023 2005年10月下旬。妻が子供と実家に帰りました。すると体調が・・・
痛みの自覚051031 2005年10月下旬
コーヒーはだめだぁ 051104 2005年11月。カフェイン入りコーヒーを飲んで苦しんでいます。
慢性前立腺炎051108 2005年11月。私には慢性前立腺炎という持病もあります。
げっぷ 060107 膵炎9年目。やたらと「げっぷ」が出ます。
不快な痛み060111 2006年1月中旬。
「座り」くらみ060114 2006年1月中旬。運転中に意識が薄れるような感覚に襲われてしまいました。
「げっぷ期」と「おなら期」060123 2006年1月下旬。
体重75kg060124 2006年1月下旬。ピーク時は85キロでしたが・・・
やはり痛みが 060218 2006年2月中旬。すきやきの牛肉を食べて苦しんでいます。
比較的好調 060223 2006年2月中旬。調子がよいと「とんこつラーメン」を食べてしまいます。
コーヒーチャレンジ060227 2006年2月。カフェイン入りコーヒーにチャレンジしています。
花粉症 060303 2006年3月
不思議なきっかけ060408 2006年4月初旬
口臭の悩み060417 2006年4月中旬
絶好調(断薬の開始)060430 2006年4月
ガスとの戦い060601 2006年6月です。
好調の要因060606
健康診断060626
2ケ月060706