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タカスギシンタロの日記アメンチア
Sintaro's nikki amentia
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2001年8月の日記
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2001年08月31日
(土)
おつかれさま岩澤さん |
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千駄木の在宅看護協和会の「蔵」に、徳永和幸君の友人の陰山美保さんの「うみでいちばんおおきなさかな」展を見に行った。この蔵の場所がわかりにくくて、やっと見つけたら、今度は人家の裏庭みたいなところを通り抜け、玄関で靴を脱いで部屋をいくつも横切って、やっと蔵へとたどり着いた。素焼きの指くらいの大きさの小魚のオブジェが何千と集まって、ひとつの大きな魚となって、蔵の二階の板張りの床を泳いでいる。スイミーだ。
さて、この蔵に来たのはじつは宮武希さんが参加する「Alaholo Papa」のミニライブがあったから。畳敷きの床にあぐらをかいて、ウクレレ、バンジョーのゆったりとした演奏と魅惑のボーカル、フラダンスを堪能した。蔵の低い天井とちょっと崩れた白壁がなんともエキゾチック。「丸木舟」って本当にいい曲です。フラダンスって、まさに手話。
町田に戻って大澤大さんに、ご予約の「アウトブリード」をお渡しする。かつての編集の国のような、クリエーターのコミュニティ群を構築しようとたくらむ氏は、編集学校「結果往来教室」の師範代でもある。ぼくも超短編で何かお手伝いできればいいと思う。
久々に赤坂におもむき、gutsで岩澤ちあきゅらマシーンさんのさよなら飲み会に参加。参加者は太田、数納、美柑、横川、俵谷、羽生、滝沢。ぼくが辞めたときはたった2人しか一緒に飲んでくれなくて寂しかったので、呼ばれもしないのに押しかけて、心の中でこれはぼくのさよなら会なんだと勝手に認定した。
心の中といえば、美柑はぶりっ子が嫌いだが、それは心の中の“ジョニー”が「好きなものは好き、嫌いなものは嫌い」とシャウトするからだと判明。だが俵谷のぶりっ子とて心の中の“メリー”のなせる技。ちなみにジョニーは食わず嫌いで亭主関白なナイスガイ。メリーは夢見がちだがしっかりしたところもある21歳OL。
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2001年08月30日
(木)
イワミ・ヒロキのPOST CARD |
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8月23日の日記で紹介したイラストレーターのイワミヒロキくんだが、ポストカードは150枚も刷ったのに、コミケで4枚しか売れなかったのだそうだ。美少女ゲームの場所ではしょうがないか。でも、せっかく一枚一枚手差しでカラーコピーしたのに、かわいそうなので、ぼくのページで販売することにした。ほしい人はメールください。→イワミ・ヒロキPOST
CARD COLLECTION
岩見君はぼくの遺跡調査会時代からの友人だが、家賃1万2千円の部屋に住んでいたり、自転車で福島まで帰ったりと逸話には不自由しない。でもイラストのイメージが壊れるのでここでは伏せておく。
坂部さんから電話で、徳永君が一晩で点字を打ってしまったという。信じられない早さだ。あしたも逢える予定なので、さっそくご褒美のコロッケをあげないと。
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2001年08月29日
(水)
お好み焼きざーんす |
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2時に十条で木本君と待ちあわせ、徳永君のうちへ向かう。と、いうことは坂部明浩さんの家へ向かうことでもあるのだが、とにかく町田から2時間の道のりは長かった。今回の撮影ではちょっと大胆かつ小回りの利くアイディアで、木本君の「動画も撮れるデジカメ」を用いた。一秒のフレーム数を30と15のどちらにしようか悩んだのだが、多少動きがぎこちなくなるが、15フレームの方が断然画質がいいのでそっちにした。
「これはなんですか」「点字板っていいます」などとわざとらしい会話を徳さんと交えつつ、撮影を行う。点字板の色を映えさせるために、たまたま下に敷いた書類バインダを徳さんが気に入ってしまい、点字を打つときは、さも昔からこの道具を使っていたかのような口調で「テープをこれで動かないように固定します」などと解説するあたり、さすがは坂部さんの友人だと恐れ入りました。
徳さんの点字を打つ速度はすごく速いのだが、全部その場で読み上げるのは大変なので、ぼくの朗読をテープに録音しておいて、残りは徳さんにやってもらうことにした。徳さんは点字テープ1mにつきコロッケ一個ではたらく男なのだ。
撮影が終り、4人でお好み焼き屋に向かう。その店ではお好み焼きに“アメリカ”とか“フランス”とか珍しい名前がついている。ためしにフランスを注文してみたら、タルタルソースがついてきました。ビールがうまい。
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2001年08月28日
(火)
5番目のろっ骨 |
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山口君に電話をしたら「もう大丈夫。ろっ骨が折れてたけど」とのことだった。右の5番目のろっ骨が、ポッキリ折れているらしい。「お風呂に入っちゃいけないって言われてるんだ。胸にテープを巻いてるから。でも取るよ、お風呂に入るから」とも言っていた。きょう明日と、ときわでの仕事は無理らしい。指もグローブみたいに腫れているんだと。頭は診てもらったのかと尋ねたら、「平気だよ。これ以上悪くならないから」と、ときわの奥さんと妙なシンクロをみせる。健康保険は自爆事故だからなんとかなったらしい。
ながらく動きのなかった超短編イソップ計画がやっと動き出す。あしたは徳永君の家に行って、超短編を点字化してもらう予定。木本君も撮影に来てくれる。楽しみね。
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2001年08月27日
(月)
健康保険の落とし穴 |
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朝っぱらから、ときわの奥さんより電話。「山口君、病院に行くっていってたけど、バイクでコケたって言わないほうがいいよ。歩いてて電信柱にぶつかったということにして…」。どういうことかというと、交通事故の場合、医療保険が効かず、実費を取られるらしいのだ。バイクの保険金をもらう場合も、警察を呼んで現場検証などが必要になり、ややこしいらしい。
さっそく山口君に電話をすると「いま病院の待合室。もう診察受けて、バイクで事故ったって言っちゃったよ。いまから受付にいって変更してこようかなあ」とのことだった。
お昼は、隠れた薬膳中華の名店「随息居」に行こうと思ったが、お休みなので、家族でときわに行く。山口君が頭を打ったらしいことを告げると、奥さんは「じゃあ、少しは頭が良くなるかしらね」と笑っていた。なんて人だと思いつつ、ぼくも「あれ以上悪くなりようがないですからね」と応戦してしまう。でも本当はちょっと心配。
市田、ひまわり、みねぎし、すぎもとらと神保町の蕎麦屋「夜咄 乃むら」へおもむく。たぶん一茶庵系のおそば屋だと思うが、それほど主張のないそばに、辛すぎる汁のバランスがもうひとつ。そば団子をノリでくるんで食べさせる、そばがきのスタイルは面白い。
山口君に何度も電話をかけているが、出てくれない。そのまま入院しちゃったのかなあ。
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2001年08月26日
(日)
山口君危機一髪 |
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山口君から電話があって「きのう飲みに行ったっけ」などと、とぼけたことを言っている。「体中が痛い」とも。ぼくだって君にローキックされた左足が痛いと言ってやったら、事態はもっと深刻なものだった。山口君は、きのうの記憶がないのだという。体中キズだらけで、顔もけがしているそうだ。どうやらバイクでコケたらしい。
鎌田君に車で家まで送ってもらった後、鎌田君が246までの道がわからないというので、山口君はバイクで誘導したらしい。その帰りの事故だと思われる。どうして「ときわ」で働いてるんだろうとか、就職も本当のことなのだろうかとか、記憶が判然としないという。すぐに病院に行くように言っておいた。とくに外傷はないらしいが、たぶん、頭を打っていると思う。すごく心配。山口君の料理の試食会をやるって決めたんだから、忘れずに約束を守ってほしい。
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2001年08月25日
(土)
サライの惑星 |
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棚にニスを塗って完成。だがここで大きな問題が発生した。棚を取り付けるとき、押さえておいてくれる人がいないのだ。空中でいろいろ手を動かしてみたが、うまい手順が発見できない。結局、窓枠に左足をかけ、右足を反対側の壁に突っ張るという、アクロバティックな姿勢で、ねじを締める作戦に出た。足がぶるぶるしてくるし、たぶん顔も泣きそうだったと思う。しかも右足が外れて危なく階段下に転落するところだった。怖いですね。でも、おかげで棚の取り付けはうまくいきました。
山口くん、鎌ちゃんと、高ケ坂の笑福へ飲みにいく。この店は煮込みがおいしいのだが、夏はやってなくて残念。グレープフルーツがカウンターに山盛りになってるので、つい、いつもグレープフルーツサワーを頼んでしまう。
さんざん酔っぱらってからずいぶん久しぶりにカラオケに。山口君も鎌ちゃんも空手家なので、体育会系のノリ。でもみんな好きなのはビートルズ。山口君は若大将気取りで「サライ」を歌うが、「若大将」というよりは「サル大将」か。「若大将の惑星」ってのもあったら怖いね。
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2001年08月24日
(金)
愛読者プレゼント第二弾 |
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一日中、部屋の片づけ。パソコンのソフトの箱を潰すだけで、ずいぶん部屋が広くなった。さらに本の収納力を増すために、廊下の窓の上に二段の本棚を作ることにした。もう「棚つくりのみやつこ」と名乗りたいくらい、何も考えなくとも手が勝手に棚を作ってしまう。超短編もこんなふうに出来ればいいのに。一通り組み上がって、あしたニスを塗れば完成。これで文庫本が140冊は収納できるはず。
8月22日に続いて、プレゼント第二弾。こんどはモノなので、「本」と違ってもらい手は少ないとは思いますが、いちおう、発表します。
(赤字はご予約済み)
■G-SHOCK FOX FIRE 未使用。裏にNHK科学番組部放送文化基金賞の刻印あり。 みねぎし様ご予約
■コンピュータ マイクロスコープ パソコンにつなぐ、子供向けCCD顕微鏡。Winマシンじゃなきゃ使えないので、やむなく手放します。最高倍率200倍。 ベイビー(大)ここのさまご予約
■ビクセン反射望遠鏡 赤道儀、三脚付き。ヘールボップすい星が来たときに買いました。土星の衛星もバッチリ見えます。 数納様ご予約
■プチサンボン(オーデトワレ) ジバンシーの子供向け香水の試供品。一回噴霧しただけ。 ベイビー(小)岩澤さまご予約
■CD-ROM 学研マルチメディア図鑑「野外植物」 Win95&98用を間違って買ってしまったのでした。未開封。 田村様ご予約
■CD-ROM TOEICテストスーパー模試600問 Win95&Mac。このソフトのおかげでTOEICで600点以上とれました。たいしたことないか。
以上、ほしい人はメールしてください
メールはこちら
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2001年08月23日
(木)
祖父の山の絵 |
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きょうはいいお天気なのに、またしても調布市の花火大会は延期になってしまった。多摩川の水位の上昇などもあり、昨日の段階では中止と判断せざるを得なかったのだろう。開催日は未定。
ひまになったので町田市立版画美術館に行った。“憧れの山々”というテーマで、近代の山岳画や版画を展示していた。ぼくが気に入ったのは恩地孝四郎と畦地梅太郎の版画の作品。でも全部見たところで思ったのは「ぼくの祖父が描いた山の絵がいちばん」ということだ。本当に傑作なのです。ぼくの部屋の一面をほとんど占領している大作を、いつかお見せいたします。
その、片づけ中のマイルームだが、棚を作るのは面倒くさいので、既成のものを買って、それを壁に取り付けようと思っていた。しかし、なかなかちょうどいいのがなくて、あっても5千円もしてばからしいので、結局東急ハンズで板きれを買ってきて自分で作ることにした。2千数百円でぴったりのものができるのだから、そっちの方が断然いいです。
前回のバーベキューに誘ったのだが、翌日にコミケをひかえて参加できなかった、イラストレーターのイワミヒロキくんから、コミケで販売した絵はがきが届いた。彼は友人のブースに便乗して参加したのだが、その場所が美少女ゲームエリアで、お客も99.99%がロリコン男で、岩見くんのエレガントな作風とは全く相いれなかったそうな。ちなみに岩見君は大東文化大学卒。岩見君とキャンプをすると、だいたい死にそうになったのも、今ではいい思い出です。
きのうの日記の、本プレゼントにさっそくご応募いただいてありがとうございます。字が赤くなっているのは予約済み。まだ残ってます。
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2001年08月22日
(水)
愛読者プレゼント |
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今週は両親が韓国旅行に行っているので、ずっとひとりで冷蔵庫の中身を減らす日々を送っている(先日のロールキャベツの残りまで冷凍庫に入っていた)。1人なのであまりしゃべらない。きょうもひとこともしゃべらずに一日が終わるかと思ったら、キャンプから無事に生還した木本君から電話があった。でも結局ちょっとしんみりした話になってしまう。26日に次のキャンプから帰ってくるので、そのときに点字の撮影の話をすることにする。
ついにこの時が来た。いよいよ部屋の片づけをしなければならない。2年間の葛藤が、本やレコードや紙くずの堆積物となって、ぼくの部屋に折り重なっている。とりあえず椅子代わりの折り畳みベッドをたたむ。ふわふわしたものをつまんで捨てる。
結論としては本棚が足りないということだ。すでに部屋の3面に棚を吊ってあるが(おかげで棚を作るのがうまくなった)、廊下にも文庫本を入れる棚を作ろうと思う。そうでもしないと片づかない。
と、いうわけで、とりあえず部屋を広くするために、本を日記読者の方々にプレゼントすることにした。マンガは古本屋に売れるので、まずは字ばっかりの本から。もちろんタダよ。ほしい人はメールして。
(赤字は予約済み)
『リヴィエラを撃て』 高村薫/新潮社 2000円
日本推理作家協会賞・日本冒険小説協会大賞 ここの様ご予約
『マークスの山』 高村薫/早川書房 1800円
第108回直木賞受賞作 ここのさまご予約
『アウトプリード』 保坂和志/朝日出版社 2300円
芥川賞・谷崎賞作家によるハード・エッセイ 大澤大さまご予約
『超常現象の謎を解く1・2』 A・C・クラーク/リム出版 各1800円
2001年…の著者が怪奇、心霊現象を科学的に検証
『超人ニコラ・テスラ』 新戸雅章/筑摩書房 2200円
元祖マッド・サイエンティストの生涯 美柑様ご予約
『知の編集工学』 松岡正剛/朝日新聞社 2200円
情報はひとりではいられない(seigowも)
『日本数寄』 松岡正剛/春秋社 2500円
無常迅速、日本のダンディズム みねぎし様ご予約
『電縁交響主義』 金子郁容他/NTT出版 2400円
ネットワーク空間で、いま何がおこっているか 数納様ご予約
『つながりの大研究』 金子郁容/NHK出版 1500円
電子ネットワーカーたちの阪神淡路大震災
『ネットワーク未来派宣言』 武田徹編/C・A社 1700円
10年目のニフティサーブが問う10年後の社会 数納様ご予約
以上。あさってあたり、モノ編をやります。おたのしみに。
メールはこちら
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2001年08月21日
(火)
ライク・ア・タイフーン |
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台風11号が日本列島に接近中。編工研の池はあまり雨量が増すとあふれてしまうので、金魚をたらいに避難させるようにメールを出した。が、すでに太田剛が避難をさせてくれたということで一安心。でも自分から外に飛び出てカリカリになったドジョウの例もあるから、逃げないように注意してほしい。思えば最初の金魚はパーティーの夜に池に落ちた大川さんに踏みつぶされ、次の金魚は水カビ病を直そうと治療薬に浸したら死んでしまい、もう一匹はどこに飛んでいったか行方不明。生きるって大変だ。
台風接近にちなんで、台風で超短編を考えてみる。たとえば、新聞記事にはこうあった。
大型で強い勢力の台風11号は21日午前零時現在、室戸岬(高知県)の南310キロの海上を時速約20キロで北北東に進んでいる。
中心の気圧は969ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は35メートル。
これをちょっと変えてみる。
大型で強い勢力の赤ちゃんが、21日午前零時現在、室戸岬(高知県)の南310キロの海上を時速約20キロで北北東にハイハイしている。
969ヘクトパスカルでむずがっており、おむつ付近は大荒れのもよう。
と、やってみたもののうまくいかず、次は、辞書を使って台風を言い換えてみる。
台風:夏から秋の初めに襲う熱帯性低気圧。
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台風:一年中で最も暑い季節から多くの草木が実る季節の最初の頃に不意に攻めかかる熱帯の、主として海上に発生する低気圧。
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台風:一年の初めから終わりまでの間で程度のはなはだしく気温が人間の肉体に苦痛を覚えさせるほどに高い一年を天候の推移に従って区分したものからたくさんの草と木が実を結ぶ一年を天候の推移に従って区分したものの物事の一番はじめのその時分に思いがけないことに敵にうってかかる赤道を中心として南回帰線と北回帰線にはさまれた低緯度地帯の、ものごとが行われる場合、あるものがその中心となっているさまとして海の上にうまれ出る大気中で周囲より気圧の低い部分。
と、やってみたもののうまくいかず、編集学校みたいになってしまっては野暮なので、普通につくってみることにする。出来たのがこれ→台風
石井さんから電話で、あした予定されていた調布市花火大会が、あさって8月23日(木)に延期になったという。石井さんの家は多摩川のほとりで、家にいながら花火が特等席で見えるのだ。石井さんはあしたの休みをあさってと入れ替えたので、ぜひ来てくれという。なぜそこまで? よほど奥様のフルートがうまくなったのか。
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2001年08月20日
(月)
久しぶりだよ市田さん、川崎さん |
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普段の生活からはかけ離れた表現を学ぶべく、女性用下着の折り込み広告の表現から修飾語を抜きだしてみることにした。これも超短編の修業である。
爽やかなブルー/気品漂うセット/愛らしさいっぱい/キュートなポイント/リボンが可憐です/胸をきれいに整える/ぽこっと立体感のある/フレッシュなカラー/ぴったりマッチ/レースで清楚に/ボリュームのあるケミカルレース/贅沢に楽しめる/抜群の素材/上品なかわいさ/甘いフリル/インポート風/雨のようなジャカード柄/レースが優雅/軽い印象の/幾何調のレースをさりげなくあしらうとどこかエレガントに/繊細なレース/やさしい肌ざわりを実感できる/やわらかくなめらかな肌ざわり/心も弾む爽やかなサックスカラー/部分的にふくらみ感のある/シックでエレガントなボルドーカラーに、スモーキーなピンクの花柄レースがきれい/スカラがセクシー/繊細なグリーンの糸と毛糸風のピンク糸が交互にあらわれるレース使い/華やかなピンク/純白の可憐なレースがまぶしくきらめいてラブリー/光沢感のある素材/遊び心のあるデザイン/スタイリッシュな印象/カラフルな水玉/着け心地満点/星柄ジャカードが今風/ポップに味付け/赤を効かせました/パイピングでかっこよく/ブルーの迷彩柄が新鮮/ほんのり光沢感のある/クールな質感/ビビッドなローズピンク/とびきりキュート/元気をくれるオレンジのドット柄/素朴な小花柄/落ち着きのあるワインカラー/ちょっと豪華な印象/総レースが豪華できれい/軽やかで透け感のある/見えてもOKのかわいさ/クラシカルで新鮮/ほどよい透け感の/鮮やかに映えるブルーの濃淡/見たことのないかわいらしさ/ホルタータイプがおしゃれ/ワイルド&プリティー/ムラ感のあるニュアンスが女らしい/着心地のいい/バラがアクセント/女の子らしい/ほどよい甘さ/ちょっぴりお嬢さん風/シックな大人の印象/メローしまつがフェミニン/やさしげでレトロな印象
……勉強になった?
金曜日の日記で書き忘れたが、そういえば伝説のサクランボ野郎、原君が編工研を訪れた。ぼくが辞める日にひょっこりやってくるとは何か運命的なものを感じる。そんな原ぶー辞めを一年後に実現した市田さんから電話があった。「きょうは免許の書き替えに行ったの。お蕎麦が食べたいわー」と、ぼくの日記で有名なそばの里ときわに行ってみたいということだった。
市田さんは「つぐないの日々」という、二度と車を運転したくなくなるような教習ビデオを見せられたあげく、ふらふらと吸い寄せられるように献血までしてしまい、町田に到着したときはよろよろしていた。しかも小田急改札の花屋の前で待ち合わせをしていたのに、どこをどう間違えたか、JRの改札まで行っている。もう歩けないというのでタクシーでときわへ。
ときわで食べたもの。板わさ、そば豆腐、そば味噌、鴨焼き、本返し漬け、ダシ巻きたまご、そば寿司(サービス)、せいろ、レモン切り。お酒は雪肌美人とそば焼酎。市田さんも満足したようです。
放送作家の川崎大師範からホームページの相互リンクのおさそいメールがきたので、さっそくリンクのページに[暴談直記]を加えた。落語や漫才などのお笑い好きはもちろん、ラジオ好き、モンティパイソン好き、料理好きにはたまらなく濃厚な暴談がお見舞いされることでしょう。さっそくお気に入りに入れて、ブラウザの購読の設定をすると便利です。8月20日の暴談に、ぼくのことが載ってます、ああくすぐったい。
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2001年08月19日
(日)
川の流れを見つめて |
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ボタンを押さないとドアが開かないJR相模線の下溝駅で降りて、相模川沿いの公園へ行った。川の向こうに丹沢が見えるこのあたりは大好きな場所で、悲しいときにはよくきます。井筒俊彦の『コスモスとアンチコスモス』を読みながら、超短編のことをぼんやり考えました。川は横であり、木は縦である。縦が生なら横が死。ガンジス川を流れる遺骸のことなどを考えているうちに、縦の川、つまり滝の特異性に気がつきました。と、その大切な瞬間に電話が鳴りました。
「いまどこ? 来いよ」
やぼな山口君からです。しかたなくときわに行くと、山口君は見習いの癖に弱音を吐いている。ぼくの料理を食べ、ぼくのお酒を飲んでいるのも納得できない。が、すぐにときわの娘に怒られて、慌てて厨房に引っ込んだ。めでたしめでたし。ときわの娘はきのう玉川の花火大会に行ったときの、ゆかたの写真を見せてくれた。和風でポップ!
相模川で見つけた四つ葉のクローバーを題材にした超短編→『幸運の確率』
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2001年08月18日
(土)
YOU CAN'T ALWAYS GET WHAT YOU WANT |
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昨日の日記。貫井さん、伊藤さん、岩澤さん、荻原さんにお花をもらいました。ありがとうございます。坂部さんには日時計付方位磁針、徳さんには小笠原古謡に関するテープをいただきました。みなさん、これからもよろしくお願いします。
もんじゃ焼きを食べて新宿ゴールデン街の「O2」に行きました。なぜかずっとローリング・ストーンズが流れっぱなしの店で長谷川さんの豚の角煮を味わいました。八角の香りがおいしかったです。美柑君にはユアグローの超短編をハードカバーでもらいました。いつかぼくもあんな本を出したいので、そのときは美柑に装丁をお願いします。水草をいっしょに買ってくれた岩澤さんはすごく美しいひとだと思っていたけれど、それはぼくの眼鏡の具合が悪いせいだと教わりました。仲良しの数納君が長い会議で参加できず、それが心残りです。みんな大好きな仲間です。
きょうの日記。ニールヤングの「今宵その夜」を聴く。ぼくにとっては特別なレコードで、このアルバムを聴くとぼくは一度完全に死んで、またはじめられる気がします。
これからこの日記のコーナーは、多少スタイルが変わると思います。日々の出来事と、超短編の創作の実験をむすびつけようと思うのです。いままでより登場人物は少なくなるし、内容もよりパーソナルで意味不明なものになると思われますが、どうかご了承ください。
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2001年08月17日
(金)
編工研辞めました |
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ASS HOLE!!
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2001年08月16日
(木)
ダブル・ロールキャベツ |
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隆ちゃんが腰痛でお休み。背中の筋肉がカチンコチンの板になってるんだって。これからの生活は、腰の健康を第一にした方がいいと思う。さもないとバーベキューできないからだになっちゃうよ。
貫井さん、岩澤さんとお昼ご飯を食べに行く。最初は蕎麦の吉葉に行こうと思ったが、お盆で休み。ほかの店も休みばかりで、赤坂方面に下っていったところでロールキャベツの店を発見して入る。きんぴらでラガービールを飲みながら、編集学校のあり方について熱く議論。貫井さんって本当におもしろいひと。
バイトの飯野さんは山中しほのページに帽子姿で登場していることが判明。ヤマモモ酒をほんのちょっとだけ飲ませたら「飲み足りない」とか言いながらけっこう酔っていた。飯野さんは酔った勢いで長谷川さんに、彼氏に関して執拗に尋問。
久々に早く家に帰って晩ご飯を食べる。おかずはなんとロールキャベツ。ショック! でも全部食べる。
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2001年08月15日
(水)
蔵出しヤマモモ酒 |
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昔の写真を見ていたら、ヤマモモ酒をつけているショットを発見した。そういえば、まだ飲んでいなかった。そこで、ベランダにて愛子、ここの、ちあき、隆ちゃんらと昼食会。秘蔵のヤマモモ酒(1年もの)を持ち出して、みんなで試飲としゃれこんだ。ヤマモモ酒は適度な酸味とこくがあって、とてもおいしかった。丸フラスコ形のいいちこのビンも大評判。
バーベキューの後半の写真を受け取る。びしょ濡れの髪からしずくをたらしながら肉を食べる羽生さん、レインコートでスーパーモデル気取りの数納君、風呂上がりであちこち髪の跳ね上がったすぎもと君、百戦錬磨のキャバレーママ風美柑など、貴重な記録だ。
現在、ひまわり街道を建設中のひとがいるとの情報を入手。あちこちに穴を掘って勝手にひまわりのタネを植えているらしい。ぼくの超短編『花の種』を地で行くようで、素敵な暴走。娘の顔が見たい。
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2001年08月14日
(火)
King of Fruit |
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引っ越しのお手伝いで荷物をまとめる。段ボールが3つに紙の包みが4つ。多いんだか、少ないんだか。
シロガネーゼっぽいここのさんの短編児童小説を読ませてもらう。主人公の言葉遣いが子供らしくないけど、初めて書いたとは思えないくらい構成はしっかりしている。あと何回か書き直せば賞に応募できるかも。ここのさんは、ぼくがいなくなることを知らずに「みずくさいじゃないの」というので、水臭いついでに金魚池のフィールター掃除を手伝ってもらう。案の定、ミミズが3匹フィルターからにょろり出てきて岩澤さんに流された。
荻原さんとちょっと話す。荻原さんはすごく繊細かつ大胆な感覚を持っているのに、それを生かせるような仕事が与えられていないのは、ちょっともったいない気がする。まあ、崩壊もひとつのスタートではありますので、軽やかに逸脱してください。
道端に植わっている青くて小さい桃をこっそりもいで、ひとかじり。ちょっと渋い。モモは、最初からあの形で、そのまま大きくなるのだろうか。その疑問に答えるには、ぼくはまだ若すぎた。ちなみに太田剛のお爺さんの今わの際の言葉は「桃はくだものの王様です」というもの。すごいクール!
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2001年08月13日
(月)
カブトムシの夜 |
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久々に池の金魚にエサをやる。3匹とも元気だったが、池に植えた水草が一本もない。おそらく、餓えのために葉っぱを全部食べたのだろう。だれか信頼のおけるエサ係を任命していかなければと思う。
お世話になった人々にメールを出しはじめる。アドレスを調べるためにISIS M modeのステージを作っていたころのメールや、仲が良かったけど辞めていった人たちのメールを読んでいたら、なんだか泣きそうになってしまいました。鼻水でヒゲがばりばりに。
お昼は数納の隆ちゃんとサンドイッチ屋へ行く。座禅のように壁にずらりと一列に並んで食べる店の構造で、ローストビーフ・サンドイッチは具が水っぽくなってなくて、おいしかった。飲み物に100%の桃のジュースがあったりして、ちょっとおしゃれ。
高尾山登山の後半とバーベキュー前半の写真が焼けたので、みんなに見せる。猪目さんがきりっと美しく猿山を見ていたり、山口君が蕎麦屋でオリエンタルスマイルを見せていたり、ピンボケの岩澤さんのうしろにマンボウが浮かんでいたり、大嶋さんの髪がピンと後ろに跳ねていたり、羽生さんと美柑君がキレていたり、すぎもとのサザエが火にかけられていたり、数納君がワインを鑑定したりしている。
晩飯は青山一丁目の駅ビルの、なぞの無国籍洋食屋。石狩風スープスパゲティにすべてが象徴されるお店。隆ちゃん、ちあきちゃんと仕事に関する前向きな話題に終始。帰りの電車で、先ほどの写真のうちの1枚が岩澤さんの検閲を受けて没収された。彼女のフォトジェニックぶりはこうして維持されている。
つくし野駅を下りると前方を歩く女性が何かを拾った。10mの距離からでも、ぼくにはそれがなにか分かった。速足で追いつき、声をかける。「カブトムシですか」「ええ、メスです」「逃がしてあげてくださいね」「はい、樹にとまらせます」そんな会話を、追い越しながら。
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2001年08月12日
(日)
山口君はちゃんと働いているのか |
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きのうのバーベキューの疲れからか、朝から頭痛。でも、桃を食べたら少し元気になったので、焦げ焦げの網を洗った。持ち物、服、鼻腔内が、全体的に焼き肉くさい。
お花のお稽古は小菊とトルコ桔梗をカゴからこぼれるようにいける秋らしいもの。お月謝とお花代を払ったら持ち金がわずか2000円に。それでも山口君の働きぶりを見学しにそばの里ときわに。
ときわに行くと山口君は机に突っ伏して寝ている。帰省シーズンなのでお店にはお客がいないのだ。「オレの作った親子丼を食わせてやる」と豪語していたくせに、出してくれたのは漬物とコンニャク。漬物の盛りつけでは唐辛子を見える位置にのせるときれいだと、ときわのご主人から指南を受ける。すぎもとから電話で八王子に来ているのでときわに寄るというので、内田道子さんの持ってきたという伊豆の日本酒を飲みながら待つ。店員の分際で山口君が「おい、つげ」とおちょこを差し出すので仕方なくつぐ。ぼくの料理を食べているのも納得がいかない。
すぎもと到着。すぎもとはかわいくないがかわいいので、おかみさんにジャニーズ系と言われるが、彼の従兄弟はリアルにジャニーズジュニア。眼鏡をかけたパートさんが現れたと思ったら、ときわ美人姉妹の姉だった。目が腫れているので伊達眼鏡だそうだ。山口君のジャージのパンツはまずいのではないかと指摘する彼女は映画好きだが、まだ猿の惑星は見てないらしい。
すぎもとがブックオフに行きたいというので残金300円で町田へ。写真のプリントを受け取るが、お金はないのでヨドバシのポイントで補充。ブックオフに行くと残念ながらお休み。がっかりしているすぎもとに追い討ちをかけるかのように峯岸から電話。「今、海ホタルなんだけど、町田に行こうかという勢いで」というところで電話が切れる。それ以来、峯岸の姿を見たものはいない。
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2001年08月11日
(土)
びしょぬれのパンツ兄弟 |
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多摩川の川原でバーベキュー。1時に岩澤さんとセッティング開始。べつに山奥でキャンプというわけではないので、日よけのブルー・シートを簡単に設営。火をおこしているあいだ、岩澤さんに水を汲みに行ってもらったら、タンクに小さな穴が空いていて、そこから水鉄砲のように水が発射されて、まだらパンツの女になってしまった。さすがにポリタンクも20年使ってるとガタがくるね。ごめんなさい。
マンボウ風船のはためく下、アルミホイルでタラとエノキとバターを包み続けるマシーンと化した岩澤さんに、参加者から駅到着の電話が続々とよせられた。数納君、大嶋さん、美柑君、羽生さんに、肉やビールや氷など、いろいろな食材を注文して買ってきてもらう。すぎもとくんは生きたサザエを持参。これまたうまかった。
天候は今にも泣きだしそうな曇天。ぎりぎりのところで黒雲をかわし続けてきた我々だが、けっきょくは雨男・美柑のちからが、人気、実力ともに勝っていた。美柑は学生時代、クラスで運動会を中止にしたいがために体育委員に選ばれたほどの雨人間なのだ。
土砂降り、そしてカミナリ。撤退していく川原の人々の喧騒をしり目に、風に波打つブルー・シートの下で黙々と肉を食い続ける羽生、岩澤、美柑。さらに激しさを増す雨、荒れ狂う多摩川。ついに警察や消防までが土手に現れ、われわれも撤退を余儀なくされた。
ズボンとパンツまでずぶぬれになったので、温泉に入ることになったが、着替えがない。そこで、編工研のファッションリーダー、羽生さんと岩澤さんに、びしょぬれで店に入れない男達に代わって、男物のパンツとTシャツを買ってきてもらうことにした。その結果、ぼくと美柑はパンツ兄弟になりました。
瀬田温泉「山河の湯」は二子玉川の街中にある。SLっぽいペイントの送迎バスにどうしても乗るんだと言って聞かない数納を置いて、高島屋から徒歩で10分程度の道のりを足早にすすむ。温泉は例によって健康ランドっぽい作りだが、露天風呂は町の真ん中と思えないほど木々が茂っていて、すごくいい景色。ケヤキの大木が雨で幹まで濡れている。しっとりした夜の情景にぼんやりと見とれていた。
「鳥良」で食欲を開放。手羽先、焼き鳥、チーズ豆腐、ゴーヤのかりかり揚げ、ゴーヤチャンプルー、鳥のチーズ揚げ漬物、梅きゅう、せいろ蕎麦、などなど。サワーはみんな「巨峰スパーク」などのように、由美かおるっぽく「スパーク」の名がついている。いろいろとやばい話がたくさんでたが、漏皮さんが読んでいるとまずいので、ここには記さないことにする。みなさん雨の中、お疲れさま。次回は美柑を逆さに吊るすと晴れるよ、きっと。
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2001年08月10日
(金)
LOOKIN' FOR A SUNFISH |
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アシナガバチが怖いのでやっぱりブルーシートは買うことにした。ついでに川原用のペグを発見して購入。バッテン状の金属板を川原の石の下に埋め込む仕組み。25年前に買ったなわ結びの本を見ながら、タープ用の紐をセッティング。あしたは雨が降りそうなので、最初から屋根をつけることになるかも。シートはあまり大きくないので、たぶん窮屈。
マンボウとイルカのどちらが良いかで悩む。こんなときはお魚教室に電話だ。師範代からは「マンボウでいいです」とすばやい回答。大と小があったが、小のマンボウにする。
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2001年08月09日
(木)
アシナガバチとブルーシート |
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土曜日のバーベキューの準備。ブルーシートが必要で、ぼくはそれを持っている。収納場所はベランダであることも分かっているのだが、使えない。なぜかというと、すぐ近くにアシナガバチが巣を作っているのだ。抗体のショック反応などで、ハチに2度刺されると危ないなどとよくいうが、ぼくはすでにアシナガには、3、4回は刺されている。1度などはアジサイを剪定していて襲われ、頭のてっぺんを数匹に刺されて玄関先に倒れ込んで本当に泣いた。
あきらめて新しいのを買うことにしようと思った矢先、頭の中に声が響いた。「アシナガバチは、羽根が濡れると、飛べないんだあ。ひぃっひっひ」山ちゃんの声だ。そうだ、ぼくは応用昆虫学研究室の卒業生じゃないか。恐れることはない。何も知らない山口君に「ちょっとあれ取って」と頼めばいいのだ。
と、いうわけで、バーベキュー参加者は掲示板「*の可能性」に抱負をひとこと書いといてください。
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2001年08月08日
(水)
ターコイズ・フェアリー |
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ターコイズ色の妖精と廃虚の町をくぐりぬけた
扇ごしに見えるのはコメディ伯爵の古屋敷
柳の木の下に花と緑が揺れていて
ただそれだけで、おかしくって大笑い
パチンと扇を閉じる音
妖精は消えて
扇も消えた
聞こえるのは
ターコイズ色の耳鳴りばかり
ミス市が尾の岩澤さんと寄席に行った。伊勢丹と丸井がどちらも休みで静まり返った新宿の町を抜けて、末広亭へ。柳家花緑の芸は本当にお客さんを楽しませようと、いろんな工夫が盛り込まれていてすごく楽しかった。でも岩澤さんに一番受けたのは、前の方の席で沈没爆睡していたおっさんの姿でした。
餃子の「大陸」にて土曜日のバーベキューの打ち合わせをしながらも、ものすごくやばい話題が頻出。シャレにならん。
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2001年08月07日
(火)
お猿のそば職人 |
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すぎもと、おおつきのミステリなお二人と町田のそば巡り。まずは立ち食いなのに10割り蕎麦を食わせる「朱鷺そば」へ。300円以下で10割りそばがたっぷり楽しめるのは驚異的。
お次はちょっと歩いて高ケ坂の「満屋」へ。ちょっと飲みたいときに小のジョッキがあるのがうれしい。この店はつまみがどれもおいしそうで、野菜てんぷらにはゴーヤやエリンギ、ベビーコーン、新ショウガが入っていて夏らしい味わい。そばも甘くておいしいです。その後は町田に戻ってブック・オフでブック・ハンティング。
最後はおととい、きのうに引き続いてそばの里ときわへ。するとなんということか、坊主頭のゴリラのような男が厨房で上目遣いで笑っているではないか。山口君だ。さっそくきょうからお手伝いをしているらしい。まあ、無理せずがんばってね。
ときわでは茶そばとレモン切りをごちそうになる。茶そばはすごい濃度でお茶の味がするほど。レモン切りはすっきりさわやか。もりそばの荒めの蕎麦粉ならではの香りを堪能していると、隣の座敷で山口くんがボディビルのポーズ。ときわ危うし。
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2001年08月06日 (月)
ときわ3連発の2日め
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山口君が携帯を買うというので町田へ。ヨドバシにて980円のJ-PHONEを購入。彼はこんど佐川系の10tトラックの運転の仕事をするので、携帯が必要なのだ。それにしてもいまどき初任給が40万円の仕事とは…。
昨日に引き続き、そばの里ときわへ。フランス料理修業中の女の子が本間さんに悩みを語っている。なんの悩みもなさそうな山口君がしゃあしゃあと自分勝手な夢を語る姿と対照的。でも案外、山口君みたいな優柔不断な人の方がうまくいく場合もあるかも。続けられればね。あすもすぎもとを連れてときわに行く予定。
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2001年08月05日
(日)
高尾山ハイキング |
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ソフトボール守備センターの猪目恭子さん、バス木琴奏者の岩澤千晶さん、放浪の溶接者山口利幸くんらと高尾山登山。水と森をテーマにした自然観察路6号を山頂まで登る。途中にビワ滝や沢ぞいのルートがあって、夏にはもってこいの涼しいコースだ。
岩澤さんのリュックは異常に重く、山口君のリュックはほぼ空っぽ。キュウリをかじりながら山を登る一行はちょっとヤバめ。最近色が白くなってオレンジ色が似合わなくなってきたという猪目さんは、脳内でムササビとマタタビの混交が生じている。以前からコガネムシをブローチにしたりして、まさかとは思っていたが、ザトウグモをつっつく岩澤さんは、そのまさかだった。山口君は素敵な女性ふたりを前にしてか、普段の山をけがす下品な言葉がきかれない。そんなこんなで山頂までは1時間半くらいでした。
山頂ではかなり豪華なお昼ご飯。山口君が登り口で買ったフジテレビでも紹介されたというお弁当は、おにぎりの中に具が入ってない、地味なものだった。ちょっと悲しそうな山口君は岩澤謹製のおにぎりをもらって機嫌を直す。ゆで卵もつるんとおいしい。猪目さんのグレープフルーツは、ぼくの杏仁豆腐と絶妙の取り合わせでした。
タコ杉で記念撮影をして猿山へ。猿社会の順位本位制は、人間社会の現実を重ね合わせてしまうような、きびしいもの。そういった感傷も、どっかのおじさんの放屁によってすべて吹っ飛ばされました。
山口君は薬王院の石段をいたくお気に召したらしいが、鉄製の手すりを「あれはだめだ」と執拗なまでに否定する。溶接が甘いのか? 二人乗りリフトで下山し、八王子温泉へ向かう。
八王子駅前の安らぎの湯で疲れを流す。本日のイベント湯はブルーベリー。お湯から出ると、岩澤さんはやわらかな緑のワンピースすがたに変身。リュックが重いのは食べ物ばかりではなかった。あんなに食べたのにけっこうおなかが空いたので「そばの里ときわ」へ。
ポーランド料理がうまいだの地中海料理の勉強をしたいだの、うどん屋をやりたいだの言っていた山口君が、いきなり「ときわ」に弟子入り表明。もしかしてわれわれは決定的な瞬間に立ちあっていたのかも知れない。
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2001年08月04日
(土)
遠足前夜 |
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あすの高尾山遠足の準備。とはいってもそんなに激しい山ではないので、装備というよりおやつの充実に主眼がある。梨4個、キュウリ4本、杏仁豆腐などを購入。ずしりと重い。熱中症対策に冷えピタも買っておいた。猪目さんが温泉をご所望だというので調べたら、美女谷温泉は早い時間で終わってしまうらしい。八王子温泉で我慢してもらうことになるかもしれない。明日は早いのでもうねる。
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2001年08月03日
(金)
田園都市線滞りがち |
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峯岸からさらに催促の電話。本日、電車の中で考えた「信じますか」を、朝がたにアップする。最近はいつもそんな感じ。
停電のため、田園都市線が不通になる。ぼくはちょうど二子玉川まできていたので、大井町線に乗り換えることができた。自由ケ丘で岩澤さんから電話があって「電車、動かないね。あっ、きた」だって。乗り換えなくても良かったのかも。
ホット・ペッパーでお食事。羽生さんの仰天待ち伏せ体験に数納も空心菜を吹き出す驚きよう。数納君はかねてより原ぶーと羽生さんの直接対戦を望んでいたが、今ではそれもかなわぬこと。
貝印の焼き肉セットを借りようと岩見君に電話するが、錆びて分解してしまったとのこと。アパートの階段も錆びてぬけそうなぐらいだからね。
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2001年08月02日
(木)
待ち伏せにも技がある |
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数納君をねぎらうためにミンミンへ。キャベツ中華丼(キャベ中)、セロリの炒め物、水餃子、ジャージャー麺。そしてデザートに黄桃杏仁豆腐。べつに数納君を残していくつもりはないけれど、冬までは待てないのです。ASIMOと仲良く暮らしてね。
晩飯に誘ってもらえなかった美柑のご機嫌をとるために、ヒマラヤン・バーへ。待ち伏せの巨匠、美柑によれば、待ち伏せにもいろんな技法があり、「おとこ待ち」「落ち葉待ち」「カリスマ待ち」など、多数の技があるという。かつて待ち伏せ作戦で1度だけ女の子とつき合うまでに至ったことがあるらしいが、そのときのやけっぱちの心境が成功の秘密なのではないかと、ミカン色の脳細胞は分析している。
峯岸から投稿催促の電話。できるだけがんばります。
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2001年08月01日
(水)
牧野のいないコアなんて |
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牧野君がいないので、数納君は寂しそうだ。でも強がって曰く「牧野君がいなくなっても寂しくなんかないよー。原ブーの時は笑っちまったしなー。おれはそういう人間さー」。
赤坂のボナ・ペティートでお昼ご飯。美声の戻りつつある岩澤さんはおいしそうにパンナコッタを食べつつも、その口から漏れるのはしかし、弱音ばかり。これではいけないと思い、精神を奮い立たせる意味で、こう提案した。「どっちが早く○○るか、競争だ!」この一言に、彼女は発奮。このレース、ほかにも参戦者がありそうで目が離せない。
本棚作業は大高君と二人きり。きょうのデジカメはバッテリーがたくさんあって電池切れの心配がないので、がんばって2本の棚を終わらせた。大高君は働き者なので、ごほうびにオニギリをあげる。
引き出しを片づけていると、懐かしい「アンドロメダの異星人」を発見。さらに有明海のエイリアン、ワラスボも発見。石川さん、シドミちゃん、元気かなあ。
木本君から電話で、超短編朗読のビデオ、音が悪いそうだ。そんなわけで、完成はちょっと先になりそう。
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