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2001年12月の日記

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2001年12月31日 (月)
すぎもとに日記を乗っ取られる

 

  新しい年を迎えるために部屋の掃除を始めたが、いつのまにか単なるレコード観賞になっていた。すぎもとから電話があったのでつくし野駅まで迎えに行く。きょうはすぎもとに加え、山口君、鎌田君、もうひとりの杉本君とそばの里ときわで忘年会。お蕎麦屋さんが一年中で最も稼ぐ大みそかだけあって、ときわはてんてこ舞いの忙しさ。ご主人はあさ7時からずっと蕎麦を打ち続けるそば切りロボットと化していた。そこに追い討ちをかけるようにつまみメニューを連打すると、負けじとときわファミリーも総動員で応戦した。
  その後、カラオケで……ごわああああああん!!!!! ピルケ〜!!! 道化めよくぞ呼び出してくれたなあ、さあ、この日記から外に出るのだ。なんて、ことを行っている場合ではない、私は大掃除でそれどころではないのよ。ごあああああン!!!
  それはそれとして、カラオケのあとにガスト。年明けも近いのでみねぎに電話したのだが、変な女性が出て「留守番電話におつなぎします」とかいう。きっとみねぎの女ね! きぃぃいいいい! あたしという一度も会ったことがない女性が居ながら別に女を作るなんて! という叫びをよそに、夜は更けていく。禁煙席はみごとなまでにほったらかしで、「んだよ、大みそかに仕事なんかしてらんねえよ、なにわけのわからねえこといってんだよ、この客はよ」という表情をした店員に、メニューにありもしないかつどんを要求する人もいれば……ごわあああああああん!!!! ピルケ〜!!!! あほ、わしゃ年を越そうとしているところやないけ、そんなに簡単に呼び出すんじゃない!
  気がつくと、年は明けていた。これが俗に言う年越し苦労というやつである。
  風呂から上がるといつのまにか日記が書き上がっている。ラッキー!

 

2001年12月30日 (日)
シュヴァンクマイエルの『ファウスト』

 

  渋谷のセンター街入り口にできた「TOKYO文庫TOWER」ですぎもとと待ちあわせ。ほんと、ミステリばかり買いますわこの子ったら。その後、東急東横店のそば屋“小松庵”でせいろを食す。機械打ちで800円はちといただけない。汁もいまいちで、蕎麦レベルは10段階で3といったところでしょうか。
  すかさず場所を変えて同じ階の中華料理“銀座アスター”へ。どこで練習したのか聞きたくなるような晴れやかな笑顔のお姉さんに案内されて2人なのに4人席へ。市田さんとみねぎしが来るはずなのだ。「来ないね」「来ませんな」。すぎもとと指相撲をしているうちに市田さん到着。忘れないうちに大切なコピーを渡す。帰りがけに市田さんが忘れて帰りそうになる程度に大切なものだ。「カロリーの少ないものを食べるわよー」という市田さん。あんまりでっかくなると出すときに大変らしい。棒棒鶏やチンゲンサイの炒め物や麻婆豆腐や八宝菜や海鮮おこげや中華そばや杏仁豆腐を食べ、紹興酒を飲んだ。遅れてきたみねぎしに超短編パブモンテローソの原稿料(みねぎしと庵之雲さんの分)を渡す。庵さんは自分の原稿料を500文字の心臓に寄付をするというのだ。みねぎしも見習うのべき乗だろう。
  ユーロスペースでシュヴァンクマイエルの『ファウスト』を観た。人形劇の舞台装置に迷い込んだ者が自然に人形の役を演じてしまうところが滑稽で怖い。現実世界と人形世界の接点にあちこち破れ目があるところが巧妙で、渋谷にも人間人形世界への入り口があるように思えてくる。最後のシーンに出てくる空っぽの自動車は冒頭の空っぽの卵のイメージとつながっているのだろうか。“空虚”は工業製品となって道を走り、日々の食料に混入し、自由な精神をひとつひとつ確実に殺していく。これは共産主義体制に限ったことではないですね。

 

2001年12月29日 (土)
忘れてたもの

 

  何か忘れていると思ったら年賀状をすっかり忘れていた。ただ「馬」とだけ書いてあるやつをささっと作って、できたらもう安心して寝ちゃった。面倒くさいから年賀状をくれた人(の一部)にだけ返事をあげることにしよう。
  500文字の心臓のトーナメントの組み合わせを選ばなければならない。「右手」が書きやすそうだったんだけど、あえて挑戦するつもりで「雪が降る町で…」にした。そしたらいきなりたなかさんがおなじ枠に入ってきて…。右手にしとけばよかった。
  山口君から忘年会をどうするか電話があって「90キロになっちゃった」と言ってるから体重のことかと思ったら、運転中のトラックの速度らしい。良い子はまねしないようにね。

最新超短編→『チ』

 

2001年12月28日 (金)
ミウィ=MeWe

 

  きょうは橋本の図書館へ行った。読売新聞の縮刷版はここにあるのです。行ってみて驚いたが、橋本の駅前がすごくきれい。とくに図書館も入っているショッピングセンター“ミウィ”は出来立てのピカピカで、5階から8階までは紙飛行機を飛ばしたくなるほど広々とした吹き抜け構造になっている。シースルー・エレベーターは下の方までガラス張りなので、ちょと怖いくらい。晴れた日には丹沢まで見渡せそうだ。図書館も机がたくさんあるので仕事をするにはうってつけで、パソコンも使えるらしい。でも“マルチメディア情報センター”って言われると途端にときめきがなくなっちゃう名前の不思議さよ。
  みねぎしが電話で「速達と宅急便のどっちがいいかなあでコロバ」と言ってきた。これからは言葉の末尾に必ずコロバをつけるのだそうだ。きっと悪いものにでもあたったんでアラヤ。

 

2001年12月27日 (木)
コピー、バナー、ソバー

 

  きょうは淵野辺ではなくて相模大野の図書館へ行った。毎日新聞の縮刷版はこっちの図書館にあるのです。同じ相模原市の図書館なのに微妙にルールが違って、ここではコピーの申請書をきちんと書かないとダメみたい。コピーをする人が多いので順番の管理が必要なのだ。コピーにはいくつかルールがあって、新刊書はダメだとか持ち込みはダメだとかあるのだが、微妙なのが“全ページの半分以上コピーしてはいけない”というもの。「半分コピーして翌日もう半分をコピーしたらどうなのか」などと、受付の人同士が、まじめに話しあっていた。
  そばの里ときわで鴨南蛮を食す。うますぎる。なにしろこの店はそばの殻を剥くところからやってるからね。近いうちに情報誌のそば特集にも載るらしいので楽しみ。おかみさんの話では、大みそかは夜中の12時まで営業するらしい。年越しそばをどれだけ売るかで蕎麦屋のステータスが決まるのだ。ぼくも売れ行きに貢献しようと思う。
  バナー広告を出してみようと思い立ち、調べてみた。でも1回のクリックでほんの数円しか入らないし、しかも五千円以上たまらないと振り込まれないのだとか。つまりはほぼ永遠にお金にはならないということなのだが、なんか面白そうなので登録してみた。審査が終わったら日記のページに貼り付けます。だれか中松さんのジャンピングシューズ買わないかなあ…。

 

2001年12月26日 (水)
モンテローソ原稿料出ました

 

  姉と姪っ子のもりちゃんが冬休みで遊びに来ている。もりちゃんはマクドナルドで手に入れたトロのぬいぐるみがお気に入りの現役女子高生。目下付属の大学への進学が決まって人生最大の解放感を持て余しているところ。アドバイスとしては…遊んどけ。
  amaneさん(野パンダ♀)と限定2時間の忘年会をした後、編工研へ。超短編PUBモンテローソの原稿料が出たのだ。おり悪く編工研は大掃除の真っ最中。さっさと原稿料をもらって帰ろうと思ったら、3階で松岡さんが飯を食っていて「手伝っていけ。若者が。うーん」と言われたので「はあ」と答えてさっさと帰った。だって足首が痛いんだもん。原稿料はまたしても手渡し。お楽しみに。

 

2001年12月25日 (火)
はてしない物語

 

  『はてしない物語』を読み終えた。物語は人から人へずっと受け継がれていて、しかも何度も生まれ変わる力を秘めている。そんなメッセージを伝えてくれたミヒャエルエンデに感謝いたします。せっかくですので、いまでもファンタージェンを旅し、“はてしない物語”のひとつひとつに結末をつけ続けているアトレーユの冒険のいくつかを、ここに記録しておきます。つまりここから先は読者の冒険となるわけです。

・岩喰い男ピョルンラハツァルク、豆小人ユックユック、小さな夜魔ウシュウーズル、鬼火のブルッブら、親しくなった四使節の物語。
・幼ごころの君の使者を務めたファンタージェン国で一番の名高い医者、黒ケンタウロスの老カイロンが運命によってまったく予想だにしなかった道に導かれる物語。
・ウユララの謎を研究し続けた地霊小人のエンギウックが、その学問的研究以外でこの一族でもっとも有名な地霊小人になった物語。
・色のある死グラオーグラマーンをバスチアンの名において訪れ、約束を果たすものの物語
・怪物スメーグを打ち負かした勇士ヒンレックがオグラマール姫を助け出したが、もはや姫と結婚する気がなくなってしまった物語。
・バスチアンを運んだ雌らばイハと翼をもった白馬とのあいだにできた息子、翼のある白いらばパタプランの物語。
・星僧院ギーガムの3人の沈思黙考師、予感の母ウシュトゥー、観照の父シルクリー、怜悧の息子イージプーのあいだで意見の相違が生じ、それぞれの僧院をつくった物語。
・エルフェンバイン塔をめぐるバスチアンとアトレーユ軍の合戦のもようを伝える物語。
・姿を見えなくする帯ゲマルを巣に持ち帰ったかささぎの物語。
・バスチアンによって地面に埋められた、魔法の剣シカンダの物語。
・バスチアンに仕えた3人の勇士、ヒスバルト、ヒドルン、ヒクリオンの、それぞれのバスチアン探索行の物語。
・そしてコレアンダー氏の期待した通り、バスチアンが何人もの人にファンタージェンへの道を教え、命の水を運んだ物語。

  さあ、あかがね色のこの本を読みたい方は、ぼくがちょっと目を離したすきにこっそり盗んでいって構いません。えっ、もう盗んだって? おかしいな。ぼくはそんな本持ってないから、ぼくから盗んだはずはない。きっと別の誰かからくすねたのでしょう…。

 

2001年12月24日 (月)
高速文字

 

  きょうも朝から図書館へ。ずっと縮刷版の文字ばかり追っていたら、目がしょぼしょぼしてきた。過去の新聞なんてそんなに見る人はいないだろうと思っていたが、調べもののコーナーはけっこう人気で、明らかに様子のおかしい人がスポーツ新聞をワゴンに山盛り持ってこさせたり、朝日新聞の神奈川版ばかりを読み込んでる人がいたりした。ぼくはもう脳が飽和状態だけど、たまにはこういった活字のカケラが目の前をビュンビュン通り過ぎていくような記事の読み方も頭の体操になる気はする。ざっと見ているだけなのに、坂部明浩さんとか野村誠さんとかの記事はちゃんと目に入るから不思議です。しまった、昼飯食うのを忘れた。
  きょうはクリスマスイブなので、昼飯抜きはあまりにかわいそうだと思い、図書館が閉館した後、ラーメンを食べた。ちょっと豪華に水岡のチャーシュー麺を自分にプレゼント。しあわせ!
  超短編の本間祐師から電話があって、きたる1月11日(金)の朗読会についてアドバイスをいただいた。知らない人の前で朗読するのは勉強になりそうです。徳さんも三線と落語で参加してくれそうなので楽しみ。でも徳さん、せっかく就職したのにもう退職したみたい。仕事があまりなかったんだって。せち辛い世の中でござんす。

 

2001年12月23日 (日)
ニュースは用意されている

 

  きのうよりちょっと早起きして朝から図書館へ。きょうは新聞の縮刷版と格闘。本を出して読んで付せんを貼って申請書を出してコピーしてもとに戻して×8回。ちょっと前の新聞ってけっこう面白い。オーストラリア牛の安全性を強調する宣伝が載っていたり、タリバンの本が出版されていたり、ジョージ・ハリスンが襲撃されていたり…。今に通じるニュースは、数年前にすでに用意されている。今の新聞も読んどこうと思った。しまった、昼飯を食べ忘れた。
  写真の焼き増しを受け取りにヨドバシカメラへ。しばらく撮ってなかったから最初の1枚はけっこう前で、11月6日の修善寺のもの。最後は1週間前の市田さんの結婚式。きっとこの写真の中にも未来に通じる情報が隠されているはずだ。今はただヘンテコな写真だが、数年後にはあっと驚く別の意味が加わっているに違いない。しまった、みかん食べるの忘れた。

 

2001年12月22日 (土)
相模原市立図書館

 

  目覚めるとちょっとのどが痛いがたいしたことはないだろう。よっこらしょ。きょうは淵野辺の相模原市立図書館で調べもの。閉架からブツを出してもらって袋から出して紐をほどいて中身を読んで付せんを貼ってコピーをとってまた紐をかけて袋に入れてブツを返して×8回。昼飯食うのを忘れてた!
  きょうは冬至なのでゆず湯に入った。徳島産のゆずがプカプカ6個。ぎゅーっと絞ると精油成分が湯表に浮かぶ。ゆずのエッセンシャルオイルって売ってたっけ? ヒゲの先まで暖まっておまけにいい香り。
  市田さんから電話で「今年の風邪はのどからよ〜」と言われた。やばい。とりあえずミカンを5個食べてビタミンC補給だ。

最新超短編→『除夜』

 

2001年12月21日 (金)
風邪ひき妊婦と打ちあわせ

 

  びしょびしょの氷が空から降ってくる。バスは来ない。きょうはお花のお稽古に行った。銀色に塗られた柳の木を何本も木立のように真っ直ぐ立てて、手前に薄紫のスターチスをモダンに配置。ちょっと緑を加えたらクリスマスの花としてもいいかも。今年のお稽古はこれでおしまいです。
  夜は原宿でE嬢と打ちあわせ。みねぎしがギターの練習のため来れないので、代わりにすぎもとに来てもらった。ドトールでざっと仕事のスケジュールを確認したのち、夕食を食べに出た。最初はおでん屋に入ったが、席がいっぱいなので、同じ階の居酒屋に変更。ここがけっこう良い店で、やる気のあるおかみさんがいろいろとお勧めを紹介してくれた。自家製のさば寿司もうまかったし、日本酒もおいしいところをそろえていて、3人で別々な酒を頼んで回し飲みをした。E嬢は「いくらでも食べられるのよ〜」と無限の胃袋ぶりを発揮。しあげは鷄の鍋にシコシコのうどんを入れて平らげました。この店の唯一の難点はドアが自動ドアっぽいただの木戸なので、トイレに出た人が扉を閉め忘れること。そのたびにドアボーイよろしくぼくが閉めました。20回はやったね。
  あすはさっそく図書館で調べもの。調べやすい図書館だといいのだが。

 

2001年12月20日 (木)
専門店

 

  荻窪の○○専門店へ行った。国産も外国産も数がたくさんそろっていて、お試しもOKなのです。その後、本むら庵へ足を伸ばす。頼んだのは鴨南蛮とせいろ蕎麦。香り高く透明感のある蕎麦は挽き方の違う粉がブレンドされていて、これは味と香りと食感のいいとこ取りをしようという欲張りな発明だ。もはや本むら風というひとつのジャンルが成り立つほど、この蕎麦は明らかな個性を放っています。それにしても、冬はやっぱり鴨南蛮です。鴨の油がトロッと浮かんで、つゆが濁っているけれど、その混濁の具合が見るからに熱々。臭み消しの意味もあるのか、太ネギの青い部分がずるっとしてまた格別です。このようにすばらしい本むらの蕎麦だけど、個人的にはかすかなマイナスポイントがある。それは食後感。別に気持ち悪くなるっていうほどでもないのだが、店を出たあと、舌の上に何か味が残る。化学調味料をそんなに使っているとも思えないのだが…。
  店を出て荻窪駅まで歩くと、ステッキ専門店を発見。でも残念ながらきょうは閉まっている。登山用は先日手に入れたが、町用もちょっと欲しい気がしてきた。少し悪趣味なのがいいかも知れない。ウィリアム・ザンジガーがハッティ・キャロルを殺したような杖が。

 

2001年12月19日 (水)
オノブラ

 

  1度に読むのは1章までと決めていたのに、禁を侵して『はてしない物語』を100ページ読んでしまう。ファンタージェンでは望みがかなうたびに現実世界での記憶をひとつずつ失い、すべての望みがかなうと、ただのあほうになってしまう。つまりいかに愛されたところで、それだけでは虚しいもので、他人を愛してこそ自らの物語をつむぐことができる世界なのだ。お釈迦様だって悟りを開いた後、いつまでもその悟りの中に遊んでいたって良かったはずなのに、慈悲の心で衆生を救おうとしたものね。それにしてもぼくの周りには愛すべきダメ人間が多すぎて、困ってしまう。
  きょうはオノブラ(相模大野近辺をブラブラすること)。ひさしぶりに伊勢丹に行ったらちょっと規模が小さくなっている。紀伊国屋が入った点は良かったが、やはり高い吹き抜けの2階フロアが大味で、クリスマスシーズンにもかかわらず使いあぐねている様子。商店街からもアウトドアの店がなくなっていて、ちょっとがっかり。一時は町田より面白くなるかと期待していたのだが…。良い子が住んでる良い町には、最低でも本とレコードと手打ち蕎麦屋がなくっちゃね。

 

2001年12月18日 (火)
ラスト生産実習

 

  きょうで生産実習は本当に最後。補講の学生6人と先生方で花壇に花を植えた。パンジーが数百株にチューリップが数千球…。午前中はお日さまが出ていて暖かかったのに、午後になってちょっと曇るともう体が冷えて固まってしまう。植え込みが終わったら千枚漬けのパッキング。これまた数百袋。最後はみんなで落花生をつまみにビールを飲みながらのお仕事となりました。きょうのおみやげは千枚漬けと親芋。あまり重くない。
  頭が痛いので渋谷の薬屋で頭痛薬を買って飲む。イブプロフェンを継続的に摂取するとぼけないのだとか。ちょっとうれしい。その後はもはや仕事と言っても過言ではない福田屋経由のユーロスペース詣で。ひまわりさんも来る予定だったのだが、風邪をひいた旦那さんを献身的に看病するため自宅待機となった。せっかく芋をあげようと思ったのに。
  本日のシュヴァンクマイエル。『石のゲーム』…文化の底が抜けてしまえば石はもう踊らない。『ワイズマンとのピクニック』…モノが楽しむモノの快楽。『アナザー・カインド・オブ・ラブ』…有名なミュージックビデオ。『肉片の恋』…Jビーフください(田中邦衛)。『フローラ』…静的な生の動的な死。『スターリン主義の死』…チェコの悲劇。『フード』…人間オートマット。貪欲の階級間闘争。自食。『プラハからのものがたり』…シュヴァンクマイエル作品の歴史的、シュールレアリズム的背景を探るドキュメンタリー。以上。きょうは計8本。もはやオブジェを見ると動き出さないのが不思議に思えてきます。ビールと薬をいっしょに飲んだせいかとてもいい気持ち。家に帰ったらミカンを十個も食べてしまいました。誰か止めてくれー。

 

2001年12月17日 (月)
500文字の心臓の評価者データ

 

  きのうはそんなに飲んでいないので二日酔いではないだろうが、朝から頭が痛い。頭痛薬を飲んで砂糖を多めに入れた紅茶を飲んでぐったり。イブプロフェンを継続的に摂取するとぼけないんだとか。今はあまりうれしくない。
  500文字の心臓の評価者データを計算し直した。目利き指数ベスト5は以下の通り。zinenさんが、たなか一点買いで大幅アップ。(参加3回以上有効)

 

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1位 shiki  1.33→
2位 すぎもと 1.20→
3位 庵之雲 0.90↑
4位 zinen 0.89↑
5位 春都 0.85→

 

最新超短編→ひとつの青空


 

2001年12月16日 (日)
市田炎子さんキクヤヨシミさん結婚おめでとう

 

  ビーズを糸に通すのは比較的簡単である。しかし、自分のヒゲにビーズを通すのは至難の業であることが判明した。なにしろ鏡を通した画像は動きが反対で、ひげはヒョコッと逃げてしまう。そこで、どうしたかというと、まずテグスにビーズを通しておき、テグスの先端に瞬間接着剤をつけ、ヒゲの先にひっつける。そしてビーズをヒゲまで導き、ビーズを瞬間接着剤で固定する。この作業を計6回。これが後ほど6回の痛みになろうとは…。
  きょうはめでたくも市田炎子、キクヤヨシミの結婚式。場所は格式ある音羽の鳩山会館。ぼくと坂部明浩さん、すぎもとでクローク係。みねぎしも手伝う予定だったがお寝坊さん。式が始まると鳩山邸の警備の人がクロークを代行してくださいました。ありがとうございます。
  坊主頭に式服がバッチリ決まったキクヤくん。今までにないくらいの晴れやかでお美しい、ドレスの炎子さん。ぼくは親戚でもないのに市田さんが嫁に行けることがうれしくて、ほろっとしてしまいました。みんなの見ている前で婚姻届に署名捺印をするお二人。人前婚なので格式ばった儀式はなかったけど、短い時間の中でも楽しい出し物がいっぱい。
  ケーキにナイフを入れる前に、日本酒の樽で鏡開きをしたのだけれど、いくら叩いても上板が割れない。コンコンコン、コココココという響きの後、全身全霊の力を込めたキクヤヨシミの一撃で、やっと祝いの酒がしぶきを上げた。あとで確認したら、ちゃんとした木づちじゃなくて、ただのすりこぎに柄をつけたものでした。多田さんの姓名判断でもふたりは相性バッチリ。それにしても川崎さんの出し物、フェネガンズウェイク(柳瀬尚紀訳)の朗読なんて、普通の結婚式では考えられません。
  お色直しした市田さんは、なんとガメラの格好で登場。しかも本物のガメラです。すごく良くできた着ぐるみで、市田さんの甥っ子にはちょっと怖かったみたい。最後はガメラを囲んでみんなで記念撮影。あれ? なんで市田さんキクヤ君と並んで立ってるの。じゃあガメラは誰?
  手作りで暖かい、すばらしい式でした。お二人も参加した皆さんも、どうかお幸せに。それにしても見渡せば“元編工研”ばっかり。ははははは。
  二次会は池袋のベルギービールのお店。カウンター入りしたゲンタさんのお勧めで、いろんな味のビールを楽しみました。が、そこでひどい目に遭いました。ヒゲピアスをみんなが引っこ抜いたのです。ヒゲってね、抜かれるとすごく痛いんです。このひりつく快感。女にはわかるまい。→衝撃映像(心臓の弱い方はご遠慮下さい)


2001年12月15日 (土)
ひとりシュヴァンクマイエル

 

  ビーズがうまく通らない。なにしろ直接見えない位置だから…。テグスと瞬間接着剤を使う技法がうまくいかなかったら、あきらめよう。
  超短編作品集をさらにダウンサイジング。A5の紙に印刷して二つ折りにするので、完成形は文庫本サイズ。ぼくの作品は短いのが多いので、さらに半分の大きさのA6の紙でもいけそうだ。
  水曜日に続いてまたしてもシュヴァンクマイエルの映画を観にユーロスペースへ。一緒に観ようねって言ったのに、すぎもとはお仕事で姿を見せず。きょうも6本立てで頭がどうにかなりそう。『棺の家』…ハンマーでポカポカ。棺桶の内張に新聞紙。『エトセトラ』…羽根の選択、鞭の調教、内と外。変容とリピート。『ドン・ファン』…人間人形劇時代。『コストニツェ』…骨また骨。『レオナルドの日記』…レオナルドと現代。『アッシャー家の崩壊』…登場人物は登場せず。…ということで、全部で90分。アリスのパンフレットも買っちゃった。また来週も行かんとね。
  明日のパーティーに関してみねぎしから質問の電話「やっぱりチャンピオンベルトとかした方がいいんですかねえですかねえ」。好きにしたまえ。

 

2001年12月14日 (金)
超短編批評

 

  淘山竜子さんのサイト[10-minute novels]のコンテンツ[文芸批評]第6回で、ぼくの超短編が取り上げられている。対象となった超短編は『未来のある日』『ルビー』『煙のような人生』の三つ。超短編の書き手たちの目も気になるところだが、これからは淘山さんのような外からの目にさらされることで、超短編もさまざまに読み解かれ、変容を余儀なくされることだろう。そういった過程を通して、ずっと生きた文芸であり続けられればそれでいいと思った。
  岡田屋でビーズとかしめ玉を買った後、究極のみそを標榜するラーメン屋へ。麺がスープに負けないバランスの良い味。チャーシューもとろとろ。
  ブックオフで多田富雄の『 免疫の意味論』を見つけたが、ちょっと我慢する。でも三省堂で今福龍太の『クレオール主義』の新装版を見つけて買ってしまった。途中までしか読んでなかったので、こんどは最後まで読もう。

リンクにやまなかを追加

 

2001年12月13日 (木)
CD売ります

 

  山形の雪娘からクール宅急便で雪だるまが届いた。うそ。本当は山形名産の蕎麦と紅花そうめんとコンニャクの詰め合わせでした。蕎麦はすぎもとにも食わせてあげよう。
  年末年始にむけてお金が要りようなので、とりあえず聴かないCDを売ることにした。普通の人とは逆だと思うが、アナログとダブっている場合は、迷わずCDを売ってしまうのだ。
  ザ・バンド、トム・ペティー×2、CCR、ポーグス、チーフタンズ、キングス・ガリアード、カレンニグ、タナヒル・ウィーバーズ、ジョン・ゾーン、レオン・ラッセル×2、トレイシー・チャップマン、ジェリー・ガルシア、レヴェラーズ×2、ウォーターボーイズ、メン・ゼイ・クドゥント・ハング×2、エルビス・コステロ、ミッシェル・ショックト×2。
  全部で22枚が9540円になった。一番高値で買ってもらえたのは意外なことにウォーターボーイズの「ロック・イン・ザ・ウェアリーランド」の780円。どんなアルバムだっけ? この調子でCDは全部売っちゃおうかな。

 

2001年12月12日 (水)
シュヴァンクマイエル×6

 

  渋谷の福田屋にて厚焼き玉子、マイタケてんぷら、せいろ蕎麦を味わい、冷や酒で至福のひととき。すぎもとはろくでもない子に成長しつつある。きょうのメインイベントは日曜日に行ったばかりなのに、またしてもシュヴァンクマイエル。しかもプログラムは短編の6本立てで92分。見終わったら頭がフラフラ。
  『J.S.バッハ―G線上の幻想』…痕跡に刻まれた“音”の記憶を再生。『シュヴァルツェヴァルト氏とエドガル氏の最後のトリック』…芸の後、最後はバラバラ。鞘翅目昆虫がそこここに。『庭園』…手つなぎ人間生け垣という仕事。『家での静かな一週間』…工作員は見た。食べ物に錆びたねじ。『ジャバウォッキー』…迷路を抜けて黒猫は檻に。『オトラントの城』…神秘主義的考古学幻想発掘記録伝説。以上。今回は覚悟を決めて3回券を買ってしまったので、少なくともあと2回はユーロスペースに来なければならない。残り券をひまわり、やまなかにさばくという手もあるが。
  家に帰ったら新型便器が設置されていた。とりあえず小のみ試す。はやくも洗浄を期待して震える肛門は、じらしつつ放置プレイ。明日まで我慢だ。

 

2001年12月11日 (火)
実習打ち上げ

 

  天気はいいけど7メートルの風が落ち葉を舞い上げて、畑は冬。大根を3畝引っこ抜くと大きなカゴに13にもなった。これを学生が水洗い。お寒うさまです。ほかの作業はラッキョウ畑の除草、土造りなど。
  基本的に実習はきょうでおしまいなので、打ち上げで豚汁を食べた。畑でとれたサトイモや大根の入った特製ナベは、冷えきった体にしみる一杯でした。きょうのおみやげは大根4本。重い。
  enkoさんからパーティー直前情報の電話。なんか裏方がずいぶん充実している。みねぎとすぎもとも参加するように。ちなみにみねぎしはきのうの日記を読んで、もしかするとぼくが本当にジンジャーを買ったのではないかと(かすかに)思ったそうだ。enkoさんなら絶対買うだろうけどね。

 

2001年12月10日 (月)
下水から天井へ

 

  朝、目が覚めてトイレに行ったら便器がない。ドロボー! じゃなくて、便器を新しくするので古いものは取り外されたのでした。新しい便器は人間をダメにする*洗浄装置を搭載している。なくても別に構わないが、あるならきっと毎日使ってしまうに違いない。そのうちおしりの拭き方も忘れてしまうかも。きのうジンジャーを買ったので歩き方も忘れそう(うそ)。水曜まで大も小も我慢する。
  工事の都合でいつもと違う部屋で寝ているのだが、寝転がって目がいくのは天井の模様。天井は、もっと工夫されて然るべきだと思った。天上界へのやさしい誘いが必要だ、と単純な格子模様を見上げながら。

天井をみているうちにできた超短編→『+』

 

2001年12月09日 (日)
サトウハチローとシュバンクマイエルのハサミ

 

  四谷の紀尾井ホールに玉川グリーンハーモニーの合唱を聴きに行く。クリスマスコンサートなのだが、ぼくが気に入ったのはサトウハチローの詩に朝岡真木子さんが曲をつけた作品。とくに「からすとハサミ」のドキッとするような情景描写には、脳の超短編野の神経を激しく発火させられました。
  吉祥寺に向かい、井の頭公園に着いたころにはすでに暗くなりはじめていて、路上販売の人々も撤収が進んでいた。そんな中で、岩見君は朝7時からポストカードを売っていたのだという。きょうは10枚ばかり売れたので、先週よりはましですね。すぎもとはヘアピン売りの女の子に超短編集をまき上げられて半泣き。
  まつやで鴨南蛮を堪能した後、渋谷に移動して喫茶店や本屋で時間を潰す。すぎもと(松本楽志)の評が載ってる原書房の『本格ミステリ・ベスト10(2002 )』を発見し、立ち読みする。乙一はちょっと読んでみたくなった。
  ユーロスペースにてシュヴァンクマイエルの『アリス』を観る。思ったより原作の「不思議の国のアリス」に沿った内容の作品だった。そもそもアリスのストーリーに野暮な読み解きをほどこすのはカッコ悪いので省略するが、あえて映画にひそんだ意味を掘り起こしてみると、たとえばハサミ。ウサギのポケットのハサミは“切る”ことによってものごとを際立たせるという点では非常に“言語”的なのだが、その用い方がむちゃくちゃで、糸を切るだけではなく、ガラスを割ったり、引き出しをこじ開けたり、処刑に用いたりもする。でもこういった“本来とは違う道具の用い方”というのは目を引くもので、不器用だけど訳のわからない力を感じる。ハサミを狭身とか肌寒とか歯鮫ととらえてもいいわけだ。なんだか自由を得た気分。でも映画は1時間半の割には長く、ちょっと拘束感を味わいました。いちいち「と、ウサギは言いました」っていう言葉が挿入されるせいなのかなあ。と、シンタロウは思いました。

 

2001年12月08日 (土)
逆転の発想の転換

 

  何だか急にネットにつながらなくなったので、ケーブルモデムを再起動させたりいろいろやってみたのだが、いっこうに直らない。そこで、2階のPB1400で試してみると簡単につながった。ようするに、LANケーブルが悪いらしかった。でも「予備もないしなあ」と思い、なんとなくひっくり返して接続したら、つながるではありませんか。これはどういうことかしら。 凸と凹の問題なのでしょうか。近ごろ気まずいカップルも、ちょっとひっくり返してみると、新鮮な気持ちでやり直せるかも知れませんね。
  すぎもとの指令でマッチ箱の写真をデジカメで撮り続けると夜中の3時になってしまった。いったいこんなものを何に使うのだろう。もう寝る。

 

2001年12月07日 (金)
リアルタイム超短編

 

  きょうのお花はガラスの器3点に、フウセントウワタ、黄色いマーガレット、青いチドリソウ、デンファレを配して、それぞれが孤独。
  BSで詩のボクシング第4回の再放送をやっていた。ボクシングなので、やはりパフォーマンスに重きが置かれているようだった。「なんだよぅ」のパフォーマンスが得意なみねぎしも出ればいいのに。上田假奈代さんは空気感がある朗読で、場数を踏んだ人はやはり違うと思いました。即興詩は、ぼくには無理だけど、何かが生まれる過程というのは、引き込まれます。
  と、いうわけで、いまリアルタイム(ぼくにとっては)で、超短編を書こうと思う。
  初めて電車に乗ったのがいつだったのか、憶えていない。今思えば電車は東武東上線であったにもかかわらず、線路の継ぎ目が「ヤマッテセン…ヤマッテセン…」としゃべり続けていた。初めて自転車に乗れた日のことは憶えている。早朝の公園で自転車の後ろをジャイアント馬場に支えてもらって。初めて立って歩いた日のことは憶えている。たしか、二階の窓から東京タワーへかかる橋の欄干の上(それはピアノの鍵盤でもある)、観客はほんの一握りだった。
この話しやめ。四角いタイルを壁に貼っていく。貼りおえた後、タイルが一つ余ってしまう。いくら調べても貼り残しはない。そこで徳さんを呼ぶと、手探りでにゅにゅみゅみゅっしゅとはめ込んでしまう。これもやめ。坂部さんの奇妙な花に似てる。ぼくと君がぴったりとくっついているとき、そのくっついているキワというのはどうなっているのだろう。ぴったりとくっついているように見えても、実はすき間があるんじゃないかな。でも、たしかに触れ合ってるわ。そうだね、でも離れていても感じる感覚はある。どうして離れていると感じるの? こんなにぴったりしてるのに。だって、もし君とぼくがすき間なくくっついているとしたら、それはぼくと君の境がないってことだろう? そうしたら君とぼくとの区別はないはずだから、ぼくが君を求める理由がなくなってしまう! 痛い。ごめん。大丈夫…こうじゃないかしら。あなたと私のあいだにはほとんどすき間がないけれど、最後の最後のところで“なにもない”地帯があるの。“なにもない”空間だから距離なく、しかも分かたれてるわ。ちょっと待って。その、なにもない空間と、ぼくや君との接点はどうなっているんだろう。なにもない空間とピッタリくっついているとしたら、僕自身、君自身、“なにもない”ってことだろう? クイーンを裏返して。こう? そう。じゃあ、こんなのは? あなたと私のあいだは、無限段階のグラデーションがあるの100%のあなたと100%の私のちょうど中間には半分あなたで半分私の場所がある。君は相対的に君なのかな。わかんない。じゃあ、ちょっと離れてみよう。どうなるかな。キワをよく見て。まばたきをしないように…。ややこしいのでやめ死を目撃するたびに、ぼくはその場所にフラグを立てておく。枯れた花、小動物。フラグ、フラグ。汚れた川、朽ちた家。フラグ、フラグ。眠りに落ちる。夢の中は今まで差したフラグでいっぱいだ。かつて、これらのフラグを一本一本抜いていくことがぼくの一生の仕事になるだろうと言ったのは祖父だったか。フラグ。もうねむいのでやめ。けっきょくなにもできなくてごめんなさい。

 

2001年12月06日 (木)
ひさびさヘンコケン

 

  編工研でちょっぴりバイト。ラーメン関係のお仕事です。ギアに行ったらお美柑のとなりに、新しく入った佐藤さんという女性がいた。数納隆一の[編集帳]によれば、「父君は「遊」にもしばしば登場していた津島秀彦さん」という、ちょっといわれのあるお嬢様だ。すでに美柑でお手玉している。
  きょうは忙しくてヒアには行けなかったのだが、みんなの方で、ギアにきてくれた。プチ魔女鵜飼さんにも会えたし、カトゥーン大久保にも、大久保のパシリの滝沢君にも会えた。羽生さんは一見すると以前の暴力性がうすれて、すごくかわいくなっていたが、おそらくは相変わらずの待ち伏せ女。隆ちゃんはちょっと腰が悪いみたい。さすってあげたら、背中にモノリスが埋め込まれていて驚いた。
  美柑に超短編冊子の見本を見せてもらった。ほんと、大きさが超短編にちょうどいいのだが、文庫サイズだと500文字ではちょっと多すぎる印象。タイトルの配置もおみごとお美柑流。やまなかが画像データを持ってきたら、ついでに坂部さんもついてきたので、イソップ橋の賭け金を徴収した。点字打ちもよろしくお願いします。一筆君の「っじで」を生で聞けた。Happy!

 

2001年12月05日 (水)
500文字の心臓評価者データ

 

  きょうは予定がないので超短編を書こうと思っていたのに、なんとなく[500文字の心臓]での“評価者”の評価をどうしたら良いかが気になり、“500文字の心臓評価者データ”なる表を作ってしまう。この表を見れば、自分がいったいどんな人の作品に評を入れがちなのか、一目瞭然です。
  さらに“目利き指数”なるものも考えてみた。これは単に正選作に点数を入れる率なのだが、たとえばshikiさんの目利き指数は1.33で、ひとりの持ち点が2点であることを考えれば、ほとんど毎回正選の決定にからんでいることになる。一方ぼくはというと、目利き指数は0.2。ようするにぼくの票は正選にはほとんど関係ないということだ。そこではたと気づいたが、ぼくは何度も正選に選んでもらっているが、それはぼくが本来正選になるべき作品を、きちんと選べてないおかげなのかもしれない。これはココだけの秘密にしておこう。
  でも下には下がいて、やまなかの目利き指数は0.11。勝った。でもほら、評というのは内容が大切で、正選になる作品を当てるのが目的ではないものね。
  超能力カメラマンで明治の先輩の秋ちゃん(→[念写])から、高級デジカメで撮った画像が送られてきた。さすがプロ。シワまでばっちりなので、ここでは公開できないのが残念です。でも、下等動物しか撮らないのに30万円のカメラはもったいないと思います。

 

2001年12月04日 (火)
こりゃ秋じゃねえ、冬だ!

 

  さっきまで雨が降っていたのに、どうして昼から晴れるのか。きょうの畑仕事は大根の収穫。農道がズルズルで軽トラは動けなくなるし、水は冷たいし、作業着の下はロングTシャツ1枚という薄着もあいまって、冬を大満喫。その他はお花の球根植え、千枚漬けパッキング、“ずいき”の皮むきなど。きょうのおみやげは親芋二個と漬物7パック。重い。
  風もないのにもみじの葉っぱが次々と落ちてくる。落ちたての枯れ葉は反り返っているので立体的に絡み合い、ガサガサとなにかを話している。でもすぐに人や車に轢かれてぺったんこになり、濡れたアスファルトに張り付いてしまう。そうなるともう何も話さない。根性ないね。
  テレビで吉幾三が歌っているところをみていたら、人間の中には人間でないものが交じっていると確信した。ということは人間でないものの中にも人間が交じっているにちがいない。そっちに期待。

 

2001年12月03日 (月)
ISIS編集帳

 

  郵便局に行ったついでにグランベリーモールを訪れたら、園芸屋さんが閉まっていてちょっとショック。緑がないとどうも町全体を包み込むような、生き生きとした感じがなくって寂しい。生け花の道具を入れる袋がほしくていくつか店を回ってみたが、ちょうど良いのがなくってあきらめた。いつまでもコンビニの袋ってのも味気ないのだが…。
  ふとISISを覗いてみると、デザインが一新されている。おそらくは美柑和俊入魂のデザインと思われます。でも予定通りとはいえ、超短編のコンテンツが終了してしまって残念。ISIS編集長、数納隆一さんの腰痛と腰痛のあいだに去来する「もう知らなぁ〜い」をつづった“ISIS編集帳”も始まっていた。語り口に数納さんのプチ爆笑的キャラクターが見え隠れしていて面白い。でも、まだちょっと元気がないかも。もうすぐ筆が走り始めると思うので楽しみにしています。

 

2001年12月02日 (日)
しょーちゃん発見

 

  電車の中で偶然、レッドデータ男、幻のしょーちゃんを発見。喫茶店に連れ込んでいろいろと話を聞く。そしてわかった重大な事実。しょーちゃんはPCエンジンを捨ててしまったらしい。その他はとくに変わった様子もなくて、ひと安心。また遊びましょう。
  そんなこんなで1時の待ち合わせに間に合わず、すぎもと氏にはご迷惑をおかけしましたが、なんとか吉祥寺で合流。しかし楽しみにしていた春都氏も、ぜんぜんそそらないみねぎしもいなかった。とりあえず蕎麦のまつやで小エビ天せいろを食す。まつやは接客態度が図抜けて素晴らしいお店だが、きょう発見したのは備品の“つまようじ”。すごく品質の良い楊枝で、使っていても先がささくれないし、指で折ろうとしても強じんな粘りを見せる見事な一品。エビも全然臭みがなくて、サクサクよ。
  井の頭公園まで行って、ポストカードを売っているはずのイワミヒロキを探すが、なかなか見つからない。すぎもとと二手に分かれて探索するが、戻ってみると、じつは二手に分かれたあたりにいたのです。場所が悪いのか、きょうの売れ行きは今一つらしかった。岩見君がトイレに行っているスキに、すぎもとは勝手にイラストを描いて売りはじめた→コレ。超短編冊子ができたら、こんな売り方も面白いかな、と思っております。
  儲けもあまりないので、きょうは2千円分くらい飲もうということになり、吉祥寺ビアホールへ。すぎもとはノート・パソコンを取りだして、超短編冊子の著者プロフィールを校正したり、荒しの人のメールを添削したりした。お会計はお一人さま2010円也。おみごと。

 

2001年12月01日 (土)
平成12年8月都合によりヒゲを伸ばす(履歴書より)

 

  履歴書を書いていたら自分が92年に何をしていたか分からなくなったので、その当時のぼくを知るイワミヒロキ君にメールを出した。返事は遺跡調査をしていたとのことだった。92年のアルバムを開いてみたらすごく楽しそうで、あの頃が懐かしくなった。
  どうでもいいけど職歴が書ききれないので、隣の免許の欄を転用しようかと思うのだが、その時点でもうダメか。ダメといえば、世の中にはヒゲお断りの仕事もあると知った。必然性があれば剃りますよ。
  すぎもとのリモコン操作で、渋谷の蕎麦屋「福田屋」まで誘導されてしまう。マイタケてんぷら500円はこんがりと甘くてしかも山盛り。蕎麦は機械打ちだが十分に香りを感じさせつつ良心的なお値段設定。使える店だね。
  あすは井の頭公園へ、街頭ポストカード売りイワミヒロキをひやかしに行きましょう。