SpellCaster

 魔導器用の杖に、チューブ式のマガジンが付いているという魔導器。リロードはポンプアクションで行う。
勿論魔法が込められた弾丸を給弾する事によって、魔法を放つことが出来る。
これによって魔導士の弱点であった詠唱、もしくは結印の時間が全く不要になった。
魔法戦闘に於いてまさに革命を起こした。

特徴
・発動に際し、詠唱、結印時間不要
・弾丸さえあれば、少ない知識と僅かな魔導力で使用可能。
・弾丸には魔法だけでなく、マナだけを封じることが出来るため、大魔法の補助にも使用可能
・通常の杖としても使うことが出来るため、弾丸が無くとも魔法を使うことが出来る。
         
欠点
・ブランク弾丸なら比較的安く買えるが、封入済みの弾丸の場合、種類にもよるがかなり高額な値段が付く場合が多い。
(これは魔導師が不要になるのを避けるために、魔導教会によって価格操作されていると言う噂がある。)
・基本的に精密機械なので、チャンバラは厳禁
・装弾数は6発だが、状況に左右されるため全部入れて持ち歩くやつは居ない。
(大抵は予備のマナや、基本的な攻撃魔法を3〜4発入れておいて、適宜、必要な弾丸を装填する。)
・第一世代の弾丸では魔法の減衰が大きく、封入してから1週間程度で威力が半減してしまう。
また第二世代の弾丸では保証期間内は全く減衰することはないが高価で、しかも魔法によって相性が生じてしまう。(理由は後述)

・開発
 発明家ウィンチェスター卿の父が、晩年「西部警察」を見て「自分は西部署の大門だ」と言い張るようになり。果てには自分の特製の杖までショットガンのように改造してしまったのを見て、「これは…」と閃いたウィンチェスター卿が自分の出資するギルド「G-WT」で設計、製作を行い試作品を魔導教会に発表。特許を取得する。

・生産
 杖本体とブランク弾丸、封入装置などは一貫してG-WTで生産している。
現在は完全に生産ラインが出来ており、機構部と媒質部のおおよそ二つの生産ラインに大別できる。
またスタンダードとリファレンスで別々の材料と工場で生産しており、スタンダードでは大雑把な品質管理しかされておらず、リファレンスでは出来うる限りの品質管理がなされている。ただしスタンダードでは稀にリファレンスを遙かに凌駕する精度の製品が出来る事もあり、それらは生産ラインの中で選び出され、「カスタム化」されて、超高額で売り出される。それでも抽出の目をかいくぐって市場に流れる超精度品もあるので、それらを扱うディーラーや目利きなどが暗躍している。

・弾丸
 第一世代では、比較的安価でポピュラーな「蓄霊器」素子を使用したが、ケースに絶縁処理をしても減衰が激しく、封入後二週間もすれば使い物にならなかったため、物好きな魔導師にしかうけなかった。

 第二世代はケースに時魔法処理を行い、時間絶縁することが出来たため、時魔法の効果期間内ならば全く減衰しない。ただし最長でも半年ほどしか保たないし、効果期間が長ければ長いほど高額になってくる。また勿論ブランク弾丸には時魔法処理はなされていないが、第一世代に比べて、処理が格段にしやすくなっている。時魔導が使えれば、自分で時絶縁を繰り返し施すことも出来る。
この世代は時魔法で減衰しないようにしているため、時間絶縁魔法と相性が悪かったり、ディスペルマジックなどの魔法では時間絶縁効果が消されたり、相殺されたり、運が悪いと時空遭難事故に発展する場合があるため、全ての魔法に使えるわけではない。

 第三世代にもなると、新素材「常温超霊導体」を使用することによって永久封入が可能になる。ただし、常温超霊導体の生産量がまだ少なく、反面需要が極めて高いためにブランク弾丸でも驚くほど高価になってしまっている。また50℃以上の環境下では超霊導性が失われ、急激に減衰する。これは素材的に温度を絶縁したり温度絶縁魔法を施すことで回避することが可能である。
 また、第三世代のみ、繰り返し再利用することが出来る。

 弾丸はまずブランク弾丸がG-WTから各魔法ギルドに出荷され、そこで魔法封入処理や時絶縁処理がなされる。そこからさらに小売店に卸される。

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