プリンセスラバー!

ネタバレ無し感想

全体の3分の1ほどが共通ルート。
プレイ時間は長くもなく短くもなく。
主人公は少なくとも責任感あふれる性格ではありません、餓鬼っぽいです。

エロシーンは優以外がそれぞれ7つ。(優だけが6つ)
アナルあり、聖水あり、ボテ腹エッチあり、アヘ顔あり。
テキストも抜きゲーでお目にかかるようなノリで普通におかずとして使えます。
ただし、本作を抜きゲーとして考えれば数が少なく感じます。

演出やシステム周り・BGM・CGは文句なしの出来。
ボーカル曲も悪くありません。
しかし、残念ながらお嬢様という設定が杜撰でシナリオが重いわりにご都合主義的な解決をしており、また、日常シーンが少なくヒロインと恋人になる過程も描写不足ということで、抜きゲーとしても萌えゲーとしてもシナリオゲーとしても中途半端なものとなっています。
シナリオ自体は単体で見ても大した事ありませんが、キャラやエロシーンには光るものがあったので何故萌えゲー・抜きゲーで統一しなかったのかと天を仰いで嘆息したい気分です。

ErogameScapeで書いた感想(ネタバレ無し)

正に闇鍋のごときエロゲー。
抜きゲーなんだか萌えゲーなんだか分かりません。
まさかシナリオゲーではないですよね?
スタッフの目指した方向性がさっぱり見えません。
こもりけいが好きならプレイしてもいいんじゃねーの?」くらいのレベルです。
かろうじて原画家の無駄使いにはなっていないと思いますが……。


目指すジャンルは「超セレブなお嬢様たちとの恋愛ADV」らしいのですが、設定だけお嬢様で行動・言動にはお嬢様の片鱗も見えません。(シルヴィアだけはまだマシな気がしますが)
シナリオも無駄に頑固なジジイと餓鬼な主人公がおくる箸にも棒にも掛からないいがみ合い。
唯一まともだったのがエロシーンだけ。
素直に抜きゲーとして作っておけばいいのに。

スタッフはもしかしたら真面目にお嬢様との恋愛劇を描きたかったのかもしれません。
これが他の原画家なら、エロシーンが濃いシナリオに少し気合の入った萌えゲーという評価を得られたのかもしれません。
ですが、「あの」こもりけい氏を原画家に起用した以上、氏のファンは「おかずに使えるか否か」いや「おかずに使えるはずだ」という期待(もしくは確信)だけを胸に、こもりけい氏の描く同人誌のようなエロシーンとそれを再現できるテキストを望んでいたはず。
また、そうでない人は単純に普通の萌えゲーとして期待していたはず。
それなのにスタッフは全ての要素を兼ね備えようとしたのかどうかは知りませんが、エロ・萌え・シナリオが混沌と絡み合う方向性の定まらない闇鍋のごときエロゲーを作り上げてしまいました。
実績も無いのにそんな無理無茶無謀な試みはやめてください。

低い点数を付けようかと思ったのですが、期待していたエロシーンは塗り良し・声良し・テキスト良しと十分おかずとして成り立っていたので甘めに点数を付けておきました。


とりあえず一言。
シナリオのためにエロシーンがあるんじゃない、聖水に対して深いこだわりのあるこもりけい氏の描くエロシーンのためにシナリオがあるんだ!!

雑感

キャラはシルヴィアが良かったですね。
立場が気に掛かって素直になれない感じが特に。
男キャラではヴィンセント。
明らかに子○武人さんですよね。
3枚目キャラなのにちゃんと見せ場があるところが好きです。

言いたいことは↑で全て出し切ったのでこれ以上は言いませんが、こもりけいさんの原画は抜きゲーとして見たかったです。
これが本当に無念でなりません。
次回作があるのなら是非にエロエロの聖水まみれの孕みゲーをお願いします。

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