最長寸の賞品(生野銀山湖)
2000年10月14日
Nifty(釣りフーラムbP5会議室【波紋】)の仲間(大阪から、朝太郎さん、まきさん、まっちゃん、京都からはもじりさん、岐阜からは飄助さん、そして三重県からクワマン)、で生野銀山湖(兵庫県)に行ってきました。三重県北部からは往復580kmという、日帰りではちょっとハードな釣行&ドライブでしたが、とっても楽しい1日を過すことができました。相変わらずの長文&駄文ですが、ご了承ください。ではでは。
☆☆☆
へら師の朝は早い。飄助さんとは約束のAM3きっちりに集結した。関ケ原ICから集合場所への西宮名塩SAまでは、巡航速度での快適クルージング。AM5時には、SAのPにすんなり納まった。念のために、まっちゃんともじりさんに連絡をとると、まっちゃんは何故か不通。もじりさん達も無事集合できたらしい。まっちゃんと連絡がとれないので、ちょっと心配していたが、なんのことはない、昨夜からPで爆睡していたとのこと。(゚゚)さすが、ダム屋さん。
ダム屋さん、まっちゃんの車を初公開!!
播但道に入ってちょっと余計に走ったが、紅葉がはじまった山々を抜けて生野銀山湖の周回道路にすべりこんだ。ところが、久々の湖面を見て愕然とした。前回(去年)よりも20mぐらい減水している。
ボート用の浮桟橋は遥か下の方にあり、赤い屋根のお宮さんは護岸のコンクリートのその下まですっぽんぽん状態になっている。飄助さんも湖面を見た瞬間に「こりゃぁ、あかん。」と唸る。見ると、浮桟橋の側にあるボートをロープ付けできるポイントにへら師とおぼしき舟がふたつあるだけで、見渡す限りへら師はいない。この絶好の日和に、である。
減水の銀山湖
「この下がこの銀山湖での丘っぱりの一級ポイントだよ〜〜。」
銀山湖の主(ヌシ)と自他ともに認めるもじりさんに案内されたところは、車も3台ゆったりと駐車できるし、BBQの場所も確保できる最高のところだった。(^_^)
ただ、ボクの内心を白状すると「あたぁ、これを荷物持って降りるんかよ。」と舌打ちしていた。
「まっちゃんには『高速道路』みたいなもんかなぁ。」などとみんなはじゃれているけど、まっちゃんと一緒にされても困る。駐車スペースからは、どう見ても30m以上はガケを歩かなくちゃいけない。しかも減水して剥き出しの岩場を。
「さ、これが最長寸の賞品でっせ。」
と、ご披露されたものは、あっ!と驚く、ピッカピカの新品へらバック(もちろん、ロッド・ケース付)。色はボクが好きな(^_^;)ダークグリーン。みんな、一瞬にして目の色が変わる。釣る前から、もう、自分のものだと思い込んで撫で回している。「ええなぁ、これぇ。」異口同音。(^_^)
車から荷物をひととおり出し終えて、ボクは覚悟を決めた。あのガケを下りなければ、竿を出せないないのだ。気合を入れ直して湖面に振り向いた。すると、ありゃ?すでにまきさんは目指すポイントに陣取っていた。飄助さんも、まきさんから適当に離れたオダのあるところで早速釣り台をセットしている。な、なんのこっちゃ。(゚-゚)
はて、もじりさんとまっちゃんはと言うと、あれれ?あんなところに。
ちょっと待ってよ。まきさんが陣取っているこの辺が一級ポイントじゃないの?
案の定。まきさんが吠える。
「なんやぁ?もじりさん、ここが一級ポイントって言うたやないかぁ。」「えげつないぁ。自分〜。」
ボクは、二人の会話に耳を塞いだ。これ以上二人の会話を聞くと、脳みそまで酸欠になってしまう。ともかく、まきさんと飄助さんの間に入ることにした。ここからならば、もじりさん、まきさん、飄助さん達の様子がよくわかる。竿の長さ、ウキ下、ハリスの長さも、なんとか見える。釣り上げた魚種も。(^_^;)
まきさんは21尺で3本くらいか、飄助さんは19尺でやはり3本ぐらい。もじりさんは、18尺かな?水の透明度は高くて、短い竿では不利なのだろう。
さて、支度をはじめて、またもや前回の「青土ダム」のトラブルが再現した。18尺のズボラが抜けてしまったのだ。21尺は全快していない。まいった。これを見ていた飄助さんが、21尺を貸与してくれた。普通はなかなか自分の愛竿は人に使われたくないものだけど、絶好のオダ場に入って余裕があるのか、頓着なく貸してくれた。ありがたかった。(ついでに最長寸も譲ってね。(^_^;))
オダ場狙いの飄助さん。果たして目論見は?
ところで、朝太郎さんはというと、飄助さんよりも一つ向こうのデッパリに陣取っていた。かなりの急斜面に釣り台をセットしなければならないが、ポイント的にはもじりさんのデッパリとどっこい勝負のところではないだろうか。まっちゃんは、・・見えない。どうやら、ももじりさんのデッパリの向こうにいるようだ。
さて、超減水の銀山湖の丘からの釣りは、21尺3本のタナからスタートした。タチは5本くらいあるようだ。エサは、両ダンゴ。セオリーならばセットなのだろうけど、湖面にお約束のもじりはんがないし、集魚を優先することにした。細かい設定は無視。
一番最初に竿を絞ったのは、まきさんだ。自慢の長竿が弧を描いている。さすがだなぁ、と見とれていると。「なんやぁ〜?」という落胆の声。長さだけならば間違いなく最長寸だろうけど、ニゴイでは・・。(^_^メ)
次に竿を絞ったのは、朝太郎さんだ。これは、きっちりへら鮒だ。ボードで、「賞品提供者が優勝か?」などと怖いことを言って、みんなにプレッシャーをかけていたが、シャレですまない雰囲気になった。なんでも、もうアタリっぱなしでカラツンだらけだという。エサのことを聞くと、ほぼ同じような感じである。ボクも方向としては間違っていないと確信した。あとはへらさん次第か・・。
朝太郎さんが本日第一号のへらさんをゲットした直後、ボクのウキにも変化が出てきた。が、これといった決め手のアタリがでない。なんか、へん。しがない経験から察するに、食いがシブイって感じだ。相当に。
試しにタナを少し深くして4本弱。おまけに下ハリのダンゴをちょっと手揉みして固めにしてみた。と、釣れた!!3節出ていた太いパイプトップがきっちり消し込んだ。(^_^)
「なんやぁ、あれは〜。消し込んでるやないの。ええなぁ。」
まきさんの口激はとどまることを知らないが、釣れればコッチのもんだ。(^_^;)
サイズは、32.4cmと小ぶりだが確かにへら鮒だ。なんとかボーズを免れた興奮で一所懸命エサ打ちしている飄助さんのぢゃまをして撮影係にさせた。(^_^メ)(だって、もう二度と釣れないと思ったんだもん。許してね。)
本日はじめてのへらさん。かわいいサイズだけどいい引きです。(右後ろでは、まきさんが恨めしそうにこっちを見ている。(^_^;))
さて、現金なもので一枚釣れると、ちょっと余裕が出てきた。エサのタッチをいろいろ変えてみたりした。が、今度はカラツンばかり。21尺とは思えない回転を要求される。やはり、食いがシブイのだ。
朝太郎さんは、二枚目をゲット。着々と地合を作りつつある。一方、飄助さんは朝イチからセットの釣りを続けている。正直言って、いきなりトロ巻きをしたときは、ぶっちぎりかなあ、と思っていた。しかし、世の中はそんなに甘くなくて、アタリもないらしい。(^_^;)
白いエサを打っているはずのもじりさんの竿が曲がった。かなりのフャイトだ。釣れたのは、34.4cmのへら鮒。おお!!最長寸に一番近い。さすが主や。
で、エサは何ですか。え?両ダンゴ?ち、ちょっと、いつもとずいぶんと違うんじゃない?ネリネリグルテンはどおしたの。え?新Bの素練りぃ?やられた!!
その後はだんだん、みんなの口数が少なくなってゆく。あまりにもアタリが遠いのでボクは、半ば諦めかけていた。
このとき、ふっと思い出した。バックに「オカメ」が入っていることを。ひょっとすると、ひょっとするかも知れない。ハリスの段差(15cm)もハリ(やらず6号)も替えずに、そのまま下バリにオカメを三つばかり突き刺して打ってみた。
今日の銀山湖のへんさんは、何故か同じエサをなかなか追わない。ちょっと目先を変えてやるほうがいいようだ。と、またウキが消し込んで釣れた。引きがちょっとヘンな感じで、スレなのかと思った。取り込んでみると、下バリが下アゴを突き抜けて外側に出ている。ハリを呑み込んでたんですね。(゚-゚)
ちょっとスマートですが、尺2寸あります。今のところ最長寸§^。^§ サイズは36.2cm。だけど、上下の尾っぽの長さが違う。下側は36cmしかない。これって、どっちが「サイズ」として申告するんだろう?ま、今回はプレッシャーをかける意味も含めて、「おお!36.2cmやど〜。」と威嚇してやった。(^_^メ)
その後はアタリはそれなりにあるんだけど、やはり、のらない。時折、ウキの遥か先の方でもじりはんがお出ましになるが、どういうわけか側に来ない。
もじりさんが、竿頭候補に飛び出した。すでに4枚以上ののへらさんが主はんの餌食になっている。今日は、いつものもじりさんと違うんぢゃない。(^_^;)
朝太郎さんは、ウキ下を調整したりいろいろ忙しくしている。すでに両目を開けているので、あとは40上狙いか。まきさんと飄助さんとこは、アタリが遠いようだ。まっちゃんは、三ヶ月ぶりにボースから脱出できてへらさんとご対面できたとのこと。ただ、慣れない昼間の釣りでちょっと疲れ気味だという。なんこっちゃ。(゚-゚)
さて、お決まりのランチでみんなそれなりに充電。
へらさんの食いはイマイチだが、人間様のそれは相変わらず旺盛だ。(^_^;)
午前中は振るわなかったまきさんと飄助さんは、気合を入れ直している。どうやら一発狙いに絞りこんだようである。天気もなんとか持ちそうで、昼寝をしたくなったのはボクだけだろうか。
左から、まっちゃん、クワマン、まきさん、朝太郎さん、飄助さん。
へらさんの食いは悪かったけど、人間様には活性がありました。
午後からは、みんなウキの動きがよくなったようだ。
まきさんは場所移動をしている。もじりさんとまっちゃんの間に入って、午前中に二人が寄せ集めたへらさんを根こそぎ引っこ抜く作戦のようだ。で、この作戦はみごと的中。昼食後開始の三投目ぐらいで待望のへらさんをゲット!!その後は、立て続けに竿を曲げている。昼前にやっと静かになった口激が再開した。(^_^メ)
飄助さんはというと、ウキ下をエレベーターのように忙しく動かしている。エサも見るたびに違っている。まきさんがボーズを免れたのを見て、19尺の竿を振る回数が増えた。そして、とうとう本日の初へらをゲット!!タナは1本半。十八番(オハコ)のセット。時計は3時を回ろうかという時間だ。
サイズは、遠目で見たところホンイチかと思われたが、35cm。(^_^;)
朝太郎さんの方は・・。「天ケ瀬」のウキが仕掛ごと湖底に消えた。(゚゚)
つい最近入手したばかりで、今日がお披露目だったという。飄助さんが盛んに「ええウキやなぁ。」と涎を垂らしていたウキである。野釣りの恐ろしさだ。ご承知の方も多いだろうが、「天ケ瀬」のウキはゼニさえだせば入手できるという、そのへんのバブリーなアイテムとはワケが違う。欲しくてもなかなか手にすることができない逸品である。そのウキが・・・。合掌。(-_-)
さて、ボクの方は午後からはアタリっぱなしになった。タナは限りなく底に近い(21尺4本強)。試しに段差の底釣りでオカメを食わせにつけたら、35cmというへらさんが遊びに来た。もちろん、偶然の産物だ。その後も34cmやら35.5cmやらがお越しになったが、いずれもその度にエサを変化させて無理やり捕獲したようなもんだった。(^_^;)
が、好事魔多し。強烈な引きに耐えきれず道糸がズボンのおなら。(;_;)
野釣りでこよなく愛して使用していたウキが、穂先の向こうで泳いでいる。飄助さんの懸命な救助活動も及ばず、結局、銀山湖の秋風に流されて帰らぬ旅人になってしまった。(@_@)
その後は、ハリスを二回も飛ばされ、スレばかり。本来のクワマンの釣りになってしまった。
かくして、「生野銀山湖・朝太郎さん提供ヘラバック争奪戦」は終了した。
結局、今回の「関西組vsちゅーぶ組」の対決は、アベレージでは関西組が圧勝。最長寸ではちゅーぶ組が一矢を報いた格好になった。でも、みんなへらバックの方に目が行っていて、敵も味方もない壮絶な闘いだったので、そんなことを口に出す人はいなかった。ま、ドローということかな。(^_^;)
(左上から)まっちゃん、もじりさん、朝太郎さん、(左下から)まきさん、飄助さん。全員ボーズを免れました。めでたしめでたし。
今日は全員がへらさんを拝顔できた。笑顔で記念撮影をして表彰式。(^_^)
最長寸は、どーいうわけかクワマン。36.2(36.0?)cm。
生野銀山湖のへらさんとしては、決して大きなサイズではないけれど、ボクとしては大満足な結果である。ちなみに、一枚だけ地ベラとおぼしき、お腹がちょっと黄色いのが釣れた。35.6cm。引きはこっちの方が強かった。エサはダンゴ。
大本命のもじりさんや午後からイレパクになったまきさん、久々に昼間のウキを使ったというまっちゃん達の捕獲サイズを聞くのを忘れてしまったけど、きっとみんな遠征組に遠慮してくれたのだろう。ボーズの恐怖とひとり闘い抜いた飄助さんには、あらためて脱帽だ。
朝太郎さん(真中)から賞品のへらバックを頂戴しました。
まっちゃん(右)も欲しかったのね。(^^ゞ朝、みんなで撫で回した賞品のへらバックは、今、三重県某市の倉庫に厳重に保管されている。
朝太郎さん、どうもありがとうございました。m(_ _)m
おしまい。
《釣行データ》
【釣行日】2000/10/14
【都道府県】兵庫県
[釣り場名]「生野銀山湖」
[ポイント]丘っぱり(^^ゞ
[天気]晴れ
[使用竿]21尺
[道糸]1.5号
[ハリス]0.6号(40+55)
[ウキ]ダム仕様9号(秋の旅人になってしまった。(ーー;))
[上針と餌]改良やらず6号(夏+マッハ+スーパーD)
[下針と餌]上針と同じ(ときどきオカメ)
[水深]5本弱
[タナ ]4本〜4本強
[釣果]36.2cm、ほか6枚。