灯台下暗し(地元の公園池・三重県)

              2000年5月21日

あちこちからノッコミ情報が連日のようにMailがあった4月。
うまく土日にハマル場所を物色していたが、結局、指を咥えて人様の釣行記やHPを読むことしかできなくて、ジクたる思いで悶々としていた。

そんななか会社の同僚が「こないだ、へら竿を出している人が何人もいましたよ。」と、教えてくれた。場所は、我が家から車で10分ほどにある野池だ。「員弁(いなべ)川」の副流水や田圃の水が入り込んでいる、この界隈ではどこにでもあるような小さな池である。まあ、いわゆる野池というよりも小さな公園の池だ。

のんびりとした公園池 野池とは言っても、公園化されていて、足場はどこにでもある。日曜日で天気がいいと、家族連れの釣り人が集まってくる。

バスが釣れたのは目撃していないが、へら鮒の尾っぽが食いちぎられたようになっているので、多少はいるのだろう。

変わったところでは、「スッポン」が釣れる。
公園池の出っ張り 駐車場から。
この出っ張りがひとつの有力ポイントになる場合がある。

とは言っても、どこからでも竿を出せる。

こちらに転居して、2、3回通りすがりに眺めたことはあるが、いつも子供たちが簡単なルアー仕掛けで竿を出している以外、へら師は見たことがなかった。だから、最初に聞いたときには半信半疑だった。

5月4日。早速、覗いてみた。と、へら師が2人竿を出していた。駐車場からぼーっと見ていると、いきなり竿を絞っている。慌てて双眼鏡で見ると、間違いなくへら鮒だった。例によってズーズーしく駆け寄って話を聞くと、毎年11月に日研のオジさん達がへら鮒を放流しているという。しかも、そのほとんどが40上だ、という。そんな話を聞いているそばからまた、竿が曲がった。釣れたのは、尺2寸の綺麗なへら鮒。日光川や善太川のそれと遜色がない。おじさん曰く、「ま、この池では大きくないね。」(ほんまかぁ??@_@)

で、5月5日と7日に早朝から竿を出した。やっとボクにもツキが周ってきたかと内心ほくそんだ。が、現実はそんなに甘くない。結局、連荘でボ*ズ。(>_<)

5月20日に飄助さんやなごやん奥山さんを誘って、ミニミニOLMを企画した。「MAG-net波紋」の先鋭部隊が3人ガカリで攻めれば、きっと40上が釣れるだろうと思っていた。ところが、肝心の自分がドタキャン。(ーー;)
それでもなんとかpm3時ころに冷やかしに行った。すると、飄助さんが目の前で40上を仕留めてくれた。やはり、サカナはいる。(それにしても、初めてのフィールドで40上を2枚も仕留めるなんて、なんてお下品な先輩なんでしょ。(^_^;))

で、翌21日。快晴。
10:30ころからエサ打ちしたが、昼頃までサワリはあるもののアタリが出ない。常連さんは一人1枚釣ったところで、まるで今日のノルマは達成した、とでもいう態度で次々と手仕舞いする。この池では、そう何枚も期待できないようである。しかも、今日は特に食いが渋いという。(常連さん談)
結局、午後からは池にいるへら師はボク一人になった。

一人前のバサー気取りの子供たちがどんどん増えてくる。アベック、親子連れも来た。一応、みんな遠慮してくれて、どっかの湖みたいにウキ先にワームを放り込むようなお行儀の悪い釣り師は、いない。へら師がたくさん(と言っても10人ぐらい)いるときは、誰も竿を振らない。余程、ひどい目にあってるのだろうか。(^_^メ)

ところで、サワリはあるがアタリがでない。食わない。なんてことは、管理池ではよくある話である。
ボクの場合で言えば、比較的大型が揃っている関東の管理池で、いやっ!!ていうほど経験している。こういうときは、ほとんどの場合、セットにしてクワセにオカメやトロ巻き、時にはウドンにすれば、そこそこ釣れる。問題はバラケで、どの方向に持っていけばオサカナさんの機嫌が取れるか、ということになるだろう。

まあ、この季節に管理池でセット釣りなんて、ボクの趣味ではない。しかしここは一応、野池であると自分を納得させて(^_^;)試しに段差の底釣りでクワセをオカメにしてみた。

これが正解のようで、いきなりの消しこみアタリで43.5cmをゲット!!
胴調子で柔らかい朱紋峰の16尺は、穂先が水面に引き込まれた。久しぶりに手尻を水の中に落して暫しファイトを楽しんだ。なんて言うと余裕があるように聞こえるが、内心はドキドキで、ハリスが切れないことを神に託していた。いつもは邪険にされている神様も、こういうときに限って頼られるンだから、まったくもって迷惑な話だ。(^_^;)

その後しばらくアタリがなかったが、風が止むのを待つようにして続けざまに40上が来た。特に3枚目は、44.4cm!!自己新には及ばなかったが、久しぶりの40上の連荘に一人、興奮した。いずれも消しこみアタリで、せっかく用意したスコープで覗くまでもない、はっきりしたアタリだった。

ところで、こんなときに限ってデジカメの電池が切れていた。
結局、画像をアップできたのは、41.5cmの分だけになってしまった(一枚目の画像は、ひどいピンぼけ(ーー;))。悔しさで涙を堪えていると、頭上から「ソレ、持って帰るんですか?」などと訳のわからん声が聞こえた。見上げると子連れの若夫婦然としたバサーだった。

普段のボクなら、にこやかに応対(自慢^^;;)するのだが、このときばかりはあまりの悔しさに無言でサカナを持ち上げて池の中まで入って行って放流した。親子連れは何か言おうとしていたが、あまりのボクの不機嫌さに臆したのか、結局、何も言わずに立ち去った。(まったく、なんてイヤな奴なんだ!!自分って。(-_-))

ふ〜。さて、話を戻して。(^_^;)
野池の釣りというと、往々にして「エサがついていれば・・・。」ということになり兼ねないが、この池に限って言えば大違いのようだ。どうも、ここのへら嬢は擦れていて、ボクの技術では両グルでは到底太刀打ちできない。どーしてもバラケを打つ必要がある。

今日は、バラケを5種類も変化させた。硬いバラケはよくなかった。かと言ってボソッ気がないとサワリさえ遠のく。つまり、「柔ネバボソ」が今日の正解(だったと思う)。新Bに水をよく吸わせて、Dを加えて少しずつ手揉みしながら粘りを出す。久しぶりに管理池での悶絶を堪能した気分だった。

この池は、先週の日曜日にもハタキがあったという。これから6月いっぱいまでは、底釣りで40上が釣れ続くとの情報は本物だろう。

まったく、なんで今までこの場所を探し出せなかったのだろうか。(ーー;)

【釣行日 】2000/05/21
【時間  】10:30-15:00
【都道府県】三重県員弁郡東員町
【対象魚 】へら鮒
[釣り場名]公園池
[ポイント]昨日、飄助さんが座ったデッパリ(^^;;)
[天気  ]晴れ
[使用竿 ]朱紋峰16尺
[道 糸 ]1号
[ハリス ]0.6号
[ウキ  ]筏川仕様1号(トップ10cm)
[上針と餌]やらず6号のち5号、新B+スーパーD。30cmのち25cm
[下針と餌]同。α21+グルテン四季、のちオカメ。40cmのち35cm
[水深  ]1.5本
[タナ  ]底(片ずらし)
[釣果 ]44.4cm、43.5cm、41.5cm。計3枚
[備考 ]尺半は、次回?(^_^;)