新春OLM(筏川準寄場・愛知県)

                                                2001年1月5日

3日の初釣りに続いて、Nifty(波紋会議室)の仲間(なごやん奥山さん)とミニミニOLMを堪能してきました。この季節は管理池でもいいのですが、やはりなんと言っても中部は「寄場」に限ります。

「寄場」というのは、川の上流と下流を網で仕切って、近所の川で捕獲したへらさんを放流してあるところで、桟橋や施設がないので管理池より自然を肌で感じることができるところです。それと、へらさん以外の生物がたくさん生息していて、景色を眺めているだけでも、ほっとできるところです。今回のOLMは、「準寄場」。

「寄場」の方は、船をチャーターできたり(短い竿で釣れる)、網仕切りの幅や川幅も狭くて魚影も比較的濃いのですが、ここ「準寄場」は「寄場」ほど放流されていなくて、川幅も広く(畢竟、長竿を振りまわすことになります)釣り人から見れば条件が悪いところです。んが、こんな条件だからこそ、お魚さんのコンデションが優れていて、数を釣るよりも竿のしなりと手応えなどの感触を楽しめるところなのです。

さて、そんな希望とときめきを胸に、前夜から降りしきる雪をかき分け、現場に到着。

夜明け前の筏川は、釣人どころかネコの子一匹いない。常連さんが常設しているパレット様のスノコにも雪が積もっている。夜明けとともに足元から寒さが襲ってきた。朝焼けが、目の前の護岸に雪国のような景色を照らし出しはじめた。

夜明け 夜明けを迎えた筏川。


なごやん奥山さんとの釣行は、一昨年11月のOLM以来である。今日は二人だけのミニミニOLMということもあってボクは手ぶら(手抜きとも言う(^_^;))だったが、相変わらず豪華絢爛な「奥山グッズ」が護岸を賑わす。

ボクはこの水墨絵のような雪景色よりも、今日の水温が気になっていた。
この状態は、どう見ても降り始めた雪景色ではない。一体、雪シロがどこまでこの浅い川の中まで入り込んでいるのか気になる。場合によっては、釣り場そのものを替えなければならないと思っていた。

3℃!(゚-゚)
なごやん奥山さんの水温計の水銀は、このメモリにはりついている。水深はいつもよりあって(3本弱)、流れもほんの少しある。底はもう少しあるかと思ったが、やはり3℃。(゚-゚)

雪景色

すっかり雪景色の筏川。水温は3℃。
釣りになるのかしら?


不安がアタマを過ぎる。釣りになるのかなぁ・・。
と気持ちが落ち込んだりして身支度をすると、まず、ロクなことはない。案の定、万力がポチャン!!てな音をたてて川に落ちた(-_-;)。最悪のスタート。

30分という無駄な時間と、なごやん奥山さんのタマ網と引き換えに(無残にも根元から折れてしまった(T_T))万力はなんとか救出できたが、もう、半分気力が萎えてしまっていた。集金に来たおっさんも「ん〜3℃ねぇ。ちょっ〜〜とマズイかなぁ・・。」と心配してくれてる。ふぅ。

不安を胸に閉じ込めて、ともかく餌打ちをした。
と、30分もすると、小雪混じりの水面に棒のようになっているウキに変化がではじめた。なごやん奥山さんのウキも同様だ。情けないウキの動きだが、本能的に竿を上げると、釣れた。クチボソが(-_-;)。

ま、ともかく生物反応があるというのは、ありがたい。広い川幅で若干の流れがあるせいなのか、こんな水温でもオサカナさんが動いているようだ。餌打ちをして2時間も経過したところで、今までとはあきらかに違うウキの変化がではじめた。沖目だがモジリもはじまった。暫くしてちょっとしたサワリのあとに、チクッ!と一節トップが沈んだ。完璧な底釣りのアタリだ。間髪合わせると、ノッった。釣れたのは、まっしろで傷一つないへら鮒。33cm。(^_^)
現金なもんで、一枚釣れると餌打ちにも力が入るしテンポもよくなる。

へら鮒 筏川のへら鮒。
なかなかグラマーです。


雪がミゾレになり、風も強くなってきて体感温度はどんどん下がってゆく。手が悴んでグルテンがうまく丸められない。それでも、餌のタッチが気になってしようがない。最初は比較的バラケ気味のグルテン(新ベラグルテン100ccとα21を50cc)を打ったが、どうも感じが違う。これを悴んだ指先でよく揉んで丹念に丸めた。これでバラケ気味の餌は少し落ちるくハズだ。

2枚目は35cm。でっぷりとして色白だ。ボクの好みの体型である。(^_^)
集金のおっさんが、自分が釣れたみたいに弾んだ声でエールを送ってくれる。もともとお調子者なボクは、ますます餌打ちのリズムがよくなる。立て続けに尺上が釣れた。同じような餌で、あっという間に5枚。

クワマン き、着膨れしているだけです。(^_^;)


スケベ根性が頭を持ち上げた。餌を替えれば、もっと釣れるかもしれない。早速、試しに新ベラグルテン底のモドシ餌を打ってみた。んが、これが大失敗。あまりにもバラケが少なすぎて、ジャミのアタリもなくってしまった。(;_;)

その代わりと言ってはなんだが、なごやん奥山さんにも待望の良型が釣れた。風も強くなってきて、丹念に根気よく餌打ちをしていたドボンの釣りが功を奏したのだろう。いつも、淡々と冷静に餌打ちをしているなごやん奥山さんの釣り方がここでも成果を発揮したのだ。

取り込みも慎重になります。 風が強くなって、なごやん奥山さんにも良型がきた。取り込みは慎重になります。
なごやん奥山さんの初へら 奥山グッズとへらさんに満足げななごやん奥山さん。


午後になって、雪がミゾレになり雨にかわってきたことろで、風が今までよりも増して強くなってきた。バランスの釣りではアタリがわからない。苦し紛れにオモリベタにしてみたが、そんな俄か釣りでは筏川のへらさんは相手にしてくれない。海のようにうねってきた川面を恨めしそうに眺めながら、ずぶ濡れになったボク達は竿を仕舞った。

おしまい。

《釣行データ》

【釣行日 】2001/01/05
【時 間 】7:30-13:00
【都道府県】愛知県
【対象魚 】ヘラブナ
[釣り場名]筏川・準寄せ場
[ポイント]左岸・網仕切りの中間地点
[天気  ]曇り時々晴れ時々雪時々みぞれ
[使用竿 ]18尺
[道 糸 ]0.6号
[ハリス ]0.3号
[ウキ  ]パイプトップ
[上針と餌]関東スレ4号(新ベラグルテン+α21)29cm
[下針と餌]上針に同じ(同)33cm
[水深  ]3本弱
[タナ  ]床(バランス)
[釣果  ]35cm、34.5cmほか4枚(クチボソ2匹)
[備考  ]寒かったよぉ〜〜。