中部秋郊OLM(岐阜県)
2002年9月29日
まあ、今年の夏は暑かったですねぇ。8月の釣行記あたりはまいどのことですが、9月に入っても暑いこと。これに秋雨前線とかがおいでになったひぃにはたまりません。湿度。これが厄介。
我が家では駄犬のおかげで、今年の夏はクーラーをつけっぱなし。で、省エネとかエコなんて、死語。いったい、この夏の電気代は誰が払うんでしょうか。自働引き落としなんて余計なシステムがあるおかげで実感はないけど、想像してもおぞましい。そんな残暑でした。
さて、暑さ寒さも彼岸までなんてことを言いまして、秋のお彼岸のころになると、ちぃっとは涼しくなるもんですが、これがまた暑い。ちょうどお彼岸のころに三重県のH市界隈の野池で竿を振ったんですが(釣ったとは言えないところが辛い)、この日も夜明けから日暮れまで半袖でした。それでも、自然界ってのは立派なもんで、堰堤には彼岸花がきっちり咲いていました。ん〜。誰が教えたんかいな。今日は確かにお彼岸の中日(ドラゴンズとは読まないように)だけど。まったく感心してしまいます。秋はやっぱり来ているんですね。そそ、今年、いちばん感心したのはこの彼岸花。ボクは彼岸花ってのは、赤いもんだ思い込んでいました。ところが、あるんですね。白いの。いや〜、驚きました。まあ、無芸大食のボクのことですから植物鑑賞なんてガラでもないんですが、それにしても白とは。
思い込み(というかボクの場合は無知か)というのは恐ろしいもので、子供の頃に見たことのある彼岸花ってのは、川の土手とか稲刈りの終わった田圃の畦道とかに赤い大輪が(多くて)4〜5個(個っていうのかな?)あるっていうイメージしかなかったんです。これがボクのアタマの中にある彼岸花。んが、ここ三重県の北部ではちょっと違うんです。まず数。これがバカに多いんです。特に川沿いには「群生」しているんです。まるで赤い絨毯。これには我が家の同居人も驚きを隠しませんでしたね。いや、大袈裟ぢゃなくてね。すごいですよぉ。で、これに加えて白い彼岸花(今年、はじめて気がついたってのもお粗末)。クリーム色とかピンクとかぢゃないんですよ。白ですよ、白。真っ白なんです。ひょっとして彼岸花ぢゃないのかしら(ばか)。
あ、OLM。
その彼岸花の咲く季節ってのは、やっぱ高い空を見上げて大きな「ほっ!」でも出しながらゆったりと、まったりと竿を振るのがよろしいです。9月に入って、そんなことを飄助さんや奥山さんとmaillでやりとりしていました。で、29日の日曜日はどうよ?ってなことになりまして。場所選び。飄助さんは、ともかく今年は(も?)忙しくて野のへらさんを見ていない(釣っていない)ので、なんとか近くて釣れるところをなどと軽く言ってくれたりします。さて、そんなとこはあるのかなぁ?などと思いを巡らせていましたが、ありましたがな。一箇所。今年の夏に2時間ほどでツヌケしたところが。まあ、カタをいろいろ言ってもらっては困るけど、ともかく釣れるとこではあります。木曽三川の支流。
難点を言えば、水がばっちい。ジャミ(へらさん以外の小さなお魚)が多い。BBQはできない。ってなところでしょうか。でも、この界隈は必ず釣れる(はず)。竿も15尺ぐらいで宙でも底でも、手のひらサイズでよろしければテイクアウトもどうぞ、ってなくらい釣れました。その後、何回かこの界隈を通りましたが、平日だろうが週末だろうが必ず釣人はいて、見ている間に竿が曲がっていました。ま、ここならいいかな?
日時も場所も決まったことで久々の「イベント情報」をアップ。う〜ん。このコーナーの更新も半年振りか(もう少し、せめて3ヶ月に一度は更新したいけどなぁ)。すると、思いも寄らぬ方々の参加表明をいだたきました。まずは、「ちびさん」。最近、掲示板に顔を出してくれて、HPも新規にアップした、どうも釣りを自然をこよなく愛している現役の青年(に違いない)。お次は「Mizunoさん」。この9月にはじめてへら鮒釣りをはじめたそうで、9月だけでも10回以上も管理池に通い詰めているという若者(って、ボクも若いけど)。偶然ですがボクの自宅からめちゃ近いお家。ついでに、おなじみの「あろんさん」。
総勢6名となると、結構、賑やかですね。しかも、ニューフェィスさんが二人。ちまちまと三人で竿を並べようか、という話がここまでになると、これはもう本格的なOLMと呼んでいいでしょう。
もともとOLMってのは、普段はオン・ラインでしか交流できない人達が実際に会って「あら?こんな人だったんだ?」「ふむ、想像していたとおりだな。」なんて勝手な思いを抱きながら楽しく同じ時間を過ごすってのが目的ですから、今回はこの主旨にぴったりな感じになってきました。
というわけで、当日。
初対面の「どもども。よろしく〜。」という挨拶もそこそこに釣場へ。場所は綺麗に護岸されて6人ぐらいは竿を並べなれるところ。車もなんとか駐車できた(6台!)。正直なところ、待ち合わせ場所に合流する前に、Mizunoさんを案内した「治水神社前」にも未練はあったけど、6人の釣座を確保するには、ちと辛いスペースだったので、やむなくここにした。
さ、お約束の高い秋の空。と、見上げるとドンヨリとした暗い雲が低く垂れ込めている。あら?澄みきった青い空と白いイワシ雲はどこにいってしまったわけ?誰ともなく聞こえよがしに、「誰かさんが仕切ってるからなぁ。」あれれ?それってボクのこと?ああそぉ、それ言っちゃうわけね。
まるで釣堀のように竿が並んでいます。
どんよりとした雲。たためないパラソル。まあ、誰かさんが仕切るとねぇ<外野席
と、ともかく竿を並べた。想像以上に釣人が多くて、このまま、あーだこうだと場所をうろつくと竿を出せないことになり兼ねない。ボクは予定どおり15尺でへら正さんから譲っていただいたウキをチョイス。これで今日もいただきやね。むふ。
上流から、あろんさん、飄助さん、ちびさん、奥山さん、ボク、Mizunoさんと、どっかの例会のようにずらっと並んだ。上流にも下流にも常連さんとおぼしき釣人がたくさんいる。向かいのブッシュのところにも座れるところはすべて釣台がある。つまり、今日の釣果は期待できる(はず)。
んが、1時間ほどエサ打ちをしたけれど、へらさんはいない。あらら。こんなはずではなかったんだけどなぁ。飄助さんは、根掛かりがヒドイと言って、ボクと奥山さんの間にすりよって来た。ほんと、落ちつきのない人だこと。最初に竿を曲げたのは、ちびさん。が、どうもへらさんとは遠い親戚。あろんさんも竿を絞っているけど、真っ赤な他人。なんか、まずい展開になってきた。まいったなぁ。今更、場所を替えるにも行くとこなんかないし。料金(¥300/日)回収のおじさん曰く、「今日は深場のほうがいいみたいだねぇ。」遅いっての。
これは、ボラのお子様です。どうみてもカラスミとかは取れそうもありません。
”へそ”もあるような、ないような?
こんなが、川面で渦を巻いていました。
たまりませんなぁ。
このままでは埒もあかないので、ボクは思いきって長い竿を引っ張りだした。21尺。タチを計ってみると、3本半ぐらいある。15尺より1本ほど深い。とりあえずは底釣。両グルテン。と、ウキが馴染まない!が〜ん。ジャミがウキ下に渦になっているような感じ。で、マッシュ系に変更。しばらくしてナジンでカチッ!というアタリで釣れた。手のひらサイズのへらさん。ふ〜。ボーズは免れた。一度、感じが掴めたら次々と釣れる。なんだ、簡単じゃんへら鮒釣りって。と、隣の飄助さんがこれを見て19尺をつなぎ始めた。どうも出世する人は違う。抜け目がない。お隣のちびさんもとうに18尺を、その上流のあろんさんも19尺を振っている。これで今日のパターンは確定した。長い竿で両グル。ところが、こういうときに限って雨。あわててパラソルをかざした。青い高い空と乾いた空気はどおしたの?
まだ言うの?
あまりの多忙で一挙に老けこんだ飄助さん。今年はじめてのへらさんとのご対面ですって。
もう少しゆっくりしましょうよ。
結局、この日は終日、パラソルをたたむこともできず、長い竿と邪魔なパラソルスタンドと格闘することになった。また言っているのが聞こえる。「ったく、誰のせいなのかなぁ・・・。」
をーを、どーせ土砂降り男ですよ、アタシャ。もう居直るか。
ここでも思い込み(これも無知の部類か)がハゲし過ぎたのか、秋の高い空も、2時間でツヌケできる場所選定も、思いっきり外してしまった。人間(自分だけかな)、もう少し謙虚に客観的にモノゴトを見なければいけません。っていう教訓でありました。ちびさんとMizunoさんには、ほんと申し訳ないことをしたんですが、ま、これも野の釣りだということえご容赦を。
さて、ここでOLM参加のみなさんのご紹介。
飄助さん、奥山さん。「Mag_net波紋」のメンバー。
どういうことかというと、「NiftyServeの釣りフォーラム◆淡水の釣り◆へら鮒『波紋会議室』」に出入している東海地方でへら鮒釣りをこよなく愛してやまない青年?が集う空間(器)」っていう、わかる人しかわからない集団。現在、「会員」はボクを含めて3名。会則も会費も事務所も専用ミカカもありません。ま、要するにへら鮒をしたいけど、一人ぢゃ寂しいから一緒に行かない?いいよ。ってな集まりです。
ををっと!深浜へらか??
なんていう冗談はともかく(爆)。
やはり奥山さんは大きい魚を取り込む姿はかっこいいです。
あろんさん。例会の先輩。
年齢不肖。何故か勤務時間中と思われる時間に掲示板に書き込みをしてくれる。って、ボクも速攻で返事してるけど。三重県の野池にも詳しい。あれ?ここって10年ぶりかなぁ?などと言うところをみると最年長か?
持ち方はへらさんのように見えないこともないですね。
ヒゲがなければ。(笑)
ちびさん。お初です。詳細はこちらをどーぞ。
ハンドル名はシャレのようです。単独釣行がお好きなのでしょうか?ボクも現地集合、現地解散って嫌いぢゃないです。これからもよろしくです。
サウスポーで竿を振る「ちびさん」。カッコイイですねぇ。
ハンドル名のネーミングの由来をお聞きするのを忘れました。
Mizunoさん。このメンバーでは最年少かな。
今回は強烈な洗礼を受けてしまいましたが、ボクと一緒に行くとこんなもんは挨拶がわりです(10月に入っても釣れていない)。そこんとこよろしくです。
Mizunoさん。
これから難しい季節になりますけど、時間ができればご一緒しましょう。
一日中、ショボショボとしていた雨が冷たく感じてきた。気温と日照時間だけはきっちり秋になっていたわけで、夕暮れもこれ寂しい。再会を約束して帰路につくことにした。道端にある彼岸花は、もう、枯れはじめている。季節は間違いなく進んでいるんですね。
おしまい。