野池巡り(三重県)
2003年5月2〜4日
今年のGWはカレンダーのいたずらで飛び飛びのお休みの方々が多かったのではないでしょうか。中にはただの三連休だった方々もいらっしゃるでしょう。まあ、ボク的には年に何回もない3連休だったのでこれ以上は贅沢というものだと諦めていました。それでも休みの前からあれこれ思いをめぐらせることができました。家庭の事情で言えば、我が家ではすでに二人の娘は家にいなくて、多くのおとうさんのように日ごろのツケをまとめて清算することもなくなっています。I_NETやmailで釣り仲間と連休中の段取りなどをやり取りをしていましたが、どうも極端すぎる連中が多くて(^_^;)今年はうまく合流できそうもありませんでした。そこで、兼ねてから狙いをつけていたいくつかの野池に絞り込んで連戦を企みました。でわ、その様子をば。(って、アップするのが遅い!<外野席)
5月2日
この日は仕事を終えて、まずは鈴鹿方面の野池を偵察した。うまくタイミングが合えばそのままナイターに突入しようかと目論んではいた。釣友に教えてもらった池に着いたのは午後も6時を回っていて、池は夕闇が迫る薄暮に小波がたっていた。携帯電話を片手に池を半周してみたけど、もじりらしきものはない。この池は2週間ほど前にハタキが終わっているらしく、いわゆる一服状態のようすだった。なんとなくやる気にならなくて、15分ほど車を走らせて別の野池に。ここでも釣人はいなくて水面も静かなものだった。予想していたとおり、この界隈はもう暫くしないとお魚さん達の活性もあがらないかも知れない。で、すっかり暗くなってしまったけど、当初から狙っていた焼缶池に向かった。
この池は夏場の釣場として常連さんに人気がある。理由は、釣れるとデカイ!!尺半どころか50上も狙える。が、まだ時期的には早いようで水も多い感じがした。田んぼに水を引き終わって水位がかなり下がったときがチャンスだと聞いていたけど、まあ、ナイターならばへらさんも近くに寄ってきてくれるのではないかと淡い期待をもった。それと、誰かが釣れたという情報のあとに行くよりも、ボク自身が一番乗りしたかったこともこの池に向かった理由でもある。一番乗りと気が早いのとは紙一重だろうけど、その間隙をぬって釣りたいと思ったわけである。誰に聞いても「まだねぇ。」というアドバイスだったが。
案の定というか、PM8頃からAM3ころまで、タナを変えたりエサを変えたり仕掛けを変えたりしてみたが、ただの一度もアタリらしきものはなかった。ちょっと仮眠してナイターウキが必要でなくなる時間に場所も変えて竿まで変えてエサ打ちしてもたけれど、まったくのノーアタリ。AM9ごろになって、釣友が偶然にもこの池に覗きに来た。しばらく雑談していたが、ボクの動かないウキを見て「皿池にでもいかない?」というお誘いに飛びついた。2泊3日の時間があるので転戦は折込済みといったところである。
山の中にある二度ほど行ったことがある野池を偵察したが、竿を出せるところは3人もの先客がいた。ここも夏場の釣場だと聞いてるが、やはり気の早い輩はどこにでもいるようである。で、ここは諦めて皿池に向かった。天気は上々である。GWの天気というのは連休半ばで雨模様になるのが相場のようだけど、この3日間は雨具の心配もしなくて暖かい陽気である。ま、普段の行いだろうと自らを誉めることにした。しかし、暖かいのも限度があるようでお決まりの荷物を持って釣場まで歩くと汗ばむくらいである。そのせいか皿池では水面に、どこから来たのかというくらいカメが無数に甲羅を出していた。大げさではなくて、いたるところにカメがいる。おそらくへらさんより多い。3月に来たときはでっかいコイさんが浅場でハタイていたが今はカメの天国である。もじりらしきものは、まったくない。時折、水面を騒がしているのはどうもコイのようである。それでもちょっと深場(といっても水深は1本ぐらい)に陣取って早速、エサ打ちをする。最初のアタリはお約束のミドリガメ。二度目も同じ。底をちょっと切って2時間ほど21尺を振り回したが、結局、ギブアップ。次の池に転戦することにした。
ひょうたん池という山間にある小さな池には、誰もいなかった。上から水面を眺めると、あちらこちらで魚影が確認できる。が、人がいる付近にはいない。この池のへらさんも人影が入ると、必ず人の対岸に行ってしまう。でっかいへらさんほどそういう傾向があるようで、でっかくなるにはそのくらいの警戒心が必要なのだろうなぁ、となんとなく納得してしまう。左から弱い風があるものの長い竿は振れる。また21尺を引っ張り出して振り回す。が、ここでもアタリらしきものはない。それでも夕方になって釣友は尺上をゲットした。く〜、オイラは夕べからエサ打ちしているのに。へらさんの神様はすっかりそっぽを向いているようだ。さて、今夜はどうしようかと悩んでいると、おなじみのmasukeさんから「ちょっとした池があるんですけどどうします?まあ、サイズは期待できないかも知れないけど。」とのお誘い。この際、サイズのことはどうでもよくなってきた。ともかくへらさんと会いたい一心で再び転戦の旅に出ることにした。
夕日を浴びて竿を絞る釣友
GWのせいなのか幹線道路から外れた道でも車で混雑していた。それでもなんとか日のあるうちに現地にたどり着けたのは幸いだっただろう。下見のあとに買出しに幹線道路にでたら事故でもあったかのような渋滞の嵐。実際、有名どころの山上湖にも行きたかったが、釣よりも移動時間でくたばってしまったに違いない。天気がいいというのも良し悪しかな。
すっかり暗くなってからのウキのシズ合わせというのは、なかなか難しい。それでもボクの場合はmagosukeさんに無理を言って3灯とか4灯のトップを作ってもらったあおかげでエサ落ちのメモリもきっちりわかってしまう。いままで使っていたN社製だと、まず明るいうちにしかできなかった。ナイターともあって竿は15尺。道糸2号でハリスは1号。ハリはダムサイト13号を結んだ。白いエサが異様にでっかい(^_^;)。
アタリは比較的早くでた。最初はヨシの際を狙っていたが徐々にエサ打ちのポイントをずらしていって、ヨシから1mぐらい離れたところあたりでいきなりウキが消しこんだ。仕掛けが太いせいなのか、うまくサカナを手元に引き寄せられない。ああ、でっかいマブナなのかなぁ、と思っていたが釣れたのは正真正銘のへらさん。やった!!サイズは37cmぐらいでハタキも終わったのか胴回りはたるんでいない。ちょっと長手である。もう金輪際釣れないかもしれないと思い、magosukeさんにフラシを出してもらった。ほんとうはフラシには入れたくなかったが、デジカメの出番になる朝までお休みしてもらおうと思っていた。と、magosukeさんも竿を曲げている。釣れたのは、泣き40のへらさん。さすがである。ボクのほうは、もう二度と釣れないだろうと半ば諦めていたとき、続けざまに釣れた。池中のサカナが寄っている感じさえしてきた。ともかくエサを打てばアタル。もどしてツン!という典型的なアタリをはじめ、ナジミ際に消しこみ!落ち込みでトメまで出る始末である。もう、ほとんど釣堀状態になってしまった。
予想以上に釣れてしまったので、フラシから解放することにしました(^_^;)。
全〜部、泣き40でした。疲れたびぃ〜。
釣れたへらさんはそのほとんどがいわゆる長手のへらさんだったが、一枚だけきれいな三角姿の白いへらさんが釣れた。真っ暗闇の足元にへらさんを横たえて勘でデジカメのシャッターを切ったが、みごとにファインダーから外れた。おまけにフラッシュが光った瞬間に逃げられてしまった。残念。やっぱりフラシに入れておくべきだったか。まあ、ボクらしいと言えばそれまでだけど。その後、ともかく釣れた。昨夜からのアタリなしボーズも遠い昔のことのように思える。
日付変更線も越えたころ、ちょっと頭が重くなった。なんかへんな感じである。血圧の薬を飲むのをここ3日ばかりサボっていたせいなのかもしれない。アタリは相変わらずあったが、仮眠をとることにした。とろとろとまどろんでいているうちに、もう外は白々として朝の柔らかい光が車の窓から差し込んできた。まだ頭はすっきりはしないけど、のっそりと車から出た。と、magosueさんは親の敵にであったように竿を振り回している。夜中に一度空っぽにしたフラシには満員電車のようにへらさんがいた。なんと、ボクが仮眠してる間にこの池のへらさんを根こそぎ釣り上げたようだ。ボクも早速エサ打ちをしてみた。が、いきなり釣れたのはミドリガメ!一度切れてしまった集中力は、なかなか元に戻らないようだ。エサ打ちもいいかげんになってしまった。
でっかいのだけをキープしていたようです。手にしているのは39.9cm。
これが例会ならば優勝間違いなし。(^_^;)
朝も普通の時間になると、この池の常連さんらしき人も釣りに来る。ボクは試しに18尺を宙狙いで暫く振り回してみた。が、これはバツ。常連さんは15尺の底釣りで入れ食い状態。やはりその池によってベストな釣り方があるもんだと改めて実感した。
これでボクの今年の連休は終わった。4つ回った野池の勝敗?は1勝3敗というところか。
初日のナイターは思いっきり外してしまったが、magosukeさんのおかげでなんとか最後は釣りになった。雨の心配もなく、のんびりと竿を出せたのは久々だった。さあ、また明日から日常という現実に戻るとしよう。
おしまい。
《釣行データ》
【釣行日 】2003/5/3〜4
【時間 】20:00-2:00
【都道府県】三重県
【対象魚 】へら鮒
[釣り場名]牛音池
[ポイント]ヨイの際
[天気 ]曇り
[使用竿 ]15尺
[道 糸 ]2.0号
[ハリス ]1号
[ウキ ]4点ナイター
[上針と餌]ダムサイト13号(新べらグルテン)
[下針と餌]同
[水深 ]1本ちょっと
[タナ ]床ちょい切り
[釣果 ]いっぱい(^_^)
[備考 ]さ、仕事、仕事。(^_^;)