濃尾平野の秋(岐阜県)

9月14日&21日&28日

ちゅーぶ地方の今年の夏はとっても涼しかったですね。というか、冷夏に近いものだったでしょうか。ごはん党のボクとしては今年の稲の頭(こうべ)の垂れ具合がちょっと気になったりしています。その代わりというわけではないのでしょうが、9月に入ってから暑いこと暑いこと。残暑なんて生易しいものではなくて、なんか季節が月遅れのような感じでした。へら屋さんたちと言えばそんな季節の変節もおかまいなしでまるで遊牧民のように各地を転々として竿を振り回しています。ま、かく言うボクも人のことは言えないんですけどね。

さて、残暑が厳しいからといって、家の中でクーラー漬けになるのはへら屋さんとしては寂しいものです。かといってダム湖あたりに涼みに行こうかと思ってはいても、一人ではなかなか億劫なもんだったりします(本来はナマケモノ科ですから)。そこで釣友たちに「どっかねーべか。このクソ暑いときに釣れるとこは?」と【未承諾】mail(^_^;)を乱発してみると、やっぱり蛇の道はヘビ持つべきものはメル友です。「揖斐川の支流でココとかココとかが釣れてるよ。」という画像添付のmaillを送ってくれた釣友がひっかかり教えてくれました。

9月14日
重役出勤で目指すポイントへ。先発隊で先に竿を振っていた奥山さんの後ろで川面を眺めていると、あちこちでモジリがあります。タチは1本ぐらい。川幅はめちゃめちゃ広い。奥山さんによると朝からアタリがあり、ハリスぶっ飛びと道糸ぶっ飛びが一回づつあったとか。なるほど奥山さんのウキには明らかに生物反応があります。こりゃぁ、ひょっとするとひょっとするかな、と早速、21尺を引っ張り出してみました。

2時間ほどエサ打ちをして、明確なアタリは3度あったのですがいずれも空振り。昼近くになって急にさかなっ気がなくなって(モジリも消えた)ここは諦めることに。今は便利な世の中で、場所を移動するときも携帯電話でやりとりできます。かけられたほうにはお気の毒とし言いようがないけど。ともかく、車でぐるぐると走り回ってたどり着いたのは、やはり揖斐川の支流。「この界隈では一番、魚影は濃いと思いますよ。」という釣友の誘導で護岸に到着。

昼食をゆっくり食べて水分補給(この日の気温は30℃を超えていた!)。竿は短くていいと言われていたけど、最初の釣場というのはどうにも不安で16尺を振ってみました。タチは1本ほどですが宙の釣りがいいらしい。すぐに理由がわかりました。底釣りにするとコイっ子の集団のお出迎えです。ちょいとウキを下げて(浅くして)グルテンを多くすると今度はギルちゃんのイレパク。つまりマッシュ系の軽いエサで宙の釣りがいいのでしょう。けど、水温は29℃もあるんです。こりゃぁいくらなんでも高すぎるのでしょう。へらさんは傍にはいりんですが(ときたまスレる)食いが落ちているようです。と、午後も2時ころになってもじりさんが登場。なんとまぁ、今日はお泊りで釣りだとか。ほんとに家庭持ちなのかと疑ってしまいます。

合いベラというかミックスというか、そんなサカナがいくつか釣れた後に、やっとへらさんが釣れました。カタは小さいのですが川に生息するへらさん独特の容姿です。とても綺麗。この日は結局、全員がへらさんとデートできました。情報は正確で的確でした。やはり持つべきものは釣友です。

釣れると元気になるもじりさん。(^_^;) 小さいけど、綺麗なへらさんです。

あ、後ろのひげさんはこの界隈でうろついていろコイさんとは違います。(^_^;)

ご存知もじりさん。なんでここにいるの?(^_^;)


9月21日
先週に引き続いて揖斐川の支流に行くことにしました。
今回はジモティの飄助さんが「オイラの庭やんけ!ナビしてあげる!」と奇声、手をあげてくれました。せっかくですからお言葉に甘えることに。待ち合わせをしたのは、会のメンバーであろんさんとちびさん。奥山さんも先週に引き続いて合流。

と、待ち合わせ時間に肝心なナビゲーターが行方不明。仕方がないので、適当に場所を決めることに。先週よりはちょっと上流(タチは1本ちょっと)に4人が思い思いの竿と仕掛けを準備。上流からちびさんは釣友のアドバイスに忠実に宙。あろさんはなぜか底釣り。ボクは底ちょい切り。奥山さんは、なんとドボン。と、「ごみ〜〜ん。寝坊したぁ!!」と今日のナビさん登場。もうみんなエサ打ちをしてるちゅーの。ボクと奥山さんの間に入ってエサ打ちをはじめた飄助さん。「ここで竿を振ったのは初めて。ここでへら鮒釣りができるんだぁ。びっくり。」つまり、典型的な灯台下暗しですね。まあ、でも無理はないのかもしれません。というのも、この界隈もご多分に漏れずバスやギルがたくさんいます。一時はモロコなどの小魚がまったくといいほど姿を消してしまった時期があって、この生態系の激変でへら屋さんたちも廃業していたようです。その代わりと言ってはなんですが、ちゅーぶ地方でも有名どころの管理池が盛況になって、綺麗な桟橋のある釣り場でたくさん釣るという方向に行ってしまったわけです。野人j飄助さんも例外ではなかったわけですね。で、現在は、どーいうわけか小魚がたくさん、それこそ佃煮にするくらいいて、ほんのちょっと川も復元したのかも知れません。

で、肝心な釣りの方はというと、朝のうちは小魚攻撃でぐったりしていたのですが、なんとか全員がカタを見ることができました。最長寸は奥山さんの33cm。数はあろんさんの20枚。いずれもファイトいっぱいの別嬪さんばかりです。ただ、どーいうわけか雨が降ってしまいました。(^_^;)
水温は24〜25℃といい感じになってきました。

奥山さんと尺上

この日、最長寸(33cm)をゲットした奥山さん。

16尺オモリベタが最後まで効きました。参りました。m(__)m

2本のウキは回収できたんかな?

瓢助さんとチャンベ(^_^;)

ジモティの飄助さんも「こんなに魚影が濃かったかなぁ?」と、びっくりしてました。ほんのちょっと尺をきったへらさんを釣り上げて満足そうです。

遅刻すんなよなぁ。(ーー;)

↑今年いっぱいは使えそう。(^_^;)
あろさんとチャンベ(^_^;) 泣尺を釣り上げて満足そうな、あろんさん。

午前中で早退かな?なんて言ってましたけどねぇ。ま、釣れたら帰れない(帰らない)ってのがへら師さんの習性ってもんですが。(^_^;)

ちびさんとチャンベ

8寸ほどですが、とっても綺麗なへらさんをゲットしたちびさん。

カラツンだ!、スレだ!と言いつつ、きっちり結果を出してくれます。

腰痛は治りましたか?(^_^;)

クワマンとチャンベ(ーー;)

ま、ボクも一応は釣れました。寸が伸びなかったので、不機嫌です。(^_^;)


9月28日
野の釣りで同じところで2週続けて延べで8人もが全員へらさんとデートできるなんて、ほんど稀のように思います。へらさんと合コン状態と言ってもいいでしょう。釣友が言うように、かなり魚影が濃いのでしょう。サイズはともかくカタが見られる確率がこれだけ高いと「あいつが釣れて俺が釣れないわけがない。」と思うのは当然なのかも知れません。早速、会のメンバーから催促の連絡がありました。実は、ボクも気になっている場所があって、どうせ行くなら上手な人を道連れにするのも悪くないと思っていました。
21日に飄助さんがかつては名ポイントだったという場所をいろいろ案内してくれたところの一つで、ローケーションがよくて、水深も3本近くあり後ろに車が通れる道路もないところなので静かに釣りができるところを狙っていました(14日と21日のポイントは農道がすぐ後ろを走っていてちょっと騒がしい)。

取り敢えず15尺でタチを計ってみると、案の定3本強あります。一人だけポツンと竿を出していた人は長い竿(18尺か?)で底釣りをしていました。アタリはよくあるようで盛んに竿を絞っていました。5匹に1匹ぐらいがへらさんという感じでしょうか。モジリはへらさんと思しきものがたくさんあります(観光モジリでなければいいのだけれど)。
まずは15尺で1本半の宙のグルテン。が、これは2時間ほどでギブ。ジモティの人が後ろで「今日は宙ではちょっと無理かなぁ。」と独り言のようにボソッと言い放って帰っていきました。で、底釣りに変更。へらさんはエサの近くにいるようで、時折、スレてきます。なんか活性がないのでしょうか。ウキを換えて(ゆっくりエサが落ちていくような感じ)みると、これが大当たり。それまで手のひらサイズがぽつぽつといった感じだったのが、尺をちょっときるようなへらさんが続けざまに釣れるようになりました。めでたくツ抜けを達成。会のメンバー(二人)と飄助さんもきっちりへらさんをゲット。これで3週続けてへらさんとデートできました。

やはりこの川は全体的に魚影が濃いようです。が、好事魔多し。午後になってあろんさんから「どお?」なんてミカカがあってからはアタリも遠くなって全然、釣れなくなりました。この被害をもろに蒙ったのがちびさんで、管理池からせっかく転戦してきたのにちょっと残念な結果になってしまいました。ま、いつもたくさん釣っている人ですからたまにはいいかもね。(^_^;)

というわけで、3週続けての釣行でハズレなしという僥倖も確実な情報を与えてくれた釣友と、懲りずに付き合ってくれた方々のお陰でした。ほんとに、ありがとうございました。で、股、教えてくださいね。m(__)m

揖斐川支流 揖斐川の支流。
人口的な建造物が少なくて静かでいい釣場です。

漁業権があって、釣人は300円/日の入漁料を払ってください。

ボートは禁止されています。
 
揖斐川支流と瓢助さん。 足元は護岸されているので安全性が高いところです。目の前のアシは中洲になっているところで、この中洲のせいか北風(左から)にも強いところです。


《釣行データ》

【釣行日 】2003/9/14/21/28
【時間  】am7ころ-pm4ころまで
【都道府県】岐阜県
【対象魚 】へら鮒
[釣り場名]揖斐川支流
[ポイント]いろいろ
[天気  ]21日は雨(^_^;)
[使用竿 ]13〜15尺
[道 糸 ]1.2号
[ハリス ]05号
[ウキ  ]いろいろ
[上針と餌]やらず4〜5号(新べらグルテン、四季、マッシュ、イモグルなど)
[下針と餌]同
[水深  ]1本〜3本
[タナ  ]床ちょい切り〜床
[釣果 ]いっぱい(^_^)
[備考 ]伊吹颪という冷たい強風が吹くまでは釣れると思います。ポイントもたくさんありそうです。