「なんでそうなるの……」

 (2007.3.13UP)

  明日がメルボルンへの出発日なのに、
毎日ボケ〜ッと日を送っていた報いでなんの旅支度もしてないという3月12日(月)、
トヨタさん、ホンダさん、スーパーアグリさんそれぞれのメルボルン出陣式が
東京都内のホテルで開かれた(ホンダさんとSAF1は合同)。

 トランクの中に詰めるパンツの枚数を思い浮かべながら、
壇上のえらい人達のスピーチをメモする気分は尻がムズムズするような、
ちょっぴりワクワクするような、しかしトータルすると情けないような妙なもの。
 毎年<ヨシッ、来年こそはもっと早くキチンと準備しよう!>と思い、
現に今年などそれを実行に移そうと数日前にトランク引っ張り出しはしたものの、
そういう時に限って普段まったく連絡してこない知り合いが
「どう? 最近馬の調子は。久しぶりに呑もうよ」なんて電話を寄越しやがる。
<ま、これまでもなんとかなったんだからイッカ>とフラフラ街へ出かけるからいけない。
 今年も両手に重い荷物、いまにも泡吹きそうな口にパスポートくわえて
成田エクスプレスに飛び乗るテイタラク。
昨年中にすべてのグランプリの航空券と宿の手配をした人もいるというのに……
今年もドタドタとシーズンインを迎えてしまった御大でした。
なにとぞよろしくお願いします。

「アースカラーを侮ってはいけない」

ホンダの発表会で「オハッ!」と来たのはスクリーンに映し出された宇宙空間を彷徨うアースカラーのホンダF1。
新しモンに疎い温帯はこれをなんと云えばいいのか知らねど、CDスペクタルとでも申しましょうか、素直に「キレイだな」と思った。
ナショナル・ジオグラフィックの世界である。
メルボルンのストレートを300q/hオーバーで疾駆した時の色が愉しみ。
フォトグラファー諸氏よ、ホンダ車は8分の1秒シャッターで切って欲しい。
「来年も……」

と、トヨタの渡辺社長は壇上の重役連に向い
「……この場で今年と同じことを言わせないで欲しい。必ず今年中に表彰台の真ん中に立つ日を待っている」
そう、おっしゃられた。
渡辺ファンの温帯、思わずゾクッとしましたね。
「ワールドワイドの資産30兆円」

F1のみならず、NASCAR全4カテゴリー、スーパーGT、フォーミュラ・ニッポン・エンジン供給とトヨタのモータースポーツ戦略は手広い。
ホンダ・ファンはアメリカン・ル・マンに注目したいですな。

<拡大>↓
「バトンのここに注目」

ジーンズと白いスニーカーの間からチラッと見えた黒地にポップな模様の靴下。
いったい何が描かれているんだろう、サクランボかな、苺かな……などと瑣末なことを50歳を超して詮索する温帯とはオバハン趣味なのだろうか?
「やっぱり“ケロ”でした」

あなたのお国言葉であなたの苗字はなんと発音するのであろうや?(大意)との御質問に、ルーベンスは「バリ“ケ”ロ」とお応えになられたぞや、ケロ。
春も近い。
古池や蛙飛び込む水の音……はせを……ケロッ。

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