(2008.2.23UP)

2月20日:日本グランプリ概要発表会

富士スピードウェイが今年の日本グランプリの概要発表を行った。
昨年の不祥事を猛省して、それを活かすアイデアがふんだんに盛り込まれている内容については同サーキットのHPにてチェックしていただきたい。
今年の改良点の多いことをみるにつけ、昨年の大会がいかに不備、かつ危機管理不足だったが分かる。
今年再び雨でもじゅうぶん対処できると富士スピードウェイ側は言っている。
お手並み拝見と行こうではないか。
2月21日:ホンダ・レース活動発表会

 ウ〜ム、何か例年より迫力に欠ける発表会だったなぁ。
MOTO・GPとF1の不振が大きいのだろうか。
昨年のチャンピオンがトライアルとスーパーGTだけでは盛り上がりにも欠けるのも仕方ないか。
嘘でもいいから「F1は開幕3戦のうちに必ず表彰台に載ります!」くらいのことは言ってもよかったんじゃないかなぁ。
あくまでも意気込みなんだから、そのくらいじゃないと。
まるで軸足は来年にあるような言い方をされると、そらそうではありましょうが、なんだか火箸を水に漬けたような気分になる。
シュ〜ン…と。
そんな中嬉しかったのは、CARTとIRLが大同団結するらしいとの確度の高い情報を聞けたことか。
 なお、ホンダは人名カタカナ表記を、本人の希望で「ロス・ブロウン」としているが、当HPではこれまで通りブラウンで行きたい。
また当日の質疑応答で、小説家の方がルーベンス・バリチェロ本人に母国語読みを問うて「バリケロ」と発音したのを基に、そう表記すべきだという旨の発言があったが、これも当HPではバリチェロで行く。
英語圏の発音をカタカナ化するなら(本人もそう発音したように)バリチェロで間違ってはいない。
そもそも母国語に基づいてより正確にというなら「バリケッロ」でなくてはならないだろう。
いったん流布して一般化したものは、一般常識が変化するまでそれに従うというのが当HPの基本方針である(……というほどエラそうなものではありませんが)。
新聞でヒラリー・クリントンをクリントン氏というのもなんだか馴染まないナァ。
当HPでは「ヒラちゃん」で行きます。

これもいただけませんでした

 もちろん新車そのものを展示することは不可能でしょうが、せめて昨年モデルに今年のカラーリングというわけには参らなかったんでしょうか。
これ、RA106(改)ですよね。
フロントのスプーン・ウイングが懐かしい……っちゃそうではありますが、過旧車(?)も盛り上がらなかった一因かな。
 それと好き好きではありましょうが、今年のこのマシンおよびウエアのカラーリング、とても「おいしい!」とは言えません。
ちょっと箸つけてすぐ「ゴチソウさまぁ……」という感じ。
どなたのデザインか知りませんが、会場内におられた女性の多くの声は「イけてないよねぇ」でした。
そうですな、オジサンの私から見ても温帯が育った田舎の中学生が体育で着るジャージというようなカラーリング。
なんだかこれ着ると集団登校したくなる気がする。
どうせなら宇宙の暗黒カラーのマシンにでもしましょうよ。
去年の、黒に赤のパイピングが入ったチームウエアは悪くなかったけどなぁ。
頼みますゼ!

バリチェロさん。
そういえば誰かが「ポケ〜ッとして聞いてたら『ク〜ネル・バリチェロ』と聞こえちゃった」と言ってたが、喰う寝る・バリチェロはひどい。
でもま、そのオレンジ・ジュース飲んだら、さっさと速く走ろうよね。
2月22日:田中健二郎さんを偲ぶ会

 昨年12月29日に亡くなられた往年の名(猛!?)ドライバー、健サンこと田中健二郎さん(1934−2007)を偲ぶ会が都内のホテルで開かれた。
温帯はAUTOSPORT誌在籍中「走り屋一代・タナケン」さんの“番記者”をやっていたことがあり、感慨もひとしお。
在りし日の思い出をRACING ON誌3月号のコラムに書かせていただいたので(タイトルが間違っていましたが)、健サンの人となりはそれで読んで下さい。
享年73。合掌。
並び立つ日産の竜虎

 この会の発起人は田中健二郎さんの2輪・4輪の後輩だった高橋国光さん(左)と北野元さん(右)のお二人。
かつてホンダの世界GPライダーとして、また日産のWエースとして同じ釜のメシを食った仲。
生ける日本レース遺産・人間国宝である。
偲ぶ会でこの両巨人を並び立たせたところに、健サンのスケールの大きさがある。
田中小夜子未亡人の簡潔なスピーチも印象深かった。
トレードマークは「カブトムシ」

 健サンのトレードマークは手足をもがれても戦うカブトムシ。
兜の前立てともいうべきヘルメットにふさわしい意匠であり、戦国武将の心意気を想わせる。
このデザインの絵筆を執ったのは日大芸術学部の学生レーサーだった生沢徹氏。
その思い出を語るメッセージも当日披露された。
健サンの愛弟子はこの人

 天才・長谷見昌弘さん(クロークで御大とツーショット。撮影:赤井邦彦)。
思い出話を披露し、献杯の音頭もとって下さった。
ちなみに当日筆者がお見かけした関係者の方々のお名前を列記したい(順不動・敬称略)。
 関谷正徳。鈴木恵一。砂子儀一(スピーチ)。片山義美(スピーチ)。戸坂六三(スピーチ)。津々見友彦。田村三夫。大坪善男(スピーチ)。浅岡重輝。漆原徳光。大久保力(スピーチ)。木下昇。黒沢元治。桑島正美。高武富久美。多賀弘明。高橋晴邦。永松邦臣。細谷四方洋。小嶋松久。松浦賢。小平勝。猪瀬良一。柿本邦彦(スピーチ)。坂本祐。小倉明彦。森脇基恭。赤井邦彦。熊倉重春。熊谷睦。井上寿一。石塚博一。阪和明。高橋二朗。徳大寺有恒。三好正巳。山口正巳。林信次……。
もの凄いメンバー。
これだけの名ドライバー・著名関係者が一堂に集う機会はもうないだろう……健サン、やすらかに。

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