(2008.12.5UP)


 
 12月4日 機械振興会館

御大が30年以上所属するJMS(日本モータースポーツ記者会)の総会があり、
さまざまな議題の投票なんかしてなにか一般人になった気分。
散会後に知り合いが
「ホンダが撤退したりすることはないんですか?」と訊いて来たから
「そりゃあるでしょう。いまの世の中なんでも起こりえますよ」と応え、
外に出ると東京タワーがライトアップ。
生誕50周年なんですってね。
三丁目の夕日(観てませんが)気分で帰宅したんだが……
   12月5日 ホンダ青山本社

フジTVさんでGP2の収録があるというので、
ちょっとおめかしして出かけようとしていたらホンダ広報部から
「今日、午後1時半から本社で福井社長と執行役員の大島が出席して
F1に関する記者会見があります。いまはこれ以上は言えません」という電話。
ついに来るべきものが来たナ……と思った。
むろん撤退発表以外ありえない。

「ファンの皆様とHRF1の従業員には大変申し訳なく思っています」
という福井威夫社長の声は、こころなしか潤んでいるように聞こえたのだが……。
11月24日にもてぎで中本修平デピュティマネージングディレクターに
インタビューした時はそんなそぶりはなかったから、
少なくともその後に大決断が下されたと思われる。
F1は新しい時代を迎えたと御大は思う。なんというか、
世界史の中のF1の時代、モータースポーツの時代、
そして(既存の)クルマの時代が終った、
その象徴的な事件がホンダの完全撤退だったのではないだろうか。
F1はもうホンダ(という会社)のエンジンではない……。


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