ようこそ!

バンクに登録して直ぐに連絡がくるのかなって漠然とした気持ちで数週間は過ごした。でも、そんなに簡単にいくわけないかーと 半分くらい忘れ始めた頃。

それは、突然やってきた。 登録から1年半くらいが経過してたのですが、 仕事から家に戻ると、大きな黄色い封筒がポストに入ってました。

家に入り、中を開けてみると、HLA適合の文字。

色々な書類がある中で、多少迷いが出たのはもちろんです。

それでも、初めの気持ちを思い返せば迷いはありませんでした。そこから、コーディネートが始まり、初めて病院で説明やら健康診断を受けることになりました。これが、一日仕事になりそうな予感。自宅から程近い病院だったので、あせることなく病院へ。そこの入り口で、初めてコーディネーターさんとお会いしました。とても素敵な感じのよさそうなコーディネーターさんでした。

そこから、決められた場所へ移動。

しばし、先生たちが休む部屋で説明を聞きながら待機。説明って結構リアルにされるから、当然恐怖感が生まれるのですよ。

そこで、先生がいらっしゃいました。なんだか、ドナー候補になった気分倍増。

血液検査はもちろんやるのだけど、その前に問診。既往症や現在の体調などを聞かれて、家族の病歴や、自身の病歴など結構、詳しく聞かれました。その後に、身長体重を計りました。そのあとに、なにやら先生が神妙な面持ちで計算機で計算。やっぱりなとは思いましたが

「体重がね、ぎりぎりなんだよね」

あまり贅肉があると、針の長さなどが足りなくなるらしい。そこで、空いてる病室へ行き、ベッドにうつ伏せで寝かされました。

腰の辺りを触りながら、ここから採るのだよと説明を受けて お肉のつき加減を見られました。

「これなら、大丈夫だね」

ほっとした瞬間でした。

その後、先生の口からは、迷いがあったりするなら提供は断ったほうがいいとか、怖いならやめなさいとかなんだか、それでいいんかい!という言葉が次々と出てきました。

その日は、検査結果が出るまでに1ヶ月ほどかかるということで、検査結果は郵送するけど、あくまでも候補だから、他の候補者の検査結果も含めて調査した上で連絡をしますということで、帰ってきた。

検査結果は、1ヶ月くらいが過ぎたころ郵送されてきた。すべての検査が、数値的には良かったようだ。私的には、エイズ検査梅毒検査が陰性だったのが、うれしかった。(別に心当たりがあるとかではなくてですよ(^^ゞ)

それから、暫くしてバンクから連絡が来た。

患者さんサイドの方向で、少し延期したいと。

それから、暫くして、今回の移植はなしだと連絡が来た。

まったくもって、ほっとしたような落胆したような感じだった。


へいぽーへメールを送る