骨髄移植を経験してみて
骨髄移植を経験してから2年が経過しました。何か変わったことがあったとしたら、心の中身ではないでしょうか。人から見ると多分、なんも変わってないさ!というかもしれないけど、あの手術の日から命については随分と色々と考えてきました。
へいぽーのお尻には、まだ、4つの傷跡が残っています。消えかけている傷を見るたびに思い出します。一人の命の重さを支えた人たちの顔を。そして、全力でへいぽーを支えてくれた人たちの顔を。だから、そんな人たちにはたくさんの感謝をしたい。本当に本当にありがとうございました。へいぽーの命をありがとう。へいぽーを支えてくれてありがとう。
命の重さを量るはかりはありません。だけど、一人の骨髄で助かる命があるのだとしたら、その重さは、ずっしりと重たいはずです。決して落としてはいけない。決して軽く扱ってはいけない。
もし、今、ドナー候補になって悩んでいる人、骨髄バンクへの登録を悩んでいる人がいたら、こう考えてほしい。もし、自分が移植の必要な病気になったとして、病室から出られない、自由が利かない体で窓の外に元気に走り回る人がいたら、悔しくて拳を握り締めるのではないだろうか。家族が病気になって、目の前でどんどん弱っていく。力のない笑顔を向けられる。そうだとしたら、あなたならどうするだろうか。自分の体が病気なら治りたいと思うだろう。家族なら自分の骨髄をあげたいと思うのではないだろうか。どうか、目の前にある命があなたを望んでいるのなら、命をつなげて欲しいと思うのだ。どうかどうか命の温もりを繋げて欲しい。あなたは、そう選ばれた人なんだよ。あなたは、選ぼうとしてるんだよ。命の温かさを繋ぐ人に。ね!あなたの血は温かい。あなたの心は温かい。あなたの命は温かい。ありがとう。読んでくれて。
この移植後、2度ほど、この経験を文章にしたことがある。
どちらも、ある機関誌に提供してるのだけど、平気だろうということで発表!(笑)
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