★マーケットのオバチャン
★ボートトリップ
★プーマーケット
★おじさんの家
昨晩は隣の部屋の住民のトイレの音に加えてなにかががらがらと崩れるような音で何回も睡眠を妨げられた。
相変わらず8:30に宿を出てバイタクでマーケットに飯を食いに行く。昨日のとなりの店に入ったつもりだったが昨日のオヤジが出てきた。店の裏でつながっているようだ。
クイッティオとコーヒーを頼む。1600Riel。
昨日Tシャツを買った店でフィルムを買う。ここのオバチャンはなかなか商売上手でISO200のコダックを$4という。
「高いよ。別の店では$3.5だったよ」(これは英語)
「ノー、タカイネー。$4」以下、日本語
「まけてよー」
「タカクナイネー。$4」
「えぇー、$3.5にしてよ」
「$4!」
で全然まけてくれない。結局$4で買わされる。
| シェムリアップの町から港へ続く道 |
マーケットを出てバイタクで今日の目的地の一つであるトンレサップ湖へ向かう。
シェムリアップ湖は街からは結構距離がある。30分ほど走り、お尻が痛くなったころやっと到着。
バイタクの兄ちゃんによると、雨期になるとここら辺は道だけを残してすべて水没するそうだ。なるほど、だから周辺の住民はボートハウスにすんでいるのか。
ボートトリップがしたいと言ってあったのでそのオフィス(?)の前でバイクを止めてくれた。1時間コースで$10とのこと。
「ちょっと、高いんじゃない。まけてよ」
「OK!$8」
もう少し値切れたかな。
さっそくボートに乗り込む。客は私一人のみ。
ボートは幅50mほどの水路をゆっくり進む。両側にはボートハウスが並んでいる。
豚を飼っている家も見える。
エンジンの修理工場やガソリンスタンドまであり、それらの隙間を雑貨屋ボートが縫うように進んでいる。
ここは完全に、一つの村、それも結構大きな村を形成している。
シェムリアップ湖が収縮することを考えると当然のことなのかもしれない。
| 豚を飼っている家 | 雑貨屋ボート |
30分ほど進むと開けた場所にでた。トンレサップ湖だ。
さすがに東南アジア最大の湖だけあって、見渡す限りの水平線。
対岸は見えない。まるで海のようだ。
「あっちがプノンペンだ」
船頭のおっさんが指をさす。当然、なんにも見えない。
湖面は太陽の光を受けてきらきら光っている。
しばらく湖上で停泊した後にもと来た水路を戻る。
途中で魚の養殖場らしき所による。どうやらこれもコースの中に入っているらしい。
どこのどいつが書いたのか「見学した後は飲み物をお買い上げください」と日本語の看板がある。
とりあえずTigerビールを飲む。($1+1000Riel)
| 水先案内人は少年 | 日本語の看板があった店 |
ビールを飲みながらここに飼われている猿をからかって遊ぶ。
このボートトリップは1時間半くらいだったが、それなりに楽しかった。
ボート乗り場を後にして昼飯を食べにG.Hへ戻る。
今日の昼飯はもやし炒めとライスだ。まあまあか。ただし、肉かと思ったが豆腐でがっかりした。
| 歯医者 |
休憩の後に今度は田んぼの方に連れて行ってくれと頼む。
田園風景の中に沈む夕日もよさそうだ。R6を西に向かう。
30分ほど走るとちょっとした集落が見えてきた。その集落の中心にあるマーケットの前でバイクが止まった。
プーマーケットとのこと。夕日まではまだ時間がありそうなのでしばらくぶらつくことにする。
しかし、時間が時間なだけにほとんどの店はしまっている。
裏通りを歩いていると牛車がやってきた。牛糞のにおいがする。のどかだ。
マーケットのとなりには歯医者らしきものもあったし、床屋、ガソリンスタンドもある。たぶん街の生活の中心なのだろう。
| ガソリンスタンド |
小腹がすいたのでまたしてもクイッティオを食べることにする。
(しかし、カンボジアの料理はこれしか知らないな〜)
屋台に近づくと焼き鳥のようなものにハエがびっしりと張りついている。うまそうなのだがちょっと遠慮しておく。
ここのクイッティオは骨付き豚肉入りでシェムリアップのマーケットのものよりうまかった。(1200Riel)
近寄ってきた犬に骨をやるとぼりぼりかじっていた。
マーケットを後にしてバイタクで村落に分け入る。道の両側は農家と田んぼが続く。ある家の前でドライバーが突然停まった。
「おじさんの家なんだけど、ちょっと寄ってっていいか?」
もちろんOK、こういうのは大歓迎だ。
| ヤシの実を取りに行く少年 |
我々が敷地に入っていくと、おじさんは笑顔で出迎えてくれた。
子供に庭にあるヤシの木からヤシの実をとるように命じると、その子は猿のようにするすると木に登りヤシの実を4つほどとってきた。穴を開けてさっそくジュースをごちそうになる。
生ぬるくてちょっと甘い。縁台みたいなところで3人で涼んでいると、家族がぞろぞろと集まってきた。
私を中心にして12,3人くらいの円ができた。
よほど外国人が珍しいのか、子供たちはジーっと見つめている。
バイタクの兄ちゃんを通訳にしておじさんがいろいろと質問してくる。
「ここまで来るのにお金はいくらくらいかかった」とか
「今まで行った国でどこが良かったか」とか。
しまいには
「独身ならカンボジアの女性と結婚しないか」
とまで言ってくる。
「美人で優しい娘ならいいね」
というと、おじさんがなにか叫んだ。
すると家の中からでてくるでてくる、4、5人ほどの娘たちが姿を表した。
おじさんがなにかからかったらしい。するとその子たちは恥ずかしそうにこちらを見ていた。
なんか、うぶだな〜。今どき、日本じゃこんな娘たちはいないよな。
夕暮れも近づいてきたのでおじさんに挨拶をしてバイクのリアシートにまたがった。
みやげにヤシの実を持っていけと言われたがちょっと持てそうにも無いので丁重にお断りした。
このニイチャンがポルポトに両親を殺されてからずっと親代わりになって世話をしてくれたそうだが、本当によさそうな人だ。
なかなかいい体験ができたと思う。バイタクのニイチャンに感謝。
宿に戻り、今までの分($4+$5x3)+チップ$1をニイチャンに払い、明日は6:30に迎えに来てくれるように頼み分かれる。
シャワーを浴びた後に晩飯。またしても炒飯だ。
ただ、今夜のは錦糸卵(風)とトマトが載っているのが贅沢か。
オムレツとアンコールビールを追加する。
今日で最後なので宿代とその他を清算することにする。
4泊5日で合計$28+2200Riel。ここのニイチャンは計算がめちゃくちゃ苦手で毎晩客とトラブっている。
今日は1日ごとの分をしっかり紙に書いて小計をだしてそれの合計をこちらが書いて検算をさせたら、ぴったり合ったらしく、一発でOKになったはずだったが、それでも釣りを間違えて$1余分にくれた。
ま、多い分にはいいか。もらっておこう。
自転車野郎が買ってきたRed Lion Whisky($4)をごちそうになる。
なんか、最初から水割りになっているようなウイスキーだった。
さて、明日は早起きしなければ。