象に乗る!
サイ!
ペワ湖で釣り
どこへ行くんだ


【5/2 チトワン ⇒ ポカラ】

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象だ、象だ。

今日も6時前に起こされる。まったく、毎日早起きだな。
朝食を食べて荷物をまとめていると、
「象が来たから準備しろ」
といわれた。おいおい、まだ6時半だぜ。

門まで歩いていくと白人の女の子と象使いを載せた大きな象が待っていた。デ・カ・イ!
タイで乗った象より二回りくらい大きいんじゃないだろうか。
やぐらもないのにこれにいったいどうやって乗るんだ。

戸惑っていると象が跪いた。
それでも背中に手が届く高さじゃない。
「どうやって乗るの」
宿の人に聞くとしっぽを捕まえて、
「ここに片足を載せてロープにつかまりよじ登れ」
という。朝から無理させるな〜
なんとかよじ登る。
タイの時はやぐらもあったし、それに一応手すりに囲まれたシートもあったが、今回はどっちもない。
象の背中に麻袋みたいなものが敷いてあって、ロープが渡してあるだけ。
なかなか野趣にあふれている、という言い方もできる。

〜〜〜 象に乗る! 〜〜〜

背中に落ち着くと「よっこらしょ」という感じで象が立ち上がった。
高い。高さは3m以上あるだろうな。なかなか見晴らしはよい。
道行く人や民家を見下ろしながら森の中へ分け入っていく。
このElephant Safariは、国立公園以外のジャングルを歩くらしい。

すぐに短パン、サンダルで来たのを後悔した。
昨日のJeep Safariは木の枝があるようなところでは乗客に当たらないように慎重に運転してくれたが、この象は全然お構いなし。
そりゃあ、お前は肌がごついからいいだろうが、こっちは足がひっかき傷だらけになってしまったよ。
それに朝露でびしょびしょ。

立ち止まって道草を食うたびに象使いに怒られ耳の後ろを蹴飛ばされたり、頭をたたかれたりする。虎も恐れるという象が人間に簡単に操られるのが不思議。

〜〜〜 サイ! 〜〜〜

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これがサイ。見たことあるでしょ。

水場に出ると大きな動物が気持ちよさそうに水浴びをしていた。
こちらが近付いていくと慌てて逃げ出す。
「サイだ」
ほ〜、あれがサイか
そういえば子供のころに動物園で見たことがあるな。
結構大きい。体長4m、高さ2mといったところか。

鼻の部分に角が生えているのが見える。肌は鎧のようだ。
あんなでかい動物にはやはり徒歩の時には会いたくないな。

一緒になった女の子はイギリスからバンコク経由でカトマンドゥ、チトワンとやって来たそうだが明日にはデリーに向かわなければならないという。
欧米人には珍しく、結構せわしない旅のようだ。
むかでにさされたらしく首筋をぼりぼりかいていた。かわいそうに、真っ赤になっている。
薬を別けてあげようかと思ったが、キンカンくらいしか持ってないのに気がついてやめた。

二時間ほどジャングルの中を歩き回り、宿へ向かう。
道を歩いていると犬が道のどまんなかで寝そべっていた。
象、威嚇!犬、たちまち逃げる。
人間に操られているとはいえ、動物の世界ではやはり強い。

宿に戻りクリーニング代の清算をすまし、Jeepでバス停に向かう。
バスが何台か停まっている。宿の人に案内されその中の一つに乗り込む。
先ほどの女の子や、昨日Jeep Safariで一緒だったカップルなどもそれぞれ別なバスに乗り込んでいった。

nepal25.jpg (20043 バイト)実はこの時、非常食用にプリングルスをウエストバッグにくくりつけていたのだが地ガキに目ざとく見つけられてしまった。
バスに乗り込んだ後で窓の外で「チップス、チップス」とうるさい。
しょうがないから5cmぶんくらい別けてやると友達にもあげてくれという。
おまえな、そんなにやったんだから、わけてやれよ
ガキ、しぶしぶ友達に別ける。よし、よし。仲よくしろよ。

TATA製ボロバス。カトマンドゥから来たときよりも小さく狭い。
乗客の8割が外国人。10時に出発。

走り始めて一時間ほどは舗装されていたのだが途中からダートになる。
所々がけ崩れで道の半分くらいを大きな岩が塞いでいるところもあった。
あんなのが落ちてきたらひとたまりもないな。

来たときもそうだったがいたるところにチェックポイントがあり、その度にバスを停めて車掌が走っていく。
チトワンでのガイドによると密猟者を取り締まるためのチェックポイントらしい。

ほとんどなにもないところでバスが停まった。トイレ休憩らしい。
しょうがないから山に向かって小便をした。
男はいいけど女性は大変だろうな、と思っていたらさすがに欧米人、しゃがんでパンティを降ろしている姿が視界の片隅に入った。
日本人だとここまでできるかな

またしばらく走ると今度はランチブレークだそうだ。小ぎれいなドライブインの前に停まった。
Non Veg Set 300Rp
Coke 25Rp
を頼む。カレーはなかなかなのだが辛さが足りない。
どうやらネパールのカレーは全般的にこんな味らしい。

団体行動の苦手な白人どもがほかの人はとうにバスに乗り込んでいるのにのんびりとアイスクリームを食べながら帰ってきた。
運ちゃん、怒りのクラクション。
「Sorry」と一応謝りながら乗り込んできた。いったいどこの国の奴だろう。

nepal29.jpg (12035 バイト) 奇妙に懐かしさを感じる、段々畑のある風景を過ぎるとポカラの盆地に入ってきた。

雲の隙間の予想もしない位置にヒマラヤがちらっと顔を現す。
手前の山とのあまりの高さの違いに格の違いを感じさせられる。
晴れてくれるといいんだが。

けつがそろそろ痛くなり始めた。

後一時間この状態はつらいなと思うころ、ポカラのオールドバスターミナルに到着。
案の定、客引きがワンサカいる。

口々にホテルの名前を叫んでいる。ま、叫んでいるだけでシェムリアップの時のように強引に車に乗せられるようなことはないからまだましだ。

nepal38.jpg (15521 バイト)一瞬、私の名前を呼ばれたような気がして振り向くと、名前を書いた紙を持っている客引きがいた。ほー、迎え付きか
客引きのあんちゃんと一緒にタクシー(200Rp)に乗り込む。
20年くらい昔の日本車で室内高が低く頭がくっついてしまう。
しかたないから斜めに座る。

10分ほどで、カトマンドゥから予約済みの「Hotel Khukuri」に到着したがなんと満室らしい。おいおい、そんなのありかよ
なんのための予約だ。

「別なホテルに案内する」ということで連れていかれたのが「Hotel Marigold」
部屋もきれいだし通りに面していて立地もいいからまあいいか。

 

〜〜〜 ペワ湖で釣り 〜〜〜

nepal28.jpg (13982 バイト)チェックイン後、釣竿を持ってさっそく湖へ向かう。
貸しボート(120Rp/1Hr)を借りて沖にこぎ出す。
残念ながら曇りなのでガイドブックに載っていた写真のようにヒマラヤを
見ながら釣りというわけにはならない。
ばっちり決まるはずだったんだがな

魚はいるにはいるようだが、5cmくらいのが時々跳ねているくらいでルアーに食いついてきたのは網だけだった。
また、明日も挑戦しよう。

ホテルはレイクサイドというエリアにあった。
旅行者向けのレストランや、みやげ物屋、登山用品店、旅行代理店がずらーとならんでおり、にぎやかな場所だ。
カトマンドゥのタメル地区に傾向は似ているが、道が広いぶん圧迫感はない。
バンコクのカオサンロードの周りの建物を低くした感じか。

どこへ行くんだ
きょろきょろしながら歩いていると皮ジャンを着た男が近寄ってきた。なんだろな、みやげ物屋かな。
「Rice Ball Restaurant!」
ホテルのレセプションで教えてもらったチベット料理屋の名前を挙げた。
どうやら通じないらしい。
「チベッタン レストラン!」
「わかった、わかった。安くていい店があるから付いてこい」
と安食堂に連れていかれる。
洋食、カレー類、チベット料理といろいろ取りそろえてあり、どうやらチベット料理専門店ではないらしい。
とりあえず、念願のモモとトクパがあるからここでいいか。

腰を下ろして料理を注文すると
「明日、トレッキングに行かないか」
おお、そう来たか。あたらしい展開だな。
「明日はカトマンドゥに帰らなければならないからだめ」
「何時?」
「16:40のフライト」
「じゃあ、明日の朝、サランコットにいこう」
「それはもうホテルで手配ずみ」
「タクシーのみか?だったらガイドも必要だろう。おれがガイドしてやるよ」
「ガイドなんていらないよ」
ニイチャン困る。
「なにか飲む?」
かわいそうだから少しビールでも分けてやろうか。
「いや、いい。それよりも本当にガイドはいらないのか。俺は優秀なガイドだ」
「本当にいらない。今度来たときにでも頼むよ」
ニイチャンしぶしぶ引き下がる。

晩飯はそのDarjeeling Restaurantで
pork momo
buff kothye
mixed chowmein
Gold Beer
-------------------------
290Rp

モモは完全に焼きギョウザ、そのまんま。醤油が欲しくなった
kothyeはなにかわからず頼んだのだが、肉まんだった。小振りのが8つもあって食べきれなかった。
mixed chowmeinはこれまた五目焼きそばだった。
チベット料理は日本のラーメン屋で食う料理とほとんど変わらないらしい。
品物がでてくるたびに「おぉ、餃子じゃん」とか「あぁ、肉まんね」とか感心していると主人はうれしそう。

この店の人たちは本当に人なつこい。ウエイターもよく話しかけてくるし、店の主人は自分や子供たち、この店に来た旅行者などの写真を持ち出してきて見せてくれた。
7,8年前に撮ったという写真に写っていた主人は二枚目だった。

先ほどからなり続いていた雷が激しくなり、大粒の雨が降り始めた。
最近は、毎晩雨が降るそうだ。
ウエイターの青年のよると
「カトマンドゥでは雨が降ると街が汚くなるが(たぶん水がどぶからあふれることを言っているのだと思う)、ここはすべてを洗い流してきれいになる。だから、ポカラの雨は好きだ」
それはいいのだが、この雨の中じゃずぶぬれになってしまうゾ。
小振りになるのを待つしかないだろう。

と思っていたら突然停電になった。通り沿いでも大きな店は自家発電設備があるらしく明かりがともったがここではコーラのビンにさされたろうそくがテーブルに置かれた。
風が強くて消えそうになるとウエイター氏が手で覆ってくれる。
人がいいというかひまだというべきか。

主人たちと話しているうちに小振りになってきたので食べきれなかった肉まんをテイクアウトして宿に帰った。

また明日も早起きか。


《てんぷらガード》
こういう場合はてんぷらガードを使うという裏技があるらしい。

《主人は二枚目》
写真で見た昔の主人はグレートジャーニーの関野みたいだったが、今は西田敏行みたいだった。
(あまり人のことは言えないが)


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