近くの屋台でプーリとダールの朝飯を済まし、今日の目的、バラナシ行きのチケットを買いに行くことにする。
昨晩、散々歩きまわったせいか、マーケットを周りながらもエスプラネードをなんなく通りすぎ、市電の始発駅らしきところにたどり着く。
車の間を縫うようにして道を渡るとちょうど目の前に日本人らしき女性が二人。
「こんにちは」と声をかけてみる。
「あ、インド人かと思った」
おいおい、どうみたってインド人には見えんでしょう。
「Railwayのブッキングオフィスって知ってます?」
「ああ、GPOの裏ですよ。昨日行ったからわかります。私たちも近くまで行きますから行きましょう」
おお、渡りに船。それに結構かわいいし。
「じゃあ、よろしく」
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有名なパラゴンホテル |
そういえば、なんかこの子たち、さっきパラゴンの前あたりですれ違った気がする。
「ところでカルカッタは長いんですか?」
「え〜と、今日で1週間目です」
みたところ、長期旅行者ぽくはないけど。
身なりもちゃんとしているし化粧もしている。
アイシャドーがなかなかいろっぽい。
だいだい、普通、長期の女の子って化粧しなくなるんだよね。
「どちらから?」
「デリーから入ってカルカッタに来て一週間。大学の先生とあと何人かで来てるんです」
つーことは女子大生か。
「じゃ、こっちでゼミかなんかやってるの?」
「いや、そうじゃなくてただいっしょに来てるだけです」
ふ〜ん、ま、いいや、そんなこと。
その二人連れについていったおかげで問題なく外国人用のオフィスにたどり着く。
19時台の列車はどのクラスも満席。う〜ん、そりゃそうか、今日の列車だもんな。
20:15発の2等A/C(2A)のみが一つだけ空いている。
A/Cという響きにいやな予感を感じつつもそれしかないので購入(1050Rs)。
(本当はA/C無しのSleeper Class(SL)が欲しかったんだけど)
川沿いをブラブラ歩きながらカルカッタ公園に入る。
この公園は木々が薄汚れてはいるが周りの道路の排気ガスと騒音から開放されてほっとする。
それでもごみは散らかし放題で汚いが。
公園内にはブランコやシーソなどの遊戯設備があり子供たちが遊んでいる。
歩きつかれたのでベンチに座って休んでいると靴磨きがやってきた。
あたりさわりのない世間話から始まって、すぐに『靴を磨かせろ』ときた。
二人して足元を見ると素足にサンダル!。
おい、このサンダルをどうやって磨くんだよ。
最近ひどい異臭を放っているので匂いをとってくれるんならいいけど。
(Tevaサンダルって臭くならない?)
それでも「今日は最初の客だから安くしとくよ」と誘うが
「あっちのジェントルマンに声をかけろ」とおい払う。
またもや道に迷いながらへとへとになって宿にたどり着く。
昼はサダルストリートの近くの食堂でマトンマサラを食べる。
ライス、ペプシとで24Rs。
マトンマサラは量は少ないけど、こんなところでもなんでうまいんだとろうと感心する。
インドはだいたい食い物がうまい。
少なくともこれまではまずくて食えないようなものはなかった。
宿に戻って一休みの後にチェックアウト。
本当は今日の分も払っていたんだけどしかたない。
ホテルの人にタクシーを捕まえてもらってハウラー駅に向かう。
渋滞していたがそれでも20分ほどで到着(70Rs)。
排気ガスがすごく、目はチカチカ、喉はひりひりしてきた。
こんな空気の悪い街は早く出たい。
これからの長い行程に備えて、駅の構内にあるNon Veg restroomで腹ごしらえ。
チキンミールを頼む。(42Rs)
冷えてるし香りも薄くだめだめ。やはりインドでもまずい店はあった。
食べている最中に白人バックパッカーが声をかけてきて、いったん同じテーブルに付いたが、欲しいものが無かったらしく別の店へいってしまった。
ドリンクなんとかと言っていたのでビールを探しに行ったのかと思い、別の店を覗くと先程の白人が日本人らしき旅行者と同じテーブルに付いている。
声をかけて同席する。
彼が飲みたかったのはコーラだったらしく、ここにもビールはなかった。残念。
本当にインドではアルコールはみかけないなぁ、イスラムじゃないのに。
白人の彼はベルギー人でTV関係の仕事を止めて3ヶ月の旅に出ていると言う。
「これで1ヶ月だからあと2ヶ月ある」
日本人の彼と顔を合わせて「いいなぁ」
ところでその日本人、香港に続き2回目の海外旅行でバンコク経由できたとのこと。
「どうでした」
「いや〜、しょっぱなからバンコクでやられました」
インドじゃなくてバンコクで?
あそこでやられているようじゃ、これからも大変だろうな。
彼の話を要約すると、、、
カオサンの近くで自称大学の先生という人から声をかけられた。
(だいたい、この大学の先生というのがまずもって怪しい。一時期はやったねただ)
その時にいあわせた日本人と一緒に3人で食事とかに行っていろいろとおごってもらった。
そのうち、『一緒にカラオケに行こう』と誘われてカラオケパブに行く。
楽しいときをすごした後請求書を見ると約6万円ほどの請求。
『私も払うから君たちも3分の1ずつ出して欲しい』と先生。
と、どっかで聞いた話にまんまとやられてしまったらしい。
今後のために駅のKIOSKで列車の時刻表(25Rs)を一緒に買い、これからガヤに向かうという彼に『だまされないように気をつけて』と声をかけてわかれる。
これから彼は大丈夫なのだろうか。
これを読んでいたらその後の報告をしてくれたまえ。
2Aの車両は片側が幅1.8m位のシートが向かいあわせに配置してあり、その上に進行方向に対して垂直に上段のベッドがある。
通路を挟んで反対側は幅60cm位のシートが向かいあわせで上段のベッドは進行方向に対して平行。
これでひとつのセットだ。
下段にある窓は小さく外はよく見えない。全般的にタイの2等寝台のほうが快適。
下のシートには先客がいるので上のベッドによじ登り寝袋を広げるが、エアコンがガンガンに効いていて寒くて寝ていられない。
寝袋をかけて更に毛布をかけてもまだ寒い。エアコンを止めてくれ〜。
これじゃ風邪を引いてしまう。
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