【5/4 コーンケン - コラート(ナコンラチャシーマ)】

☆★☆銀行へ☆★☆

ソンテウは次々やってくるのだが

現金が心細くなってきたので銀行で金を下ろさなければならない。
朝のコーヒーを飲んだ店のおばちゃんに、銀行のある場所を教えてもらうと、2つ先の交差点を曲がったところにあるという。
ホテルをチェックアウト後、ホテルの前に次々とやってくるソンテウを片っ端からつかまえて、そのシーチョン通りに行くかどうか聞くがどの運転手もみな同じように首を振る。
結構な繁華街っぽいのだけどどうしていかないんだろう、と思っていたら、通りの向こうでトゥクトゥクのおっさんが手を振って呼んでいた。
しょうがない、ソンテウが行かないんじゃトゥクトゥクにするしかないか。
「どこに行くんだ」
「シーチョン通りの銀行」
「うん?どこだって?」
「シーチョン通り」
「おい、ちょっと」おっさん、解らないらしく相棒を呼ぶ。
「どこにいくんですか」
「シーチョン通り」
「うん?ああ、シ-チョン通り!」
と、シーチョンのシーの語尾を上げる。なるほど、声調が違うのか。
でもそのくらいでも解ってもらえないのかぁ。やっぱりタイ語は難しいよ。

暑くて犬もだれまくり

バンコク銀行(タナカーン・クルンテープ)でトゥクトゥクに下ろしてもらうが、2台あるATMはどちらも10人くらいづつ並んでいる。
昼飯時のオフィス街でもあるまいし、なんでこんなに。
『中は空いてますよ』みたいなことをガードマンが言ってるけどATMじゃなきゃ意味がないので他の銀行を探すと、ほんの数10mしか離れていないところにクルンタイ銀行があった。
こっちのATMには2,3人しか並んでいない。
何でこんなに違うんだろうか。
たしかにバンコク銀行は全国的にはメジャーと言えばメジャーだろうけど、なにもあんなに並ばなくたって。
それとも手数料とかが違うんだろうか。
だれか詳しい人の解説を求む。

☆★☆タイで鉄道が流行らないわけ☆★☆

コーンケンの駅

近くの民主記念塔にも行ってみたがあまりにもしょぼいので解説もパス。
日陰を探しながらそのまま駅まで歩く。
コーンケンの駅は、近代的で何でも手に入りそうな街の規模からみると予想以上に貧弱な平屋建て。
駅前もロータリーがあるだけでホアヒンあたりの駅とさほど変わらない。
その理由も時刻表を見て解った。
当初はバンコク行きの列車は少なくても、次の大きな街であるコラートまではローカル列車が結構あるのかと思っていたが、コーンケン駅のあまり当てにならないであろう時刻表によると、上りのバンコク行きは日に5本、コラート行きが2本、ゲーンコーイというどこか解らないところ行きが1本の計8本。
と、これしかない。
列車待ちの暇に任せて時刻表を書き取ってみた。

始点 終点 コーンケン発 終点着
ウドンターニ コラート 8:42 12:40
ウドンターニ バンコク 8:32 16:05
ノーンカイ バンコク 11:24 20:50
コーンケン ゲーンコーイ 13:05 20:20
ノーンカイ コラート 16:23 19:40
ノーンカイ バンコク 21:02 05:10
ノーンカイ バンコク 21:50 6:10
ウドンターニ バンコク 21:32 5:30

対して下りは9本。

これで解るようにバスに比べて本数が少ない上に、時間帯としても使いづらく、さらに時間もかかるときては、乗客がバスに流れるのも無理はない。

☆★☆鉄☆★☆

それでも今回はバスでなく列車にした大きな理由は、窓が大きく座席間隔も広いので、景色がよく見えるということ。
イサーンの赤茶けた大地というものを車窓から見てみたかった。
そういう意味では移動には一番便利で快適なエアコンバスは高速道路を走るので、景色はほとんど期待できないということで両極をなす。
その中間にローカルバスがあるがそれにもちょっと飽きた。

30分前になって窓口が開いたのでコラートまでのチケット(38THB)を購入。
売店でガイヤーン(25THB)を買って出発に備えていると、ゲーンコーイ行きらしい列車が入ってきた。
そのガイヤーンを齧りながら、近くのおっさんをつかまえて聞いてみる。
「この列車、コラートに行く?」
「行かない。ゲーンコーイ行きだ」
ふ〜ん、じゃ同じ時間に別な列車があるんだろうか。
何らかの放送があり、人々がホームを渡り始めたので、そっちに向かってみるとさっきのおっさんが寄ってきて『この列車、コラートに行くよ』と教えてくれた。
きっと放送でそのようなことを言ってたんだろうがわざわざ教えてくれてありがとう。
いずれにしても別な人にも聞いてみようかとは思っていたけど。

コーンケンを出てしばらくは、赤茶けて干からびた土地が続く。
干上がった小川も目に付く。
雨期に入れば畑や田圃には緑が増えるのだろうが、今はただラテライトの赤い色だけが印象的だ。
比較してみるとやはりプーカドゥンは緑が多かったんだなぁ。

アホなおっさん

Muang Phon駅で停車していったん出発したかと思ったら、なぜかスイッチバックして駅に戻る。
ちょうどそのタイミングを見計らったように、それまでいつ来るかと思っていた鉛色の雲から雨が落ち始めた。
ホームでは、1mにも満たない植え込みの陰にしゃがみこんで、雨やどりをしているアホなおっさんが二人
そこじゃ、濡れちゃうでしょう、もうちょっと頭を使いなよ。
それとも雨に濡れるのを楽しんでるんだろうか。
カメラを向けたらにこにこしながら手を振っていた。まるで子供のような笑顔だった。
その駅で20分ほど待っただろうか、バンコク発ウドンターニ行きの列車が入ってきた。
やはり下り列車待ちだったか。
まさか、いくら何でも雨が上がるのを待ってるんじゃないよなとは思っていたが、、、

バンコク行きとコラート行きの路線が分かれるブアヤイ駅を過ぎコラートに近づいてくると、バス停のような小屋だけの駅が続き、乗り降りする人も1駅2駅だけの人が多くなってきた。
停車間隔も短いしほとんどローカルバスのような雰囲気だ。
白いシャツ黒いロングスカートの女子学生も乗っては降りていく。

☆★☆コラート☆★☆

コラートには2つの駅がある。
旧市街に近い手前の駅がチュンターン・タノンチラ駅でここからノーンカイ方面とウボンラチャターニ駅に路線が分かれる。
その先の駅がナコンラチャシーマいわゆるコラート駅でこっちは新市街に近いらしい。
『歩き方』でコラートの地図を確認すると目星をつけたChomsurangホテルはチュンターン・タノンチラ駅に近い。
旅行者はナコンラチャシーマ駅の方が便利だ』とは書いてあるが、どうせトゥクトゥクかモータサイくらいはいるだろうから近い方に越したことはない。
というわけでチュンターン・タノンチラ駅で列車を降りる。

ここから先の路線も車窓からの風景がいいらしいのでできればバスよりも列車で行きたい。
すぐに列車が来るんならそれでもいいが、まずはなにはさておいても時刻表の確認。
さすがに東線と東北線があるだけあってコーンケンよりは数が多いが、それでもバンコク行きは10本。
しかも次の列車は19:27発でバンコクに02:05着。使えん!
だいたいそんな時間に着いたってどうすりゃいいんだよ。
外国人のみならずタイ人だって困るだろうが。
せめて複線化でもすれば確実に20%くらいは時間が短縮できてもっと一日の本数も増やせるだろうに。
そうすれば利用客も増えて、、、とはタイ国鉄は考えないんだろうなぁ、きっと。
ま、今日はコラートに泊まるとして明日の列車で適当なやつは、、、あ、これだ。
7:59発と10:21発。
7:59はちょっと早いから次の10:21発かな。
その下に15日がどうしたと書いてあるのが気になるが、もし駅まできてみてその列車がなければ高速バスに乗ればいいや。
というわけで明日の予定は決定。
それにしてもバスターミナルなら誰かしら声をかけてくるのに、列車の駅では誰も声をかけてこないのはどうしてなんだろう。
やはり、自由競争と独占運営の違いなんだろうか。
書いてあることの意味を聞こうにも窓口はしまっているし、やっぱり努力が足りないぞ > タイ国鉄
ちなみに観光産業が盛んなインドではちょっと大きめな駅なら必ず案内所があったりする。

☆★☆やっぱり通じない!☆★☆

駅を出ると出口付近にモータサイ、右手の木陰にはトゥクトゥクがたむろしている。
荷物がなければモータサイでもいいんだけどは、ここはトゥクトゥクだろう。
その木陰の方に歩いて行くが、手前の2台には誰も乗ってやしない。
列車が着いたばかりなのにこんな時にいなくてどうすんだよ、まったく。
と、半ば呆れていると、その先の一台の運ちゃんが手を振っている。あ、いたか。
「ローンレーム(ホテル)・Chomsurangに行きたい」
「ローンレーム何だって?」
ありゃ、また発音が悪いのか
「ローンレーム・Chomsurang、タノン・マハータイ(マハータイ通り)」
それでも通じないらしく、仲間を呼びに行った。
朝と同じパターンだ。せめてタイ語が書いてあればいいのに > 歩き方
「え、どこのホテルだって?」
と連れてこられたおっさん。
「ローンレーム・Chomsurang、マハータイ通り」
「ローンレーム何だって?」
う〜、だめだ。通じない。
「タイ航空の近く。マハータイ通り」
「タイ航空の近くで、、、、ああ、Chomsurangか」
ああ、やっぱり声調が違った。
ま、とりあえず伝わったからいいけど。

☆★☆Chomsurangホテル☆★☆

1200THBの部屋

そのトゥクトゥクで連れていってもらったホテルは前庭、車寄せもある立派なホテル。
「ここで待ってて」と運ちゃんに一声かけて玄関を入る。
最初どっちに行ったらいいのか戸惑ったが、右手の薄暗いロビーの奥にレセプションがあった。
このくらいのホテルなら英語でも十分だろう。
「今日泊まりたいんだけど部屋ありますか?」
アライ・ナ・カ(なんですか)?
おい、通じないのかよ。
「空いている部屋はある?」今度はタイ語。
「はい、あります。ひとりですか?」
「そう、値段はいくら?」
「1200THBと700THBの部屋があります」今度は英語に変わった。
なんだ英語通じるじゃん。やっぱりタイ人に間違えられたのかなぁ。
「じゃ、部屋を見てみたいんだけどタクシーを待たせてるからお金を払ってくるよ」

ボーイに案内されて部屋を見せてもらう。
700THBの部屋はちょっと狭め。
1200THBの部屋は5割り増しくらいで窓も大きくアンバサダーの1600THBよりぜんぜんC/P高い。
700THBの部屋でもいいかと『この部屋にするよ』といったんはボーイに言ったものの、日本円に換算して3000JPYくらいなら高い方でもいいや、とエレベータでレセプションに戻る間に考えを変える。
「1200THBの部屋にするよ」
「解りました。今お金をいただけますか」
ありゃ、値段は倍もするのに、こういうところは昨日のホテルより格が落ちるな。
「じゃ、カードでいい?」
「カードだと5%のチャージがかかりますが」
あらら、こんなところも減点だ。
普通これくらいのホテルならカードチャージはとらないぜ。
「じゃ、いいよ。キャッシュで払うから」

☆★☆ナイトバザール in コラート☆★☆

シャワーを浴びてさっぱりしてからナイトバザールに出かける。
ナイトバザールはこのホテルからすぐそこ。これもこのホテルを選んだ理由の一つ。
ここのナイトバザールはチェンライの - といってもマイナーか -それとは違い、バンコクのパッポンのように一つの通りにずらっと並んでいる。
幸い屋台が並んでいるのは通りの両側だけで、真ん中にはないので道幅は確保されていて歩きやすい。
その通り - ソイというべきか - から溢れて大通りにも若干展開している。
売っているものは様々で、スクンビットでもよく買ってるムーヤン(豚肉の串焼き)や、パートンコー(棒状のドーナツ)、パッタイにげそ焼きといった食べ物をはじめとして、女性下着、Gパン、Tシャツなどの衣類、サンダル、CD、コピーVCD、アクセサリー等々。
食べ物屋台のすぐわきで衣類を売っていたりして匂いが付かないか気になるところだが、きっと『マイペンラ-イ』なのだろう。
朝はバーミナムだけで昼はガイヤーンだけだったので腹も減っていたし、こういう屋台の食べ物をちょっとづつ食べ歩くのは好きなので、まずはムーヤーン(5THB)。
「ムーヤーン、1つ」
と店のおばちゃん - でもカトゥーイっぽい - にいうと
あんたタイ人だよね」と確認されてしまった。
今回はこれで何回目だろうか、山登りで日焼けしていることもあってきっと見た目はそうなのだろう。
「違うよ、日本人だよ」
と応えると、そのカトゥーイ(と決めつけてしまおう)は目をまんまるにしていた。
タイ人みたいだねぇ〜」だって。
ちなみにここのムーヤーンは冷え切っていてうまくなかった。
やっぱりスクンビットのいつもの屋台のにいちゃんのところの方がうまい。

次はげそ焼き。これも1本5THB。
以前、プーケットで食べてなかなかいけてたので食べてみたが鮮度の違いかこれもちょっとはずした。
やっぱり、シーフードは海の近くじゃないとね。

その次はなんかの饅頭のようなものを油をひいた鉄板の上でちょっとあぶったもの。
これは2つで5THB。
何かと思ってかじりついてみるとニラ饅頭。これはなかなかいける。80点。

確かにきれいかもしれない

さらにぶらぶら歩いているとタイでは珍しくシュウマイを蒸している屋台を発見。
われわれが見慣れたシュウマイとの違いは皮が白じゃなくて黄色いこと。
これが小さなせいろで一人前づつ蒸されている。
発泡スチロールの持ち帰り箱に入れているところを写真に撮ると周りのおばちゃんをひっくるめて大騒ぎ。
あんたきれいだからよ
「日本の△☆●□(不明)に載るんじゃないかね」
とか。
それはどうでもよくて、シューマイのほうは上に揚げガーリックとパクチーをのせてナンプラーをかけて食べるあたりがタイ風。
これはなかなか。70点といったところ。1パックで20THB。

これで多少腹も落ち着いたところでCD屋でBriohnyの新しいCDを発見。
ここで買っておけばバンコクでわざわざ買いに行かなくてもいいから買っておく。
ちょっと話はそれるが、バンコクでの生活圏であるスクンビットロビンソンのCD屋がなくなったのはちょっと痛かった。
あの店はいつもタイポップスのベスト10とかが出ていてよかったのに。
これで次回からMBKかタワーレコードあたりまで行かなくちゃならなくなってしまったぞ。
- 脱線終わり -
この屋台は実際は奥でちゃんと営業しているらしく、通常価格の290THBより30THB引いてくれた。
これならMBKまでとはいかないがロビンソンより安い。

ここで本来ならビールでも飲みながら何か食べたい、というか何かつまみを食べながらビールを飲みたいのだがなかなか気に入った店が見つからない。
やむをえずカオマンガイの屋台でカオマンガイを食べることにした。
ここはナイトバザールのソイからはちょっとはずれてマハータイ通りのセブンイレブンの斜向かいのソイの入り口でやってる店。
カオマンガイを頼むと鶏ガラで作ったスープも付いてくる。
カオマンガイもスープもなかなかうまくて80点はあげたい。
でもビールがないのでペプシと一緒に食べたら胃がおかしくなった。
屋台はビールが置いてないからなぁ。

帰りがけにセブンイレブンでまだ試したことのないアムステル(45THB)というビールを買ってホテルに戻る。
そういえばTVでなんとかライオンというビールのCMがよく流れているけどあれも新製品なのだろうか。
昔はシンとチャンくらいしかなかったのに、最近は日本並みに雨後の竹の子のように出てきて、まだ飲んでないビールがたくさんある。
おいおい試していってみよう。

部屋でTVを見ているとLove Generationとかいう、木村拓也と松たかこ主演のドラマがタイ語の吹き替えでやっていた。
先週もバンコクのホテルで見たのだが、今回で2回目らしい。
内容はいわゆるトレンディものらしいのでどうでもよいが、テーマソングがタイ語でテロップの色代わりまであってカラオケ状態になっている。
きっと数ヶ月後にはタイの若い女の子の間ではやるんだろうなぁ。
そういえばこの放送局はiTVとかで今まで見かけたことがなかったから新しい局なのだろうか、海外の番組を持ってきて流しているようだった。



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