女王落涙
2001.02.21 ADDED
日曜日にもかかわらず、
今日の女王は早起きである。
とはいうものの、11時に起きることが
世間一般では早起きではないらしいことは
うすうす感づいていたりもする女王ではある。
今日は、
恵比寿ガーデンプレイスの中にある
「東京都写真美術館」へ行くのである。
写真家・立木義浩が出逢った
「KOBE・ひと」写真展
が目的である。
6年前の
阪神・淡路大震災。
あれからの神戸を生きる人々の
素顔をモノクロできりとった、写真展である。
アパレルメーカーで働く綺麗なおねえさん。
下町の市場でわいわいと商売をするおばちゃん。
トアロードのショップで働くおとうさん。
関帝廟前でポーズをとる華僑のおじいちゃん。
震災後に生まれた子供たち。
神戸を拠点に活躍するスポーツマン。
神戸マイスターと呼ばれる職人。
おしゃれな93歳のおばあちゃん。
舞子での結婚式。
そんななか、
□□□□もモノクロの光の中でほほえんでいた。
再建された
神戸国際会館のロビーで
おもちゃのピアノを弾いて、にっこりと笑っている。
【神戸は学生時代からの遊び場だった。
震災後は
ボランティアとして、コンサートを開き、
被災者にエールを贈った】とプレートに書いてある。
神戸国際会館は、
女王にとっても思い出のホールである。
□□□□が関西弁でMCをする、
独特の雰囲気が好きで、
新幹線で何度も見に行った、旧国際会館。
震災後一度だけ行った
仮設の国際会館は、なんだかただっぴろい体育館のようで、
ものすごく哀しかったのを覚えている。
2000年9月に出かけた
再建後の国際会館は
とっても立派で、本当にびっくりした。
「音楽でいったい何ができるのか」
「音楽は人を救うことができるのか」
□□□□は一時、随分疑問に思っていたという。
それでも
「何かができるはず」と思い、
行動したからこそ、
□□□□は
立木義浩の写真の中で
あのほほえみを浮かべることができたのではないかと思う。
□□□□の隣の隣は、
神戸の特殊企業のスタジオで、
マイクを前にしたディスクジョッキーの写真だった。
いろんなこと
を考えた。
娘を なくしても。
脚を なくしても。
家を なくしても。
店を なくしても。
人は生きていく。
女王落涙。
また神戸へ行こうと思う。
神戸出身の友達は
「神戸に行ったら、たくさん買い物してあげてね」といつもいう。
神戸の人の笑顔につながるように
たくさん買い物をしようと思う。
そんなわけで
女王の □□□□の追っかけは、
神戸を中心に、
これからもジャンジャンバリバリ
つづくのである。
■女王の予想通り、□□□□もこの展覧会に行ったそうです。
■でも、女王はサラリーウーマンの着ぐるみをきて銀座で働かなくてはいけないし、
下北沢にお芝居も見に行かなくちゃいけないし、
写真美術館で「まちぶせ」をすることはできなかったのでした。
■だからいまだに偶然を愛に変えられないの。
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