女王甲虫

2001.02.26 up



女王が初めて欲しがったレコードは
「麻丘めぐみ」である。

しかし、
父親はうまく見つけられず、
ただ髪の長いところが似ているというだけの
おねいちゃんのレコードを
「これでもいいぢゃないか」と
闇雲に買ってくれたことを、ふと思い出す女王である。

ちなみに
女王が初めて海外にでかけたとき
購入したCDは、
「ビートルズ」である。

そんなわけで
今夜は会社のN部長と、
「A HARD DAY’S NIGHT」の
試写会である。

スーパーアイドル、ビートルズが、
若い女の子にキャーキャー叫ばれ、
追いかけられるだけの映画かと思っていたのだが。

やられましたね、いやほんと。

●全編にちりばめられた
 馴染みのある曲の数々。

●へんくつでいたずら好きのおじいちゃんを絡めた
 意外にかっちりしたストーリー展開。

●テレビ中継のライブ会場で、
 黄色い声で叫び、笑い、泣き、どよめく少女たち・・・。

皆のものがすでに知っていることと思うが、
女王自身も対象は違えども
35歳・現役バリバリの「追っかけ」である。

スクリーンいっぱいに広がる
ビートルズファンの少女たちに、
どうしても女王自身を投影してしまう。

「ポール!」「リンゴ!」「ジョン!」「ジョージ!」と叫ぶ。

「あー、今こっち向いてくれた!」といっては
隣の友達と肩をたたきあう。

スロウな曲ではいっしょに歌詞をくちづさみ
アップテンポな曲では足を踏み鳴らす。

「愛してる」と歌えば
「あぁ、私を愛しているのね」と甘美に曲解し、
「君だけだよ」と歌えば
「そうよ、私だけよ」とふたたび甘美に誤解する。

そうそう、
「追っかけ」って、まさにそーゆーもの。

「追っかけ」の辞書に理解とか理性という文字は
あまり、ない。





女王甲虫。


見るべし、見るべし。
見終わって山野楽器へ
走りたくなるがよい。


ちなみに□□□□は、
握手会イベントの時だったかに
ファンにむけて、

【「この歌は、私のためだけに歌っている」って
 思ってもらってもいいですから。
 そういう一瞬のために
 僕はライブをやっています。】

 なんていっちゃう人である。


まだまだ□□□□ったら
女王を破滅させ足りないようである。



■2001年3月31日公開予定。
■デジタル・リマスター・バージョンなんだって。
■昔は「ビートルズがやってくる ヤァ!ヤァ!ヤァ!」というタイトルだったそうです。









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