女王黙考

2001.03.05 up





女王の本日の観劇は
「阿佐ヶ谷スパイダース」である。

会場は、女王にとって、さまざまな想い出が
ぎっしりつまった△△△△座
ただし本日は□□□□は出演しない。

「阿佐ヶ谷スパイダース」を、
人にわかりやすく説明するには
「長塚京三の息子がやっている劇団」という言葉が適切であろう。

息子・長塚圭史は、スリムな長身から、
なんともいえないフェロモンをまきちらす。

顔は全然ハンサムではないのに(@女王基準)、
あの色気のにじみかたは只者ではない。

しかしながら、
「で、どんな芝居なわけ?」と
たたみかけられると
いきなり無口になる女王である。

物語の背景とか
ストーリーとか
登場人物のキャラクターなどを説明することならできる。

でもそれはこの劇団の魅力を伝えることにはならないのだ。

わかりやすい、わけではない。
後味がいい、わけではない。
起承転結、があるわけではない。

無理に言葉にするのであれば
「起・承・転&転&転&転」の芝居
とでもいうのであろうか。

「○○は◎◎の比喩である」とか
「□□=△△ってことをいいたかったのでは」とか、
あまり深く考えず、
ただただ
長塚圭史のフェロモンを浴びに行くのがいいのかも。

今、小劇場の世界で、
一番スタイリッシュなフェロモンを出しているのは
間違いなく
長塚圭史。

ふだんの生活環境で
良質のフェロモンが足りないと感じたら、
阿佐ヶ谷スパイダースを見るとよい。

そして
「あぁ、こーゆー人にいぢめられたい」と
思うがよい。

ほんと、いぢめっこ役やらせたら
天下一品なんだからっ。



女王黙考。

どうやら毒蜘蛛に噛まれたらしく
どうにも無口な
観劇後の女王なのであった。











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