女王落語 パート5

2001.03.31 up





こんな寒い雨の日に山手線にのってどこへ行くのかと思えば
池袋演芸場である。

それにしても、ミュージシャンの追っかけは、
ツアーシーズンに限定されるが、
落語家の追っかけは、大変である。

生で動く花緑が見たいよう、見たいったら見たいよう、
と思い始めると
3月中だけで5回も見ることができる。
しかも、□□□□の全国ツアーの時のように
会社を休んだり、地方のホテルに泊まることをせずに、である。


さて、本日は
「柳家若手錬成会」という一門会である。
柳家の若手、総勢19人の落語家が
高座にあがる。
14時スタートの20時15分終わり。

花緑が出るのは19時台という情報を入手していた女王であるが、
落語好きの友人J嬢によると
池袋演芸場は狭いから、早めにいったほうがいいという。

とりあえず
「一門会」ならではの雰囲気も見てみたいので、
最初から見るつもりの女王である。
池袋6耐レース。レーサー(=観客)は百人。

すべてはかわいい花緑のためである。
女王ったらなんてケナゲ。
けっしてクラゲではない。

今日の客席はバラエティに富んでいる。
おじいちゃん、おばあちゃん、
おじさん、おばさん、
おにいさん、おねえさん、
ファミリーもいる。

女王がおねえさんに分類されることは
いうまでもない。

それにしても、一日で
19人の落語を聴き比べるというのは、
なかなか壮絶である。

J嬢の愛する
柳家喬太郎は、ダントツの存在感である。
女子トイレで
「今日はやけに若い女の子が多いわねぇ」と
おばあちゃんがいうので、
てっきり自分のことだと思った女王は
「花緑さんを見に来たんですぅ♪」といったのだが、
もう一人の女の子は
「私は喬太郎さんを見に来ました♪♪」といっていた。

どちらが若い女の子だったのか、という問いを
女王に投げかけてはいけない。



5時間半あまりを
池袋の地下で過ごした女王。
花緑が出る頃には、
ほとんど放心状態である。

しかしながら、花緑の登場とともに、
女王の口角があがるのを
家政婦は見た、らしい。(あれ?)

4列目の中央に陣取った女王は、
花緑がまくらで「今日は客席の半分ぐらいが知った顔ですねぇ」と
いった瞬間にクラクラである。

もし、今日の時点で「花緑の知った顔」でなかったとしても
このペースで追っかけをつづけていたら
きっと「花緑の知った顔殿堂入り」の日も近い。
妙な自覚のある女王である。

小学生の時の席順の話
(=最前列の馬鹿席と、一番後の「立ってなさい!」席)
を「恋の距離感」に例える花緑にメロメロである。

今日花緑が演じたのは「大工調べ」の序。
大工の棟梁にたしなめられて
Vサインを掲げる与太郎にヘロヘロである。








女王落語 パート5。

女王ったら
4月にはほんとに大阪へ行くのかしら。

続報をふたたび待て。



●柳家花緑は4月オンエアのTBSの「情熱大陸」に出演。今日の模様もオンエアされるみたいです。●






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