女王落語 パート8
2001.04.17 up
新幹線ひかり号にのってどこへ行くのかと思えば
大阪リサイタルホールである。
さんざん悩んだ末、
結局「立ち見」のチケットを握りしめ
大阪へ旅立つ女王である。
こんなことになるんだったら
さっさと大阪へ行くことを決めて
とっととチケットをゲットしとけばよかったと
ちょびっと後悔。
こーゆーところが
農耕民族なんだよねぇ。まったく。
はてさて、なぜに大阪まで行くかといえば
かわいい花緑が
【東京の落語家として、大阪で独演会をすること】に
なみなみならぬ力を注いでいたからである。
東京の笑いVS大阪の笑い
東京のお客さんVS大阪のお客さん
東京のもんじゃ焼きVS大阪のお好み焼き・・・(あれ?)
といった図式の中で、
花緑の落語は、大阪のお客さんにどう受け止められるのだろう。
大きなイベンターが采配をふるう、
地方巡業の幕開けとなる独演会の初回でもある。
東京の独演会が、ホームゲームだとすれば
大阪の独演会は、アウェイである。
これはやっぱり見ておかなければ。
こうやっていろんな言い訳を引っ張り出すところが
ちょいとテクニシャンな女王である。意味不明。
キャパ600人弱の会場は満杯。
立ち見も2〜30人。
大丈夫かしら、花緑ちゃん・・・と
どきどきしながら
壁に寄りかかって、見守る女王。
なにはともあれ体力温存である。
演目は
●狸の鯉
●純情日記〜横浜篇〜(新作落語)
●中村仲蔵
落語のあいまの
「お坊ちゃまの部屋」では、
ピアノ演奏&ブレイクダンス。
かわいい花緑が、
もちうる力のすべてを集めて
大阪のお客さんたちへの猛攻撃である。
しかしながら、大阪のねいさんたちの批評は厳しかった。
すかさず女王@耳ダンボ。
「いやぁ、まだまだ甘いよね」
「マクラもつっこみたいところ、いっぱいあった〜」
「ダンスは、ちゃんと最後締めなくちゃ。
間にどんなにふざけてもいいけど、最後はぴりっとね」
「山崎まさよし歌うんだったら、もっとキーを研究しないと。
あと2音ぐらいあげたほうが、声がでるんじゃないの」
(↑↑以上、本当は大阪弁)
等々、ご指導ご鞭撻ありがとうございまする、
ってなものである。
この会話をしていたのは、たぶんフツーのOLさんである。
すごいぞ、大阪の要求水準の高さってば。
可愛いだけじゃだめらしい。
女王落語 パート8。
花緑の地方巡業、
だいたい土・日なんだよねぇ。
奈良やら新潟やら福岡やら。
ほんと、どうするんだ、女王ってば。
ま、きくところによると
正岡子規も借金して
寄席通いをしていたらしいので、
いいんじゃな〜い、とさらなる自己正当化に余念がない女王である。
●個別の演目に関する女王メモ●
■中村仲蔵
大部屋役者から名題へのぼりつめるために
中村仲蔵がしたはずの
努力や悲哀を、
「おじいちゃんの七光り」を売りにしている
花緑がどう演じきるのか。
今後の課題かも。
■純情日記
横浜の案内部分をだいぶはしょっていた。
はしょったほうがテンポがでて
いいのかもしれないが、
女王としては物足りない。
一生懸命記憶をたどって「説明」に走るより、
いっそはしょったほうが
いいのかもしれないけれど。
一度、作者の喬太郎が演じるものを見てみたいものだ。
■狸の鯉
特別な感想なし。
「な〜んで私大阪で落語立ち見してるんだ?」という
疑問が渦巻いていたせいかしら。
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