女王落語 パート11

2001.05.12 up





銀座までの通勤定期を乗越し精算してどこへ行くのかと思えば
浅草は木馬亭である。

2001年3月8日に、国立演芸場で恋に落ちて以来、
1週間に最低1回は花緑を見てきた女王であるが、
4月27日からきのうまでの2週間は、
花緑を追いかけることができなかったのである。

2週間花緑を見ないと、
血中花緑濃度がさがってしまい、
どうにもこうにもつらかった。
まるで麻薬中毒者である。
「ヤ、ヤクをくれぇ」でなく「カ、カロクをみせろぉ」。



そんな女王の願いが通じたので、
今日は花緑が出る落語会が、ふたつある。

まず最初が
「福の会〜御注文に応じます」。

花緑と喬太郎が、10席ずつメニューを出し、
客席の拍手の多かった演目をやるという。

花緑が出したメニューは

◇大工調べ
◇愛宕山
◇厩火事
◇明烏
◇長屋の花見
◇ちりとてちん
◇狸(札・鯉・釜)
◇らくだ
◇愛犬チャッピー
◇紺屋高尾

セレクションのテーマは「バトル」。




女王は春風亭昇太がつくった
「愛犬チャッピー」が聞きたかったのだが、
そんな女王の願いがやっぱり通じたので、
花緑は
「愛犬チャッピー」をまくらに
「愛宕山」を演じることになった。

今日の花緑は
薄紫の着物に、凛々しい袴姿である。




【愛犬チャッピー】で、
チャッピーは、自分勝手な飼い主に対し、 ふれくされ、怒り、照れる。
飼い主に踊らされ、
ピンクのドレスを着せられて散歩をさせられ、
最後にはとうとう・・・という話なのだが。

チャッピーが踊らされる場面は
花緑ほどあざやかな視覚的インパクトを与えられる人は
いないだろう。
なにせ「熊川哲也」や「小林十市」が
出てきちゃうんだから。

作者の昇太が、そこのところを
どう演じているのかが、非常に気になる女王である。


【愛宕山】も、視覚的インパクトの強い演目だった。

旦那がたいこもちたちをつれて、山に登る話なのだが
旦那が山の上で「かわらけ投げ」をする場面がある。

ひざだちになって、かわらけを投げる花緑のフォームが
きりりとひきしまっていて、それはそれは美しいのである。

例えばそれは、
”野球部のピッチャーをやっている先輩に、
はちみつにつけたレモンスライスを差し入れした頃”を
思い出させるような麗しいフォームなのである。
(女子高育ちの女王に、そんな思い出はないのであるが)

2時スタートの5時10分終わり。
そして、女王は鴻巣へむかう・・・。








女王落語パート11。

隣の席の見知らぬ男の子に
「喬太郎さんて、弟子いるんですかねぇ?」と
話しかけられたのが、どうにも解せない女王である。

女王ってば、喬太郎ファンに見えるのかなぁ。
喬太郎も好きですけどね。
弟子の有無まではしらないわ。







●花緑のまくら●&●女王の毛布●

花緑は富山利賀村のあと、風邪をひいて高熱をだし、結構たいへんだったみたいです。
「病み上がりなんですよ」、とちょっと声も鼻声気味だったかも。
せっかくのオフだったのにね、とも思うのですが、
逆にいえば「オフにしか風邪をひかない身体」っていうのも、
ある種プロフェッショナルなのかもしれません。

今日は春亭右乃香さんの寄席文字実演コーナーに感動。

紙切りで「猿の惑星」のお題がでて、「ハサミが、すすみませ〜ん」と困惑の正楽さんも
印象的でした。でも、ちゃんと切っちゃうんだよな〜。





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