女王落語 パート12

2001.05.12 up





浅草から上野へ戻り、
JR高崎線にのってどこへ行くのかと思えば
埼玉県は鴻巣である。

それほどにぎやかな駅ではないだろうと想像していたのだが
やっぱりそれほどにぎやかな駅ではなく、
駅前のファーストフードショップは
ド○ドムだけである。


一瞬このまま会場へ直行しようか迷う女王であるが
【第64回鴻巣寄席】は9時までである。

だめだ、飢える。

しかたがない。
まずいド○ドムを儲けさせるのは不本意なのだが
チーズバーガーセットを頼む。

だめだ、まずい。



気を取りなおして会場へたどりつくと
ご近所の方々で満員である。
おじいちゃんおじいちゃんおじいちゃん。
おばあちゃんおばあちゃんおばあちゃん。
たまにこども。
たまにおねえちゃん。
おじさんおじさん。おばさんおばさん。
まぁそんな客層である。

くつろいで、休日の一日を楽しもうという、
ゆるやかな温かい感じが流れる空間である。


花緑は【二階ぞめき】。
厳密には吉原が舞台ではないのだが、
花緑の吉原物を聞くのは初めてである。

吉原の花街の雰囲気が大好きで、遊びほうけている若旦那。
業を煮やした大旦那の手前、
若旦那のヨシハラタウンクルージングをやめさせるには、
お店の二階をミニ・ヨシハラにしちゃえばいいぢゃないの、と番頭が画策し・・・。


二階のミニ・ヨシハラで
若旦那が一人何役もやるところが
見所なのだが、
花緑は女がいまひとつ。

素の花緑が凛々しすぎるせいか、
自堕落で色っぽい、すれっからしの色街の女、があんまり浮き上がらないのである。


下町の長屋のおきゃんな娘や
生活力のある図々しいおかみさんはうまいのになぁ。


と、花緑にメロメロになりながら、
ちょっぴり苦言を呈したりもする女王である。


それでも隣家の犬がほえても
落語ワールドへひきずりこむ、臨機応変の花緑は素敵である。
女王的には隣家の犬の名は、誰が何といおうとも チャッピーである。







女王落語パート12。

今夜はじめて関西の落語を聞けた。
関西弁の落語も、おもろいでぇ。







●花緑のまくら●&●女王の毛布●

花緑「僕の落語のCD、いかがでしたか?」
客席「ピアノが素敵でした・・・」
花緑「落語って聞いたのに、ピアノが素敵って・・・(絶句)」

お仲入りのときに、ホットサンドイッチとウーロン茶をいただきました。
うー、こんな美味しいサンドイッチをいただけるのなら、ド○ドムなんかへ
寄るんぢゃなかった。

落語本を読み倒しているせいか、だんだん演目がわかるようになってきました。
◆前座「牛ほめ」(だと思う)◆桂春雨「宿屋の富」「高津の富」◆立川文都「小言幸兵衛」
(と、思ったらまだまだでした。葉月さん、ご指摘ありがとうございます。)

帰りがけ、花緑がサインつきCD即売会をやっていたのですが、
どうにもこうにも恥ずかしがりやな女王は、CDも買わず、お話もせず、
「きゃー、私服の花緑。私服の花緑」と心の中で叫びながら、鴻巣駅へむかったらしい。
だって、農耕民族なんだも〜ん。





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