女王落語 パート15

2001.05.20 up





日本橋から地下鉄に乗ってどこへ行くかと思えば、
川崎市民プラザである。

最寄駅から、徒歩15分。
バスもあるらしいが、15分程度ならすたすた歩いてしまう女王である。



だが、しかし。


この日の昼間、
花緑が日本橋の蕎麦屋
「がらがらガッシャーン」と雷雨の描写がある
【宮戸川】を演じたせいか、
梶ヶ谷へつくころには、大粒の雨。
しかも雷付き。

あぁ。

いっしょに相合傘をする男はいないが、
傘だけならたくさんもっている女王に、
また傘を買わせようというのか、
この雨は。

横なぐりの雨のなか、
税込み500円で買った傘を差しながら
地図を片手に川崎市民プラザを目指す女王である。


今日は人間国宝であり、
花緑の師匠であり、おじいちゃんでもある柳家小さんと、
花緑のおじさん、三語楼を見るのである。

雨が降ろうといかねばなるまい。
もちろん、花緑が出ることはいうまでもない。


花緑はまたまた【宮戸川】。
さっき日本橋で聞いたばかりの話であるが、
客層にあわせて、
細かい点を変えている。

さすが、9才から20年間、落語にうちこんできた
サラブレッドである。

花緑をよく知っている客の時には
それなりのコネタをはさみ、
「花緑って、だあれ?」という客が多そうな時には
シンプルに話のおもしろさで押していく。

頭のよさ、というよりは
経験の強さ、であろうか。

芸の空気を幼い頃から吸いつづけた人間にしか
持ち得ない、花緑の強さである。








女王落語パート15。

おじさんは地味だった。
おじいちゃんは、おじいちゃんだった。

花緑はどんなふうに
年を重ねて行くのだろう。
花緑の人生体験は
どんなふうに花緑の落語を変えていくだろう。

ひゃー、興味津々。





●花緑のまくら●&●女王の毛布●

小学生の頃から落語をやっていたので
「するってぇと」なんてしゃべっちゃうガキンチョだったそうです。
いいなぁ、それ。

初めて女性の落語家を見ました。きく姫の【幸せの黄色い旗】。
うーん、題材の取り方が、なんだかなぁ。
若くない働く女性である女王としては、アハハって笑えません。 作者出てこい!って感じ。
遥洋子が見たら、激怒しそう・・・。





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