女王落語 パート29
2001.07.23 up
中央線に乗って どこへ行くかと思えば、
なかの芸能小劇場である。
本日は、「第46回落語ジャンクション」。
お目当てはもちろん花緑だが、
喬太郎も楽しみだし、講談の北陽も見逃せない。
前座の鯉奴(こいぬ)、二ツ目の昇輔も気になるところ・・・。
と、本日の出演者すべて、最低一度はどこかで見ている女王。
とても、2001年3月8日から、
落語を見始めたとは思えない
おそるべき集中力である。
この集中力を金儲けか恋愛に傾けていれば、
今ごろまったく違った人生を歩んでいたような気もする女王である。
パラパラとチラシを見ながら開演を待っていると
いきなり
昇太が登場である。
ええっ?
今日、昇太出るんだっけ?
どうも飛び入りで登場の模様である。
ラッキー♪
昇太が北陽とフリートークを繰り広げるうちに、
とうとう
「三題噺」をやることになり、会場からお題がでる。
【パイナップル】【恐竜】【冬景色】
【チカン】【夏休み】えーっと、あと何だっけ?
とにかく7つぐらいのお題を抱えて、
「できなかったら有りネタね〜」といいわけしながら
昇太退場。
三題噺誕生の瞬間を、見守ることができるのかと思うと
期待に胸ふるわせる女王である。
鯉奴 【にぎりこぶし】
昇輔 【大きなクヌギの木の下で】
北陽 【ふたりの女】
の後、昇太登場。
「せっかくだから、お題全部いれちゃった♪」というが、
せいぜい1時間ちょっとではないか。
すごいなぁ。どんな噺になるんだろう。
と、素直に驚く女王である。
だって、ほんとに、その場で出た「お題」なんですよ、奥さん。
いやぁ、お見事。
ちゃーんとお題を入れこみつつ、
いちゃいちゃカップルと、それに嫉妬する男の子を描いていく。
当たり前だけれど、オチもつく。
最近、企画書捏造能力が衰えてきた
特殊企業の人たちに見せてあげたい芸である。
(含む:女王)
花緑をはさんで出てきた
喬太郎も、負けてはいない。
【チカン】【夏休み】【冬景色】【パイナップル】を入れこんで
喬太郎ワールドを、これでもか、これでもかと展開する。
えっちで、情けなくて、愛があって、
最後にホロリとさせる手練手管。
「あぁ、ホロリとさせられちゃうんだろーなー」と思いつつ
心のツボを喬太郎に押されてしまう快感。
そこよ、そこよ、もっと押してぇ、と
心のツボを差し出す女王である。
●花緑のまくら●&●女王の毛布●
花緑のまくらは、「駅前のケンタッキーにおける日常生活のひとこま」。
親知らずを抜いたあと、まだふさがらないみたいですねぇ。
昔は、三遊亭新潟のあと高座にあがるとき、ドキドキ緊張していた・・・という話が
おもしろかったなぁ。
鯉奴、昇輔、北陽のタイトルは、女王が心覚えにつけたものなので、本当はきっと違います。
で、いったい花緑はどうだったの?といわれると、ちょっと困る女王。
今日の【改作・初天神】は、評価保留。
土曜日の鈴本【中村仲蔵】、日曜日の鈴本【紺屋高尾】のほうが、ぐっときた、とだけ
書いておきましょう。(って、3日連続で花緑みてるんかい?)
「古典落語とは?」を熱く語る花緑の凛々しさは、やっぱり貴公子花緑ならではのものでしょう。
古典も新作も改作もかる〜く越境して、輝きつづけて行くことが、プリンス花緑に
与えられた使命なのでしょう。きっと。
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