女王落語 パート34

2001.09.16 up





最近は、まるで王子を忘れてしまったのかのように、
花緑の追っかけに邁進していると評判の女王であるが、
それは早とちりというものである。

ミュージシャンである王子の場合、
熱心な追っかけをしたくても、
ツアースケジュールというものがあり、
毎日ライブをやっているわけではない。

そこへいくと、落語業界というところはとてもおそろしいところで、
出演者さえ選ばなければ、
一年365日、生の落語を聞くことができるのである。

なんていう言い訳はともかく。

今週末、
花緑に3日間をささげてしまった女王である。



まず金曜日。

日本橋社会教育会館での【柳家花緑独演会 第ニ夜 花緑日和】。

●高砂や
●お楽しみ
 ◇ピアノ演奏 ラグタイムピアノ〜月の光〜ラグタイムピアノ〜亜麻色の髪の乙女
 ◇ブレイクダンス
〜仲入り〜
●たちきり

そして土曜日。
大阪リサイタルホールでの【柳家花緑独演会 花緑ごのみ 秋】。

●高砂や
●おぼっちゃんの部屋
 ◇ピアノ演奏 月の光〜ラグタイムピアノ〜亜麻色の髪の乙女
 ◇ブレイクダンス
〜仲入り〜
●おさよ(バレエ「ジゼル」より)

さらに日曜日。
お江戸日本橋亭での【唐茄子屋落語会 柳家な夜・その三】。

花緑の根多は
●堪忍袋

こうしてみると、
東京の独演会でおさらいをし、大阪のお客さんになぐりこんだのかなぁだとか
東京ではラグタイムピアノ、まぁまぁだったのに、
大阪ではメロメロで残念だったねぇ、だとか
大阪では「おぼっちゃんの部屋」のめくりにも、
ピンスポットを当てたほうが、わかりやすくていいんじゃないだろうか、だとか
ファンの心理から、スタッフの心理へと変容していくさまは、
王子の場合と一緒である。

濃密な追っかけ活動によってしか
浮かび上がらない
2001年の柳家花緑の姿をうきぼりにしつつ、
女王の旅はつづくのである。







女王落語 パート34。

花緑の姿をうきぼりにするまえに、
部屋の片付けとアイロンかけをしたほうがいいことは
自分がいちばんよくわかっている女王である。

とかいいながら、来週末は王子の追っかけ、なんだよね。
(けっして「玉子」とは読まないでください。)









●花緑のまくら●&●女王の毛布●

■(金曜日)「週刊DIAS」に表紙&インタビューで掲載された話を、雑誌はもちろんのこと、
 電車の中吊りまでステージにもってきて熱弁をふるう花緑。
 客席に「これ、ご存知だったってかたいらっしゃいます?」とふって、
 反応が薄かったので「うーん、ボクとボクのおかあさんだけが注目してたんだ・・・」だって。
 そんなことないよ〜。

■(土曜日)バレエ、「ジゼル」を落語化した噺のタイトルが【おさよ】で決定したようです。
 以前こんな文章を書いた女王としては、嬉しいかぎり。
 着物は、東京の独演会でこの演目をやったときと同じ、天の川をイメージさせるものでした。

■(日曜日)【堪忍袋】のエキセントリックなおかみさんは、あっちゅーまに堪忍袋を縫い上げて素敵。
 いろいろな落語家の形態模写がはいっていたようですが、いまひとつ解読できなくて残念。
 東京のかなりディープな落語ファンを対象にした会ならではの醍醐味、なのに〜。
 パロディとかパスティーシュ小説を読むのに、モトネタを知らないと存分におもしろがれないのと
 同じで、自分が不勉強なだけなんですけどね。

■落語協会では、この秋いっぺんに10人の真打が誕生しますが
 真打お披露目パーティで、花緑は「禽太夫(きんだゆう)」を「三太夫」と言い間違えて、
 180人の落語家につっこまれたそうな。









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