女王落語 パート38
2001.09.30 up
黄色い前売券を握りしめてどこへいくかと思えば
上野鈴本演芸場である。
今日は、【三遊亭白鳥真打披露興行】を見るのである。
白鳥、一世一代の大舞台である。
しかも、2001年3月から落語を本格的にみはじめた女王にとっても
真打披露興行をみるのは初めての体験である。
当日券を求める長蛇の列をすいすいと追い越して
黄色い前売券で入場し、前から2列目の端をゲットするが
思いなおして、前から3列目の中央に移動する女王である。
左隣のおじさんが「しらとりさんはどういう人なんだろうねぇ」と
つれの人としゃべっているので、
「はくちょうでんがな」とつっこみをいれたくなる女王である。
さらに、右隣にひとりできている妙に婀娜っぽいおねえさんも
気になる女王である。
緞帳があがると
黄色い後幕。贈り主の名前が連名で染め抜かれている。
舞台上手には、酒樽がででーん。
あろー 【まんじゅうこわい】
三之助 【根多名不明】
アサダ二世(マジック)
花緑【宮戸川〜かかあ天下由来の一席〜】
南喬【根多名不明】
円丈【新・寿限無】
ニ楽(紙切り)「桃太郎」「お月見」
扇橋 漫談
こん平 漫談
圓窓 【根多名不明】
で、お仲入りのあと、いよいよ真打昇進披露口上である。
この場面、後幕は「落語協会」となっている。
舞台上には6人の落語家が横に並んでいる。
地味な笑点、みたいな趣である。
左から
◇こん平(=「笑点」にでてる。寄席には出なくてもいいような気もする)
◇扇橋(=落語をやるとき、いつも首がゆらゆらしている可愛いおじいちゃん)
◇圓窓(=う〜ん、ちょっと落語が説教臭いんだな)
◇白鳥
◇円丈(=白鳥の師匠)
◇馬風(=顔がでかいのなんの。動く福助人形のようだ)
◇小三治(=ふつうの時はめちゃくちゃつまらなそうな顔をしてるんだなぁ)
とぼけたお祝いやら
誉めてるんだかけなしてるんだかわからない口上やら
コントのようなやりとりのあと、
客席といっしょに三本締め。
ここで一度緞帳がおりて
いよいよファンの手作りの後幕が登場である。
青いサテンのような生地に、三遊亭白鳥という文字が
ややふぞろいにならびつつ、
白鳥座やら星空やら地球やらが白く散っている後幕である。
のいる・こいる (漫才)
権太楼 【代書屋】
小三治 【道灌〜白鳥をよろしくバージョン〜】
馬風 漫談
小雪 (太神楽曲芸)
そしてトリ。
白鳥の登場である。
なかなか出てこないと思ったら、
なんと後幕の後ろから、もっさりでてきたのである。
どうやら、後幕は中央をジッパーで開閉自由にしてあったらしい。
やるなぁ、白鳥ファン。
白鳥は【弱虫ケン太の冒険】を大熱演。
座った姿勢からキックをくりだし、
座布団をもって赤龍となり舞台をかけめぐる。
真打になっても、
はちゃめちゃな白鳥魂は健在であった。
女王落語パート38。
右隣の婀娜っぽいおねえさんは、
白鳥のファンだったのかな〜。
●花緑の毛布●&●女王の毛布●
■前座同期の花緑と白鳥。今日の花緑のまくらには、白鳥への愛がありました。
■ふだんは、割とはじっこで見るのが好きなんですが、
披露口上のときには、中央のほうがたっぷり楽しめることを発見。
■太神楽の小雪ちゃん、かわいー♪♪
喬太郎が「ダンディ」といわれてやにさがっちゃうわけだ〜。
■小三治は、青い後幕をねめまわすように眺めて客席から笑いを引き出したあと、
まくらなしで落語に突入。
■『圓窓睡眠薬放出説』、というのを最近学会に提出する準備をしている女王ですが、
今日は右隣の婀娜っぽいおねえさんが、事例となってくれました。
■真打昇進披露興行、10月いっぱいつづきます。
ふだんの寄席とはまた違った雰囲気が楽しめるので、
おすすめ♪
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