女王三日目

2001.12.16 up





久しぶりにあうマダムYとともに、
今日もひたすら走る女王である。

本日の座席は3階の最前列。
舞台全体が見渡せ、ノリノリになっても座っていられるという利点がある、
最近体力の低下が著しい女王にとって、
まさにベストポジションといえる座席である。

開演前には隣の婦女子の購入した
「アーチストブック@3,500円」を横目で盗み見し、
「買うべきか買わざるべきか」を苦悩したりもしてみる女王である。



三日目ともなると、全体の流れは頭にはいっているので、
日ごとのディテールの差を見つける楽しみに喜びを見出す女王である。

また、精神的にだいぶ落ちつき、
王子以外の出演者の動きや、小道具、大道具、照明といった部分にも
意識がいくようになるのもだいたいこのあたりである。

3階の席から見下ろすと、
劇場のセリを多用した、王子のライブならではの演出プランが眺められ、
ふむふむと感心する女王である。

途中、1階最前列の婦女子が、王子のマフラーをにぎりしめて踊るというシーンがあったのだが
マダムYはすかさず女王に
「女王さまはこれから最前列の日はないのですか?」と
詰問である。

残念ながら、今年は気合が足りなかったらしく、
最高の座席で3列目だった女王である。

3列目から王子のマフラーをにぎりしめるのは、
かなり難しいのではないかと黙考する女王である。




三日目で、一番興奮したのは
「XXXをXXろう」の時であった。
まじめで要領が悪く、いつもいつも
損な役回りになってしまう人達に、
だいじょうぶだよ、元気だそうよ、
ちゃんとぼくが見てるから、という王子の愛情が
歌詞の中にふんだんにつまった名曲である。

この曲のキメのポーズのところで、
王子はマダムYと女王の座席に
視線をバチッとスペシウム光線のように放出である。

歌詞だけで、ひたすらジジジーンとしているのに、
さらに王子の視線である。
誰がなんといっても、あの王子の視線は
マダムYと女王のものである。

さらにいうならば、マダムYには家に帰れば
専用の夫と、子供がいるので、
やはりあの王子の視線は女王だけのものである。

今日はまったく立ちあがらず、控えめな手拍子だけで過ごしていたにもかかわらず、
あの「XXXをXXろう」の瞬間に、
体温が急上昇し、汗をかいてしまった女王である。




アンコールが終わり、電気がつくと同時に
女子トイレを目指す女王である。











女王三日目。

あしたは月曜日で王子はお休みである。

行きたい落語会もないので、
おとなしく帰宅する女王である。

たぶんね。








●女王の観察ノート●


本日のピアノの弾き語りは、
同級生の元彼女を気遣う男の子のせつない歌。

本日の王子のMCは、
カトリックの幼稚園時代の初恋について。
シスター・アナタジアへの想いをいだきながら
ゴンドラブランコにひとりでのっている幼児の王子。

アンコールは白いタートルに、
青いジャケット。タンタン風でそそられます。
マダムYは、家でS君に同じような格好をさせるらしい。

マダムYとS君がテレビの街頭インタビューに出演したという話に大笑い。
来年はS君もいっしょに王子を見ようね〜。













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◆◆このコラムは多分ほとんどの方に意味不明だと思います。すまぬ。◆◆

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