女王四日目

2001.12.18 up






今日はひとりぼっちでひたすら走る女王である。

本日の座席は2階3列目。
もう四日目なので、王子を中心に、
舞台全体を眺め渡そうと決意していた
女王である。
が、会社を飛び出す直前に、指差し確認で持ち物チェックをしていた女王は凍り付いた・・・。
ありゃりゃ、今日、1階の5列目じゃん。

2階3列目は、明日のチケットだったのである。

いやん、クリスマスライブ9日間のうち、
今日が一番いい席だったんじゃん。と意味もなく
ハマッ子風につぶやいてみる女王である。

朝からてっきり2階3列目だと思っていたので、
今日の女王は「カジュアル君」である。
ランチをいっしょにしたTさんにも
「XXXぴょん、若ーーーーい!!」といわしめた女王の本日の
ファッションコンセプトは「小僧」、なのである。

あぁ、1階5列目だったら、白いタートル(エディバウアーだけど)で
舞台の王子からちゃんと見てもらえるような洋服を選んだのに。
あぁ、1階5列目だったら、厚底のスニーカーで、
ちびっこのハンディキャップをカバーしなければいけなかったのに。
あぁ、1階5列目だったら、口紅もぬってこなければいけなかったのに。

すべて、後の祭りである。

だが、家に帰って服を着替える時間も靴を履き替える時間もないので
ただひたすらに新大久保へむかう女王である。
家に帰っても、白いタートルは洗濯機の中にあるという現実は、
この際あまり関係はなかったりする。
ちなみにクリーニング屋にいかなければいけない洋服は
最近ほとんどもっていない女王である。



そんなわけで、心の準備ができないまま
1階5列目へたどりついた女王である。

こうなると、ノリノリの曲がつづいて
前後左右の婦女子の方々が立ちあがり、手を振り上げ
踊り始めても、女王はなんだか静観である。
腰がいたくならないように椅子にお尻をもたせかけ、
曲間の拍手だけに専念である。

ここでヒューヒューっていいながら右手を廻すのよ。
ここは左手と右手を上下に交互にふるのよ。
ここから曲の転調にあわせて手拍子のパターンが変わるのよ。

と、18年間踊りつづけている女王なので、
隣の婦女子がとまどっていると教えてあげたくなったりもするのだが、
なんだかやっぱり静観である。

一列後の婦女子ペアが、王子の歌にあわせて
かなりの音量で歌うので、ちょっとなんだかなぁと思いつつ、
さらに静観である。

後半、クリスマスライブのお約束の楽曲が始まって、
おやおやと思っているうちに、王子は舞台から客席へ移動である。

1階1列目、2列目、3列目・・・。
3列目の端の婦女子にマイクを差し出す王子である。

通路を超えて4列目、5列目・・・。


王子がマイクを差し出したのは、
女王の隣の隣の婦女子であった。

スポットライトは王子とその周辺を明るく照らす。





あぁ、また王子に見つかってしまったにちがいない女王である。





女王四日目。
誰にも聞かれていないが、明日は当然五日目である。










●女王の観察ノート●


本日のピアノの弾き語りは、
車と口紅のうた。XXXキャンパスの頃聴いてたのよね。青春だな〜。(涙)

本日の王子のMCは、
「スワン」と名づけて長い間のっている愛車ゴルフについて。
以前はサーブも所有していたそうで、かなり意外。

仲良しのミュージシャンのモノマネと、
「フェアレディZ」と「フェラーリ」の区別がつかない王子がいとおしい。
王子は結構飛ばし屋らしい。これも意外。

みんなどうして王子が
ユーミンの歌詞をふまえて話したところで反応しなかったのかなぁ。
女王は落語鑑賞で鍛えた腹筋で、ガハハと笑ってしまったぞ。

王子はMCの時に、
んがんがって、サザエさんの予告のような息継ぎをするのですが
とってもセクシー。(あくまでも女王的にってことよん)













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◆◆このコラムは多分ほとんどの方に意味不明だと思います。すまぬ。◆◆

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