女王恋愛

2002.08.21







いささか刺激的なコラムのタイトルをつけてしまったので
「をを、女王が数億年ぶりにいよいよ動き出したのか」と
あらぬ期待をしたむきもあろうかと思うが
実はこれ、本の話である。

春陽堂という出版社から、益田ミリの「こんな気持ちが恋だった」が
いよいよ発売されたのである。

銀座コア6F、くまざわ書店でこの本が並べられていたのは
やわらかめの女性エッセイなどが平積みになっているコーナーである。
書店の意気込みが感じられる並べられ方である。

最初、詩歌&川柳のコーナーに探しにいったのだが、
ここにはなかったのである。
銀座コア6Fくまざわ書店の店員のセンスはいいのである。



益田ミリの「こんな気持ちが恋だった」は、
恋の段階を3つのパートにわけて構成した川柳集・・・ではあるのだが、
書店の「川柳」のコーナーに並べられてしまうと、
これから恋をしたい女の子や、
今まさに恋をしている女の子や、
かつて恋をしていた女の子の
目や手に届かない危険がある本なのである。

銀座から人形町まで地下鉄にのっている間に
さらさらと読めてしまう本、ではあるのだが、
川柳の一句一句に
「あるあるある」とか「そーだよねー」とか
「なるほど!」とか「そうきたか」とか
いちいち心がリアクションをとってしまうので、
おそらくヘンな表情をしながら地下鉄にのっていたと思われる女王である。

地下鉄でヘンな表情をしたい婦女子は、
この本を買って読むといいのである。

いや、そうでなくて・・・。

恋をするときにしか存在しない心のゆらめきをすくいとる能力にたけた
益田ミリの視点を、
この本を通じてちょっとでもおすそわけしてもらうといいのである。





女王恋愛。

いやぁ、世の中に恋愛ってものがあるってことは
きいてるんですけどね。











ピータン嬢のお気に入りは10ページの右側の句。
女王のお気に入りは37ページの左側の句。

ミリさん、敬称略で書いちゃってごめんなさい。(ぺこり)
ミリさんの著作は、
金魚すくいに似ていると思います。
私がやると、すぐに紙が破けちゃって、金魚なんか一匹もすくえないのに、
ミリさんの「世界のすくい方」は、 丁寧で絶妙。

これからも「ミリさんがすくいとった世界」を、私たちに「ほ〜ら」といって
提示してくださいね。

今日は恋の家庭教師、マダムTに出会えた
記念すべき一日でした。
ホワイトボード持参で、新大久保強化合宿決定ですわよ〜。>OLくらぶのみなさん。




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