花占い

2001.06.04 UP






解説が必要な短歌は邪道なのです。が、しかし。

懲りずにやってしまうのが私です。
(あぁ、枡野教祖に叱られる・・・)

今回は、花緑の落語「ジゼル」の印象的なシーンを
詠んでみました。

なんかね、映画的で美しいの。
それまでにはりめぐらされていた伏線が、
きゅいーーーんと立ちあがる感じ。

うるうる虫が、もう少しで目から飛び出しそうになってしまいました、私。


きっとこの「ジゼル」は、
柳家花緑の財産として、これから年月を重ねるにつれて、
余分なところがそぎおとされ、
必要な部分がふくらまされ、
より輝きをます演目となることでしょう。


でも、ひとつだけ注文があります。

この根多のタイトルは、
「おさよの悲劇」という野暮なものでなく
「おさよ」でいいと思うのです。

「・・・の悲劇」とあらかじめ演者が規定して提示してしまうのではなく
「おさよ」というタイトル自体が、
花緑がこの根多を日本中に浸透させていくにつれ
あぁ、「おさよ」って、哀しい恋物語なんだよねって。
「ジゼル」がベースになっている話なんだよねって。

そういうふうに「悲劇の恋の物語」を代表する
演目名になっていくはずなのだから。



だからなんなんだ、といわれても困るのですが
あなたの街に花緑がいったら、
どうか見てあげてください。

まぁ、そういった、気持ち。


今気づいたんだけど、
ここの文体、なんか四畳半フォークのにおいがするっちゃね。
「です」「ます」調がいけないのかな。









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