生ナスの衝撃

2001.02.04 up




もし初めて訪れた店で、
ごろ〜んと、目の前に一本の「生ナス」を出されたら
あなたはどうするか?

あたしゃ、驚いたよ。
同僚に連れていってもらった店だったので、
同僚と店主が打ち合わせをして、私をかつごうとしているのかと
思ったぐらい。

ぷくぷくと太った店主はにこにこと
「そのまま食べて食べて。がぶっとね」
と、にこにこしている。
素直な隊員はそのままがぶっと食べてみた。

いやぁ、おいしいっ。
まるで新鮮な果物でも食べているようだ。
口角が上がる隊員をみて、店主おもむろに「塩」と「オリーブ油」を差し出す。
「ま、これつけて食べてみてもいいけどね」
と、あいかわらずにこにこ。
この瞬間、隊員が「生ナス」に恋に落ちたことはいうまでもない。

この店は横浜の野毛にあり、
東京や千葉在住の友達を案内するのにはいささか不便。
だが、この店を案内しないままでは、
隊員の気持ちがおさまらない。

ネット友達に「生ナス」「生ナス」と雄叫び、
グルメ友達に「とにかく横浜まで来て!」と懇願し、
横浜本社で残業の時には
「生ナス食べに行こう!」と同僚を巻き込む日々。

こうやって、通いつめれば通いつめるほど、
この店の奥深さにメロメロになる隊員なのだ。
何度行っても、すべてのメニューを食べ尽くせない!

無理やりこの店との関係を例えるならば、
ウブな田舎娘が、都会で悪い男に誘惑されて
ずるずるとひっぱられるって感じかなぁ。

「野菜」は問答無用にうまい。
「豚肉」系もおさえたい。
「魚介類」もおいしい。
七輪で焼く「マグロのほっぺ肉」「たたみいわし」「串サザエ」「串アオヤギ」も
食べなくちゃ。

遠方からのお客さんがいるときは
「鯛の塩竃」頼んどかなきゃ。

K村H子さんと行ったときには
「牡蠣づくし♪」というめくるめくコースだったねぇ。
最後の〆の炭水化物系も
定番「ゴルゴンゾーラのフェットチーネ」もいいけど
すっぱいラーメン「邯鄲麺」も食べたいねぇ。

この店は「イタリアン」とも「和食」ともひとことで「何系」と説明できないところがつらい。
「隊員を信じてついてきて」としかいえないのだ。

でも、後悔はさせないよ。



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