おかみの小唄に色気を学ぶ

2001.03.28 up




本日の隊員は、会社のおぢさんたちと若い衆と
おでかけである。

年に何回か、「部単位」で飲み会があるのだが、
お店を決めるのはもちろん隊員である。

幅広い年代で、そこそこ舌のこえたメンバー。
隊員以外は全部男、という小宴会で
全員が満足するお店を見つけるのは、なかなか難しい。

今回は、汗かきN部長と相談して、
神田の小料理屋である。

隊員が、定期購読を考慮している
日経レストランのホームページで発見した店である。
このページのセレクト基準は、
かなり信頼できるので、みなさんにもおすすめである。

神田駅北口。
ガードレール沿いの暗く暗い細道を、やや不安になるまで歩いていくと、
ほっこりと小さな提灯がみえる。

外に値段は出ていないので、下調べがなかったら
ちょいと支払いが不安で、足を踏み入れにくい、そんな雰囲気だ。

がたぴしときしむ戸口をひいて、
店にはいると、20人はいればいっぱいになってしまうという、
隊員ごのみの大きさの店である。

箸置きは、ホンモノの木瓜(ぼけ)や、桜、小梅。
それも人数分、すべて種類が異なっている。
この時点で隊員の心はすでにもっていかれている。

人数分用意されているおちょこも、すべて焼き物の種類が違う。
小盆の上に、ちょこなんと、
日本酒を注ぎ込まれるのを待っている。

●青柳とミル貝のぬた
●エシャロットのみそあえ
●ふきのとうの味噌焼
●そらまめ
●鰯の煮つけ
●おつくり
●筑前煮(いか、ごぼう、ほうれんそう、たけのこ)
●イシモチの塩焼き
●魚の骨のおせんべいと海苔
●ゆず風味のはまぐりのお吸い物
●あさりの炊き込みごはん

●干し柿でお茶

ガンガン焼酎のお湯割で盛り上がっているおぢさんたちを尻目に
隊員は「あら、あそこはスーパーリザーブシートね」と、
今後の通いつめに備えて、お店の中をくまなくチェキ。
ふたりでしっぽりデートをするには
絶好の座席がこあがりにあるのである。

いつか□□□□や
花緑ちゃんと
デートをするならここである。

最後のお茶をいただいていると
おかみが挨拶にやってきた。

すかさずトイレットにはってある
おかみの小唄の発表会の写真をネタに、
もりあがりをみせるおぢさんたち。

口のうまいチャラ坊Tは、
基本キャラが「マダムキラー」なので
おかみもイチコロである。

おかみはやおら三味線を取りだし、
春らしい小唄を3つ、隊員たちに披露してくれた。

「梅は咲いたか」
「春風がそよそよと」
「深川づくし」
の3曲である。

三の糸を下げて音を合わせ、
つやのある声で歌い始めるおかみに、
おぢさんたち、やんややんやの大喜びである。

こんなお店で、なんとびっくり
食事は5,000円である。

やっぱり
次回「味噌滋の会」や「グルメ研究会」や
「OLクラブ」で通いつめて、
馴染みになるしかないでしょう。
「下町研究会」のS藤さんの
会社にも近いから、教えてあげなくちゃ。

隊員も
この店でおかみの色気を学びとり、
いつかはきっとすわってみたい、
こあがりのスーパーリザーブーシート、なのである。




道のりは遠いぜよ。

でも、がんばれ、隊員♪









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