パイ皮で恋をつつんでお茶いれて知らん顔して食べさせてみた
クロネコの制服をきた兄さんは雨のにおいも運ぶ旅人
日に焼けた少年が来てうきうきと私の日々の10秒浪漫
恋なんてなくても生きてゆけるけどおいしいものは君と食べたい
実はまだあなたのことが好きなのでシングルでいる。わけはないでしょ
空腹で食べたいものがあったんだ君の小さな耳たぶふたつ
ゆらゆらと水草のよにゆれていた新宿ロフトロックステディ
しあわせをつかむ握力鍛えてる涙をぬぐうこぶしの形
あなたへの恋をたくらむ万華鏡見るたびちがう表情をする
人ごみとネオンをぬけて深夜寄席そこにはいないはずだった君
「宮戸川」みたいな雷雨私にはしがみつきたい君だけ不在
地下鉄で彼女はミュール脱ぎ捨てて赤いつま先回転をした
f分の1ではなくてf分のfで愛して揺るがずにいて
三連符みたいに君はやってくる私のドアをすりぬけてくる
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