ふるふるときみのメールをうけとめて赤いほのおをともすケータイ
この胸にふいにあなたがすみついて病原菌のように繁殖
糖朝のマンゴプリンになりたいの今度マンゴに生れてきたら
水彩の絵の具を買いにゆきたいと思うあなたの自転車にのり
つぎすぎて春のビールがこぼれちゃうあなたの前で緊張をする
おひさまの光が強くなってきたジュースみたいなカクテルを飲む
想像もつかないようなさみしさをなんであなたはくれちゃうんだろ
君が吐くすべての息をすいこんでいきていけたらそれでいいのに
ピコピコと律儀にともる留守電のランプの中で待っているきみ
せんそうはしたくないけどどうしてもうまのあわない上司らはいる
黄色でも白でも黒でも茶色でもからだのなかの血の色は 赤
きみだけが知っているのだ鋼鉄のわたしのこころ傷のつけかた
んじゃまたと君のメールは結ばれる複数形の愛がすけてる
うそつきなあなたの舌を噛み切って塩とレモンでレアで食べちゃう
外食がつづく野菜が不足するチョコを食べても荒れるくちびる
あいうえお順であなたにあってたら下の名前を呼び捨てにした?
選ばれないという名の島にいつだってひとりぼっちでつづく漂流
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